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前半/さきほど田舎に逃げてきた話。

"他人といると疲れる病"を患ったらしい。

私ってもしかして連休というシステムをうまく楽しめない人?こないだのGWはそんなこと考えなかったはずなんだけど‥
私が逃げたのは夫からだ。ただし、夫は何も悪くない。最近多忙で夜遅く帰って来て、朝も通常通り早く出る。あと、下肢静脈瘤のせいで左足が重いといってちょっとダウナー気味なのだ。
うつの私の方がまだ元気だ。仕事してない分、体調良いはずだ。

夫にはせっかくの連休、お家でのんびりしてほしい。
ただ、私が2日以上誰かと家の中で一緒にいるのが急に耐えられなくなってしまっただけ。夫が悪いわけじゃないの。
夫がNetflixで見てる美味しんぼの、富井副部長の甲高い声(加藤治さん、ほんとすみません)が、すっげーーうるさいとか、冷蔵庫の閉まる音がやけに響くとか、それは私がなんだか敏感だからだ。

だから私は田舎に逃げてきた。とりあえず都心とは逆の方向の電車に乗って、都会と田舎のマイルドミックスのような街の駅(名前は伏せる)で降りた。
学生時代の友達ミカちゃんが住んでた街だ、とか思い出した。なんでそんなくだらないことは覚えてるんだろう。忘れればいいのに。そんなことで脳みそのメモリ使うなよ、私。

前知識のない街で歩く時、駅の降り場は"西か東か問題"があると思う。つまり、西は発展してて飲み食いできるお店があるが、東は手入れされてなく閑散としてるみたいな。

この街は西も東もそこそこのんびりできそうだ。
昼食はまだ。セガフレードに入ることにした。
受付のお姉さんに「iDはご利用になれません」と言われたので、一万円を出した。
ごめんね、細かいのがなくて。と心の中で謝った。

〜たぶん 後半につづく〜