命短き推しを推す
※特定の活動者や団体を指したものではありません。
ここ2年ほど、テレビ番組を見るよりYouTubeを再生している時間のほうが圧倒的に長い生活を送っています。
そんな生活をしていれば自然と目にする【Vtuber】
Twitterでは炎上案件を中心に情報がまわってくるため「個人勢は半年で消える活動者がほとんど」「突然の炎上→無期限活動休止」と推しが突然いなくなったファンの阿鼻叫喚が目につき、界隈には近づかないでおこうと思っていました。
が、がっつりハマりました。
正直Vtuberってなにしてるかも知らなくて、意外なのは雑談メインで活動してる人も多くてラジオ感覚で聞けて面白い。
FPSではプロゲーマーかと思うほどテクニックを磨いてる猛者もいて、練習風景もガチの反省会&対策&反復練習。
案件かかえてるVもいるし「この人たちいつ寝てるの?」
「『引きこもりだからUber助かるw』とか言うけど、外出する暇もないって意味じゃない?」
「ライブ配信の歌唱でこのクオリティか?」
と生半可じゃ続けられない事実を知って痺れました。
その分いつ推しがいなくなるかわからない不安も常になりました。
しかし、ある活動者の『私達の活動はいつか終わりが来るから「もっと推しておけばよかった」ってならないように全力で推してほしい。』(無理しない程度に)という発言で少し前向きに考えられるようになりました。
ジャンルは全く違うけど、歌舞伎役者の十八代目 中村 勘三郎さん。
シネマ歌舞伎(映画館で過去の歌舞伎座公演を上映する)で好きになりいつか歌舞伎座に観に行こうと家族と話していました。
人気役者だけありチケットが取れず、プライベートでも会社が倒産し忙しくしている内に癌でお亡くなりになってしまいとても残念でした。
畏れ多くて推しだなんて言えませんが、あの時もう少し頑張っていれば舞台で変幻自在にたちまわるお姿を見れたのではないかととても後悔してます。
Vtuberでも生身の人間でもいつどうなるかわからないから、今を全力で推そうと思いながら今日もYouTubeを開きます。