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アラサー女は生き方のレールの外れ方がわからない

\ ようこそ /


残暑がいつまで続くのか、
おそろしいささみです。


わたしは、かなり前から仕事を辞めたいと思っている。

やりがいを感じないし、お給料は安い。
人手不足で忙しいのに、人員補充をしてくれない。

この職場で年齢を重ねていくだけ、
と考えたら不安になる。


なので、
年度いっぱいくらいで辞めたいな、と思っている。


という旨の話を母にしようとしてみた。


母とは仲がいいのだけど、
子離れができていない母である。

母にしてみたらかわいい娘なので心配になったのだろう、

「辞めて大丈夫なの?」
「せっかく取った資格なのに使わないの?」
「こういう資格はとった方がいいと思うよ」

などなど、意見がわんさか出てきた。

まぁ分かる。
4年かけて大学に通って取った国家資格。
そりゃ使わないともったいない気もする。

医療職だから一生使えるというのも分かる。


けれど、わたしとしてはもう医療系はいいかな、
と吹っ切れてしまった感がある。

人に尽くしたところで理不尽な対応もされるし、
待遇にも満足がいかない。


わたしにやりたいことが明確にあったり、
母に強く意見できる娘だったなら、
母を安心させる言葉が出てきたかもしれない。


しかし、
わたしはレールの外れた生き方がわからない


母の子離れができない原因は
父方の親戚と折り合いが悪いことなのだけど、
母はわたしを守ってくれていた。

そしてわたしも子どもながらに、
母に心配をかけまいと生きてきた。


母はわたしが道を外れないように、わたしにレールを用意し、
わたしは母の期待に応えるように、そのレールの上を生きてきた。

たまに外れることはあっても、
母の目の届く範囲でのことだった。


今までは多少窮屈に感じることはあっても、
別にこんなもんか、と流せていた。


しかしここにきて困った。


用意されていないレールの上を生きたことがない。
自分でレールの敷き方が分からない。

母の想定外のことをするのに、
とても抵抗がある。


母とは仲がいいし、いい母だとは思う。

ただあまりに、わたしがいい娘でありすぎた。


反抗したり、
自分の希望を通そうとすることがなかった。

せいぜい一人暮らしを決めたことくらいである。


はてさて、
自分の人生を生きるむずかしさに直面してしまった。
どうしたもんか。


自分のやりたいことを見つけるのにも苦労するけど、
周囲の意見を聞こうとしすぎるのにも困ったもんだ。


自分の気持ちと向き合う以外にも、
自分の気持ちを伝えることにも向き合っていかないといけないな。

がんばろうね、わたし。


ここまでのお付き合いいただきありがとうございました。

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ささみ@アラサー女
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