DV彼氏と別れた時
DV彼氏とは結局6年ほど一緒にいました。
高校3年から、入社3年目まで。
何度も別れ話はしたけど、ちゃんと別れるまでそれほどの期間を要しました。
怖くて。
今思うと理由はそれだけ。
別れ話を決めたのは、
なんでだか、別れようとはずっと思っていて、
けど怖くて別れられないし、
私が死ぬか、DV彼氏が死ぬかの2択しかないと本気で思ってました。
その日は、喧嘩か何かをしていて、
LINEで怒られて、精神的に限界を感じていたんですよね。
手が痺れてきて、感覚がなくなって、手が開けなくなって…
仕事終わりに、今の旦那に(当時は付き合ってなかった)『今日別れてくるので、別れたらご飯に行きましょう!』と宣言しました。
殴られる覚悟で、殴られてもいい、この悪夢から抜け出したくて必死でした。
職場から車でDV彼氏の自宅へ向かって、
『別れたい』
そう伝えたら、いつものように優しい声で
色々言われたと思います。
ごめんとか、優しくするとか、そんなこと。
今文書を書いていても、
吐き気や怒りを思い出します。
結局ちゃんと了承はしてもらえず、
そこからが長かった…
毎日3-5時間ほど電話で脅されたり、
(仕事終わりから朝まで毎日)
自殺して、遺書にお前のせいだと書いてやる
そうすればお前は罪に問われる。
職場にもあることないこと電話してやる
そんな事を毎日毎日、電話やら直接やら…
本当にストレスと寝不足で苦しい毎日でした。
職場に言われたら困るし、
自殺されたらたまったもんじゃない
別れてもずっとずっと付きまとう。
精神的に限界を迎えていて、
今の旦那に相談をしました。
(同じ職場だったので)
『DV彼氏に脅されていて、職場に電話するとか言われている。あなたにも迷惑をかけてしまうかもしれない』
そう泣きながら伝えました。
旦那から言われた返事が
『貴女が思っているほど悪いことは起こらない。
もし職場に連絡されたとしても、会社は貴女を守ります。〇〇さん(他の上司)は、義理堅いひとで、原因を貴女に聞くかもしれないけど、その理由を聞いたら絶対貴女を守ってくれる人です。』
『私も貴女を信頼しています。もし職場に居づらくなったら一緒に転職してもいいよ。海外でカフェでもやったら楽しいかもね』
それを聞いてたくさん泣いて、負けない決心をしました。
DV彼氏には『職場に電話でもなんでもすればいい。電話をしたとして別れるのは辞めないし、もう何を言われても私は止めないし勝手にして』と断言しました。
ちなみにそう言ったとき、
今まで怒鳴って脅しばかりだったDV彼氏には
『ごめん、そんなことはしない』と謝られました。
そうして、何を言われても自分の意見を曲げずに数ヶ月。DV彼氏はやっと諦めてくれたのです。
もちろんブロックすればよかった話な気もしますが、職場に来られたり、待ち伏せが怖かったので相手が諦めるまで私はずっと対抗し続けた形です。
DV彼氏と付き合って得たものは、
ギャンブルの知識
借金
中絶経験
トラウマ
ざっとこんな感じ。
本当に無駄な時間でした。
でも、今幸せだから、
もう昔を振り返って落ち込むのはやめることにしてます。
バカバカしい話ですが、
誰かの参考になればなと思います。