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バンドリのライブに初めて行ってきて色々限界化した感想その1(MyGO!!!!!「ちいさな一瞬」編)

はじめまして。
じうです。

突然ですが私は人生で初めてバンドリのライブに行きました。
行きましたが、あまりに衝撃的で、感情を動かされてしまったのでこうしてまとめたくなりました。

なのでまとめます……。
初めてこういったのを書くので、語彙もなければよく分かってないところもあると思いますが、生暖かい目で見ていただけると幸いです。


というわけで(?)、11/3〜11/5の3日間にて行われた「バンドリ12thライブ」の2日目MyGO!!!!!「ちいさな一瞬」、3日目Raise A Suilen「REVEAL」の2日間現地参戦した感想をダラダラ述べていこうと思います。

1.MyGO!!!!!「ちいさな一瞬」


まずは2日目から!!

と話してく前にまずこのライブの話をする前に私のバンドリ歴を軽く話しておくと、今から大体5年前くらいにアプリを始めたのがきっかけです。まぁ元々小さい頃から3DSでよく某太鼓とかリズムが天国なやつとかをやっていたので、その延長線といった感じです。更にいうとバンドもアニメも好きでして、その相乗効果でもうやらない理由はありませんでしたね!

でもちょうどRASの「UNSTOPPABLE」が追加された辺りでちょっと忙しくなってやらなくなってしまった感じで……6周年の時に当時これでもかと語り合った友人と一緒に久々にやったら楽しくて、あとRASのライブの完成度の高さに感動して再どハマりした所存です。

ちなみに最初にハマったのはRiseliaです。難しい曲も多かったのでシンプルによくやってくうちに好きになってましたね。

来年はRoseliaも行きたい…………



「ちいさな一瞬」の総合的な感想

「まずは結論から」というのがプレゼンかスピーチか何かの常識らしいので、初めにもう全体の感想を述べますと

「世界観が完璧すぎる…」

でした。
MyGO!!!!!といえばこの夏アニメがやりまして、あまりバンドリーマー以外からは見られないような始まり方をしたと、少なくとも私は認識してるわけですが、7話辺りで一気に人気が爆発しましたよね。かくいう私も確か5話辺りで「ヤバイ」との情報を受けて見た記憶はまだ新しいです。
確かにあれは「ヤバイ」しか言えなくなるのも分かります。ここではアニメの感想は「すごく良かった」くらいで済ませておきますが、いずれ色々感想を深掘りしてみたいかもしれませんね。

それで、世界観というのはまさしくそのアニメのことです。

MyGO!!!!!の曲って作詞が燈、作曲が立希で構成されてるじゃないですか。
立希が好きなのか、ほとんどの曲はザ・メロコアといった最高に盛り上がる感じで、そこは一旦置いておくのですが特徴的なのはやはり歌詞ですよね。

自省というか、自虐というか、ちょっと言葉選びが難し所ではありますが

死にたいほど深い孤独じゃないけど
このまま生きていけるほど耐えられる絶望じゃない
他人と比べることすら烏滸がましい劣等感

現代に生きる人なら老若男女問わずこんな感情をわりかし一定数の人が感じたことがあるんじゃないかと、私は思っています。
そんな感情を燈があの天才的なリリックセンスで出したことで起こる激しい共感、そしてそれらが表現できる五人だからこそ生まれる奇跡。
これがMyGO!!!!!の魅力なんじゃないかと、私は考えています。

熱すぎても何か違う
感傷的すぎても何か違う
この絶妙なライン。

これがライブ会場で音を体験したらこれらが視覚に、聴覚に、触覚に直に伝わってくるんですよ。しかも2段階用意された演出で。
とんでもない体験をしてしまったな、と思いました。
あそこにいたのは間違いなく燈で、愛音で、楽奈で、そよで、立希でした。
一人ひとり全て感想を言いたたいですが、それは次の「各楽曲の感想」でやろうと思います。
とにかく、あの空間には劣等を優しく包み込んでくれる天性の歌声と、安心して任せられる超カッコイイ楽器隊のサウンド、1バンドとして完璧なものが完全に揃ってました。
あの居心地の良さと楽しさと感動は生で体験するべきだと私は思うので、是非とも『迷ってる人』は足を運んでみて下さい。

私は披露しなかった曲もあるので、それらを全て体験するまでは迷い続けます(なんで春日影やらなかったの!?)。
あと東京ゲームショウで聴いた迷星叫のアコースティックver.も素敵だったので、アコースティックライブなんかをやってくれると私得ですね笑

そもそもペンライトを持つライブに数えるくらいしか行ったことがなかったので、そういう意味でも新鮮で良かったです。拳じゃなくてペンライトを掲げるライブもいいですね笑
ちなみにペンライトと言えばオレンジのペンライトをサビでグルグル回すヤツは初めて見たので少し驚きましたね。私の周りにはいませんでしたが。


ちなみに次のライブはなんとZeppツアーです。東京、福岡、大阪、名古屋。
仙台や札幌がない気もしますが、まぁ気長に待ちましょう。

私もいくつか申し込みました。

その後4月29日にはポピパとの合同ライブがあったりします。始まりのバンドと現在ストーリーが分かってる中だと最も最新のバンドの合同ライブ。それだけでもうそそるものがありますよね。

こっちは所用で行けません…………………………。

ポピパも「二重の虹」とか「ティアドロップス」とか「走り始めたばかりのキミへ」とか超好きなのでいつか行きたいです。

2つのライブ、どちらもアルバム「迷跡波」の中に最速選考が入ってますので、是非買いましょう。個人的にはかなりいいアルバムだと思っています。今ある曲は13/14曲入ってますので、そういった意味でも追いやすくてオススメです。
1st albumは名盤の法則ッ!

といった感じで、この辺りで一旦総括は終わりにしようと思います。

各楽曲の感想

ここからは「小さな一瞬」で披露した曲を1曲1曲話していこうと思います。
私が拾えたものを記憶の限り綴るので、席とかによって見え方も違うと思います。「あとこんないいポイントがあったよ!」がある方は避ければ教えてください。


無路矢

ちょっとこの曲を語る前に一つ。
この日、私は完全に一曲目を「壱雫空」だと思って準備してました。
もしこの雨が~
で「ジャーン!」とあのギターから始まる始まり、とてつもなくしっくりきました。
そしてMyGo!!!!!で一番好きな曲が「無路矢」です。

開始のMC、あれは確か「名無声」の歌詞でしたでしょうか。燈ちゃんがゆっくりと、噛み締めるように語るところから一瞬は始まりました(ここでやっと紗幕があることに気がつく)。
席はざっくり言うと愛音ちゃん方向の二階のどこかで体験してました。
あの難しいFコードをかっこよくジャーン!と鳴らすぞ!と身構えてました。

ですが実際、体に入ってきた音はあの楽奈ちゃんが持ってるヴィンテージギターから生み出される、ノスタルジックで70年代よろしくな重いサウンド。
初手無路矢!?!?!?!?!?!?!?
確かに今年のアニサマでやったとは聞いたけど!!
まさかもう一度やってくるとは………驚愕のあまり「うおー!」としか言えなかったです。
そして紗幕からもしっかり見える五人の姿。
何故か知らないけどここでもう泣きそうになりました。
しかし泣くにはまだ早い。


この曲の醍醐味と言えばやはり燈ちゃんと楽奈ちゃんの掛け合い、楽奈ちゃんの超ハイトーンボイスです。初めて聴いた時は歌詞があることに気づかなかった。
そこにリッキーの深く沈むドラムとそよさんの安定した基盤となるベース、楽奈ちゃんのフレーズを際立出せるためには必要不可欠な、愛音ちゃんの曲をより豪華にするギター。

これを遂に生で聞けてしまった!!ああ!なんて!
もうそんなことしか考えられていなかった気がします。
スポットライトも二人が見やすいようになっており、より孤独という共感で繋がった二人を際立たせる演出になってました。

そしてなにより歌詞がいい!

生まれた地球(ほし)だけ
〈生まれた地球(ほし)が〉
同じだけだった
〈同じだけだよ〉
僕と君なのに
〈なのに ああ君と〉
音の中でなら 話せたんだ
〈音の中では話せた〉

ここが特に好きです。天才というか、少し周りと感性の違う二人が初めて通じ合う感覚を手に入れたことに対する喜び、戸惑い、そんなものを感じられて最高です。

ジリジリ焦げる 紙を擦る熱が
狼煙になる ここにいると
〈好きに掻き〉
空へ高くのぼってく

ここの歌詞も最高にカッコいいですよね……。燈ちゃんがノートに歌詞を書いていることから来てるんでしょうが、センスの塊です。

もうこれが体験できただけで来た価値があった……そう思ってしまうくらい最高な完成度でした。
楽奈ちゃんはショートヘアですが、声優の青木陽菜さんは長い髪を持っており、ギターを持って髪の隙間から見えるアンニュイな雰囲気がこの曲を更に良くしていたように思えました。それと立ち姿が美しい……。完全に世界に入り込んだバンドマンのそれでしたね。

そして燈ちゃんも完全に燈ちゃんで、1曲目から完全に世界に入り込んでおり、こちらを引きずり込む気が満々で最高でした。

名無声

そして間髪置くことなく入ってきた名無声。
この辺りで五人にライトが当たり、見やすくなりました。

めちゃくちゃ愛音ちゃんが見える!!!!!!!!!!
堂々と弾いててかっこいい!!!

やっぱり愛音ちゃんのギター超カッコいいですよね。
それに加えて超いい表情で弾くものですから最高ですよね。
楽奈ちゃんはどちらかと言えば「私のギターを聴け!」みたいな感じの動きでしたが、愛音ちゃんは「みんな見てる~私すごいでしょ!」みたいな違いがあって、ホントにキャラそのものですよね。

私は愛音ちゃんサイドだったので愛音ちゃん、そよさん辺りが見やすい配置でしたが、意外と紗幕が薄く、愛音ちゃんがニコニコいい笑顔で、そよさんも微笑んで、楽奈ちゃんはちょっと嬉しそうな無表情で、リッキーはもうノリノリで、燈ちゃんは必至に叫んでる表情もしっかり見えてMyGO!!!!!の解像度が高くなった気がしました。

名無声、これこそ自省の感情がこれでもかと出た曲だと思ってます。

燈ちゃんが抱えている重いものをしがらみもなく前に出すこの曲、私の周りだとあまり意見を聞きませんが、名無声、私はかなり好きです。

「おーおーおー」の部分は大きな声でいこうかと思いましたが、微妙にやってるような、やってないような感じだったので、口パクでやったりしてました。



Henceforth

Henceforth!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
Orangestarさん!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
私、ボカロも大好きなので、これには驚き桃ノ木でした。
勿論、カバーしているのをYouTubeで聴いてますけど、まさか今回もカバーが来るとは…………。
4thライブまでは曲数的にもカバーが入るのは分かりますが……まさか今回も来るとは思ってませんでした。
前日のポピパのセトリを確認した時に、確か13曲くらいだった記憶があるので、てっきり全曲オリジナルでいくかと思ってたのでもう目が飛び出ましたよ。

カバーなのであまり多くは語りませんが、Orangestarさんの清涼感ある世界観とMyGO!!!!!の青っぽい雰囲気が合ってて最高でしたね。

ちなみにOrangestarさんの曲だと「残灯花火」「Lingering Fireworks」「雨き声残響」がオススメです。
全部オススメです。「新世界LIVE」とか。



MC

というわけでMCタイムに入りました。
バンドのMCといえば割と緩い雰囲気で、結構曲と違ったMCをするところが多いのですが(それはそれで休憩できて〇)、MyGO!!!!!はMCも完璧でしたね。
まず愛音ちゃんが引っ張って、そこに4人が(楽奈ちゃんはあんまり)入っていくという感じで、まさに私が思い描いていたMyGO!!!!!のMCがそこにはありましたね。

「今日東京から来たよーって人~? ……いっぱいいる~! じゃあみんなANON TOKYOってこと?」
「それは違う。東京は愛音のものじゃないし」
「違うんじゃないかなー」

ここは最高でしたね。多分アニメ以降の5人でのライブでも一回くらいやってると思います。会場の全員で「Foo~!」言ってましたからね。みなさんの解像度もめちゃめちゃ高いなと思いました。

「えー。………みなさん、本日はお越しいただきありがとうございます。」
「リッキーなんかつめたーい」
「うるさい」
「で、でも立希ちゃんも優しいところがあって!」
「燈!? そ、そういうのはいいから」

ここちょっとうろ覚えですが確かこんな流れだった気がします。
ここも良かったですね。リッキー絡みの良いところ全部出てたように思えます。
MCの時ここが一番会場が盛り上がってたような気もしますね。


「……バルコニー」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「なんて言えばいいの?」
「配信の人とかじゃない?」
「はいしんのひと」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「えと、その、なに言ったら……」
「ぜんいん!でいいんじゃない?」
「分かった………ぜん、いんっ!」

この辺りはコールアンドレスポンスというやつのくだりでしたね。
ちなみにこれを読んでいる方、誰が誰のセリフだか分かりますか?
私の解像度が低い可能性もありますが、あの声で再生されていたらいいですね。

そういえば、メンバー紹介やガチャガチャ楽器を鳴らすとか、MCあるあるのそれがなかったのもMyGO!!!!!らしくてよかったですね。

そんなこんなで楽しくも世界観がきちんと確立されたMCタイムは終わりました。


猛独が襲う

一二三さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
猛独が襲う!!!!!!!!!!

私が大好きな一曲です。
本家もこれでもかというほど聴きましたし、私の好きなVirtual Singer Songwriterの人が最初にあげた歌動画だったりするので色んな意味でも思い入れが深い曲です。

突き抜けるようなギターとヌルっと入るサビ、感情が乗りやすい歌詞、もう何もかもが好きな曲です。

ボカロ好き的には伝説入りしてますしかなり有名ですが、一般認知度がイマイチなのは未だ謎です。

この曲は心に入ってくる声の人が歌うとすごい化学反応を産みます。
つまりMyGO!!!!!……燈ちゃんもそういうことです…!


影色舞

きました!影色舞!!

みなさん大好きワイパーの時間です。
私も大好きです。

まず楽奈ちゃんの特徴的なギターから始まりますよね。
そして燈ちゃんのあのステップ、可愛らしく手を地面と平行にしながら踏みます。

多分映像で300回は見たんじゃないでしょうか?
あのステップを生で見た瞬間にはもうテンション爆上がりで前の椅子に膝を打ちました……笑。

この曲は歌詞も雰囲気が違うていいですよね。
少し明るいと言いますか、後ろ向きに前進みたいな。
兎にも角にも楽しい1曲です。

確かこの時、楽奈ちゃんが超ノリノリで弾いてて、ステージにある小さな台に乗ってはジャンプしてたような記憶がありますね。燈ちゃんとの背中合わせも良かったです。

楽しそう。

でもなんかそれぞれがそれぞれに楽しんでるなぁ……と思ってたらその伏線が後々回収されるとは………。


swim

04 Limited Sazabys!!!
あまり聴いてこなかったバンドですが、流石にこの曲は知ってました。カバーもYouTubeの方に上がってますので聴いてみるといいことがあります。
ベースボーカルがいたり、変形ギターがいたりと、改めて見るとレイヤや香澄を思い起こさせる気がしなくもないですね。

あまり詳しいバンドではないのでざっくりしたことしか言えませんが、サビの疾走感とちょっと儚く感じるサウンドがMyGO!!!!!の方でも出ててよかったですね。

あと確か、この後の曲かこの曲かちょっとあやふやなんですが、ラスサビ前にここで初めて5人が真ん中に集まって顔を合わせる場面があったのですが、愛音ちゃんがちょっと集まるのを忘れかけてて、走って向かっていったのですこし微笑ましくなりました。

多分やろうといったのは愛音ちゃんなんだろうなぁ……それで本番になって楽しんじゃってて忘れてそうではありますよね。


音一会

この曲で第一部終了です。

音一会、みんなに「ありがとう」を伝える曲だと、確か羊宮さんがおっしゃっていた記憶があります。

でもこの曲、ずっと思ってたことが一つだけあって

「いや、これ合わせるの難しすぎない!?」

です。
MyGO!!!!!の中には語りパートが入ってる曲がいくつかありますが、音一会と焚音打に関しては合わせ難易度がとてつもなく高いんじゃないかと、私は思ってます。
あのスピード感で語りと音を合わせなくちゃいけないのは、かなり大変ですよね。普通のバンドだとまず聴かないと思います。

そんな音一会、ちょっとズレが生まれた部分もありましたが、サビ前には完璧に合わせてきていて、流石だなぁと思いました。

この曲も「おーおーおー」とコーラスが入る場所がありますが、ここでも私は心でだけ答えることにしておきました…。



人間になりたいうた

さて、ここから第二部です。
1度5人が袖に戻り、紗幕に映像が映し出されます。

トン、トン、トン、トンと、スニーカーの足音と共に語りが始まります。
五人の姿は見えません。
続いて、カツ、カツ、カツ、カツと、ヒールで歩いたような音が混ざり合います。
ああ、これで五人が集まっていき、MyGO!!!!!となっていくのか
そんなことを考えながら聴いていると、ついに紗幕が上がります。

会場でみなさんが「おおー!」という声を上げると同時に真っ暗なステージでなにが起こるのか、ワクワクして待っていると

「僕は詩をうたいます」

この朗読は!!!!!!!
10話で聞いたことのあるそれです!
確かアニメを見ていた時に「実際にこんな人がステージに立ってたらどうなんだろうなぁ」と思いながら見てましたが、実際に生で見るとすごいですね。
全ての中身を知ってるとは言え、メロディーも何もない状態であそこまで聞き入ってしまうようなものだとは思ってもいませんでした。
これも燈ちゃんがいかに本気で考えていて、本気で悩んでいるのかが伝わるのは、完全に天性のもので、表情、動き、声色、それらが完璧に合わさった瞬間に生まれる奇跡的な化学反応だと、私は思います。


詩超絆

ボーカルは星
そして続けてきました。
5人で集まるのに必要なのは御託ではなく、音をぶつけ合うことだったんですね。

最初は燈ちゃんだけで、次に楽奈ちゃん、リッキー、愛音ちゃん、そよさんの順で集まってきて、完全にアニメ再現になってましたね。

徐々に一つずつ集まっていく音を生で体感していると、どの音も欠かせなくて、ホントに凄い確率で集まった5人なんだなぁと心の底から思います。

この曲はそよさんのベースがほかの曲よりも耳に入ってくるので、そういう意味でも好きですね。
普段は性格からか、ベースというポジションからか、サポートにまわりがちですがこの曲の主人公はそよさんです。ガツンと体に響いてくるベースはやはり嬉しいですね(私がベース好きなだけですが)。

それに歌詞も最高です。
MyGO!!!!!がMyGO!!!!!になるために、全員が集まるために仕立て上げられた曲と言っても過言じゃありません。

そしてここで初めて全員がそれぞれ目線を交わしながら演奏しましたね。
なるほど、今までそれぞれがそれぞれに振る舞ってたのはこのためかと、舌鼓を打ちましたね。
やはりバンドは心が通い合ってなくちゃいい演奏はできません。
そういうものだと私は思ってます。
バンドなら音で語れ! ということなのでしょうか。

迷路日々

詩超絆の次と言ったら、それは迷路日々になりますよね!
疾走感でいえばMyGO!!!!!屈指の楽曲で、アニメでもこの辺りで「迷子でも進め!」と、その方向性が明確になってきますよね。

この曲は特に

名前のない感情 ああ 抱きしめてる
ちいさな一瞬 あつめたい

とかのBメロ? の辺りが好きですね。
アニメ映像だと愛音ちゃんが頑張って弾いてる描写があって好きです。ライブだと結構軽やかに弾いてて「上手くなってる~」と少し感動しましたね笑
アニメでも数少ないそよさんが笑顔で弾いている貴重な曲で、ライブでも楽しそうで嬉しかったですね。


迷星叫

もはやこの曲は話すことがあるんでしょうか?
全ての始まりです。
私は初めから知っていたわけではないですが、この曲はホントに始まりにもってこいな曲だなと思います。
僕は僕以外になれない、それでもちょっと君に届いてくれると嬉しいな
そんなことを言ってる気がします。

問われることは何故か 将来のことばかり
目の前にいる僕の 今はおざなりで

ここがかなり好きだったりします。よく考えてみると数年後の自分のことばかりを考えて周りは話してくれますが、今に寄り添ってくれる人というのは貴重です。
もしそういう方が近くにいるなら大切にしてください。

この間奏で燈ちゃんが「迷子でも進めー!!」と強く叫んでいたのはすごかったですね。
それに曲の完成度も他の曲とは一線を画すくらい嚙み合ってて、そういったのも含めてこの曲の大切さ、特別感を味わえて非常に良かったです。

林鼓子さん曰く「この曲はついつい大事なところに入れちゃう」とのことだったので、ラストの方に持って来たのも納得です笑


碧天伴走

「最後の曲です」

そう言われたときに「えー!」というのが定番ですが、これだけ心の底から言ったのはいつ振りか分かりません。
体感5分どころの騒ぎじゃありません。

碧天伴走、最後にこの曲かと思いました。
選曲が良すぎる。
頑張ってる人を素直に頑張ってると言ってくれる曲ですね。
MVを見た時愛音ちゃんもこんな感情抱いてるんだと思いました。

確か、間奏でなにか燈ちゃんが叫んでいたのですが、そろそろ記憶のキャパが狭い私では思い出せない領域まできてしまったので、覚えている方がいたら教えて欲しいです。

誰かには ちっぽけなものだったとしても
君にとっては なにより大事なこと
壊さないで 失わないで 守りたいから
となりにいる

ここの歌詞が好きなのですが、ここをを歌う燈ちゃんが物凄く大切なものを思い浮かべるような目で歌っていたのが印象的でたまりませんでした。

あと、アニメでもやったサビ終わりに人差し指を前に出す動作、誰でもできる動作ですが、あそこに魂を宿してるかのような力強く、それでいて優しく演出しているのは、乗ってる想いを感じさせます。

さて、そんなこんなで終わってしまいました。
ここで私は初めて腕時計を確認しました。
時刻は19:30

……え、もう一時間半?
というか、終わるのはやくない?

アンコール

勿論終わるわけがないですよね。
「アンコール!アンコール!」と叫ぶ声の中に「マ・イ・ゴ!マ・イ・ゴ!」と叫んでる人がいたのは少し面白かったですね。

あと隣の人に話しかけられたのは少しビックリしましたね笑
こういう交流は好きですが、私のコミュニケーション能力なんてあってないようなものですから。
それでも辛うじて会話にはなったと思いますので、問題ない……と思いたい。

栞、地味にかなり好きです。
てっきり愛音ちゃんと楽奈ちゃんと燈ちゃんが座って、そよさんリッキーは後ろで演奏(もしくは袖で待機)だと思ってたので、全員座った時はビックリしましたね。
真ん中に座る燈ちゃん、アコースティックギターを構える二人、カホンに座るリッキー、ここまでは読めていましたがそよさんに驚きました。

アコースティックベース!!?!?!?!?!?!?

今まで実際に使ってるのを生で見たことなんて数えるほどですし、そよさんがアコースティックベースの方も驚きですね。
ギターもですが、結構感触が違うので片方弾けても難しいらしいです。
私は弾けないので、あくまで聞いた話なのですが、悪しからず。

この曲も頑張っている人の曲だと思っています。
でも、こちらは一旦立ち止まり、自分を休めてもいいんだよと教えてくれる優しい曲です。

正直アコースティックベースを見た感動で他のことをあまり覚えていないんですが、やはりこの曲のポイントと言えば1番が終わった瞬間にベースとドラムが入ってくるところですよね。
全員集合!という感じがして、少し泣きそうになります。

それと、リッキーが今までにないくらいノリノリでシンバルを叩いていたのが見えてよかったです。
ドラムグローブというものがあるのですが、それをつけても痛くないのかな? とちょっと思ってしまうくらいにはノリノリで叩いてましたね笑

やっぱり燈ちゃんの歌声のバラードは刺さります。会場で体験すると尚更でした。

MC

ここでそれぞれ、羊宮さん、立石さん、青木さん、小日向さん、林さんになりました。
それでまずは前に流れた情報の宣伝、円盤や次のZeppツアーや合同ライブなど、色々てんこ盛りな話をしました。これからのMyGO!!!!!にも期待ですね。

ツアーの話をしようとしてモニターを見たら自分が映ってて恥ずかしがる羊宮さん、素直に可愛いと言われて照れる立石さん、Zeppコールを始める林さん、辺りを見渡していたら全員真ん中に寄っていて1人ポツンとする青木さん、一人ひとりの挨拶がもう始まってのに気づかなくて焦る小日向さん

この間20分くらいなのに、キャラクターもビックリするくらいに情報量が多いですね笑

そしてここでもまだ終わらないのがMyGO!!!!!、再び全員持ち場に着きます。
この時青木さんが「いいの? もう楽奈に戻るよ?」と言っていたのが面白かったですね。
一番言いたいことが言えなさそうで大変です笑


壱雫空

「もしこの雨が──────」

ついにきました! アニメOP!
私も大好きな曲です。
私のアニメOPオススメポイントはサビ前の難しいフレーズが弾けて満面の笑みを浮かべる愛音ちゃんです。
あとサビで燈ちゃんが傘を掲げながら歌ってるのもいいですね。
というか、このOPは1フレームごとに何か言いたいくらい色々詰まってるような気がします。
ちなみにこの曲の時もなにか間奏で燈ちゃんが言ってた記憶があるのですが、生憎の記憶力でまるで思い出せませんでした………。

実は1番Bメロで2番を歌ってたことは内緒です。
こういうハプニングもライブの醍醐味だったりしますよね。もう見られないレア映像かも。

「こーのー雨が上がっていくとき」の入り方が最高にいいですよね。もう盛り上がることが確定してるサビを期待させてくれます。
あと

迷い続けるこの空といこう
(曖昧に透ける色 眺めていたい)

この辺りで「ハイ!ハイ!」と言うところがあるのは知らなかったのでびっくりしました。
燈ちゃんも珍しく煽ってて、ちょっとバンド感が増していた様な気もします笑

焚音打

「これで本当に、本当に最後の曲です!」

そう燈ちゃんが宣言しながら始まった最後の最後の曲、焚音打でした。

この曲は少し燈ちゃんの重さのベクトルが違くて好きです。

キャラクター全員の名前が入った歌詞といい、最終回感がすごいです。

それぞれの拳の中に
握ってるものは 違ったっていいんだよ
このパンクロックの中で同じ熱になれるいまがすべて

ここの歌詞がかなり好きだったりします。
詩超絆を経たあとの五人の曲って感じがします。

この曲は先程話した通り、音一会と並んで合わせるのが難しい曲だと勝手に思っている曲です。語るのに速い。
やっぱり超難しそうでしたが、熱量と想いは間違いなく伝わってくる振る舞いでした。サビには完璧に合わせてきていたので、対応力(?)は流石ですね。
語りある曲のリッキーとそよさんの大変さが伝わってきます……。

あと、銀テープが大砲みたいに撃ち上がってきましたね。
高さ的にもしかしたら来るのかと思いましたが、流石に二階は来ませんでしたね…多分前方エリアの人達のところに行くようになってたと思います。
それでも運がいい方は配られたりするらしいですが、私はそんなラッキーもありませんでした笑
今までほとんど銀テープとかが撃ち上がるライブに行ったことがなかったので、少し新鮮でした。意外と滞空時間ありますね。

最後だから全てを出し切る気概を感じました。

そして最後に右側、左側、真ん中の順に深々と礼をして終わりました。
左側に来た時に目線の位置がちょうど二階と三階の間辺りだったので、はっきり上げた顔が見えて、すごくいい表情をされていましたね。
最後、真ん中は羊宮さんがマイクを置いて、生声での発声で「ありがとうございました」と、それに続いて4人も「ありがとうございました」と、深々と礼をして終わりました。
ガーデンシアターは結構大きな会場でしたが、それでも響き渡って聞こえるくらいはっきり聞こえて、声優って凄いと思いましたね。
髪色が少し明るくなった小日向さんが少し涙目だったのも印象的でした。


最後に

もしここまで読んでくださった方がいたら、とても嬉しいです。
ありがとうございます。
感想は全て出し尽くしました。多分。

MyGO!!!!!のライブがどれほど最高なものだったか、少しでも伝わっていたら幸いです。

ちなみに私は友人と一緒に行ったのですが、この文章で語られているそのほとんどはライブ後から寝るまでの間にずっと話していた内容になります。
とはいえ私が8割くらい一方的に話していたような記憶もありますが笑
友人の方は羊宮さんの可愛さに憑りつかれてしまったようで、感想の7割くらいが羊宮さんの話でした。

と、そんなところでバンドリ12thライブ2日目、MyGO!!!!!「ちいさな一瞬」の感想は終わりにしようと思います。

恐らくその1と書かれているということは、その2もきっと書く気でいるのでしょう。

もし投稿できた際は、一読いただけたら幸いです。

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