予想をした上で予想をやめる
こんばんちは。
少し前に書いた競馬予想手順の雑なまとめ、シンプルに予想しようとすると上位人気になりがちです。
これで当たる分には申し分ないのですが、走るのが馬な以上はそうもいきません。
今回は予想をした上で何を買うのかを自分の解釈を書いていきます。
◯自分の的中率を知る
ネットで馬券を買っている人は簡単に自分の的中率や回収率を見ることができます。平均は20%くらいらしいです。
単勝5倍の馬券を買い続けても±0にしかならない計算です。
人気馬しか買わないしもっとあるよという人でも
1番人気の勝率は30%程度なので3倍程度の単勝を買い続けていると緩やかに負けていきます。
なので、自分の的中率×オッズが100を超えるような馬券が買えると理想だと思います。
100を超えるような馬を買えばいいわけではないというところが難しいのですが…。
その点について次に続きます。
◯「美味しい」を探す
「自分が考えるオッズ(来る確率)に対する現在のオッズ」が高ければ高いほどいいというお話。
1番人気の勝つ確率が30%だと前述しましたが、自分では30%くらいで勝てそうと思う馬が5倍なり10倍付いているような状態。
これが「美味しい」、期待値が高いって奴ですね。
よく千鳥ノブさんの”G1は予想せずルメール”の画像が流れてきますが
理由もなくルメール騎手というだけで人気する事も多いので、そういった考えに囚われると危険です。
逆らいすぎても痛い目見るのが難しいところですがw
美味しいを探すのが自分の予想の楽しみであり、的中率との擦り合わせが馬券の買い方だと考えます。
明らかに美味しいけど自分の的中率を考えると手を出しにくい
それを埋め合わせる為の調教やパドック、トラックバイアスだったりデータなのかなと。
受け売りですけどね。
◯買わないのも戦略
馬券は買わなければ回収率100%です。
オッズに妙味を感じない、なのに点数を絞れないような場合は見るだけにするのも勉強です。
”見”したレースで次繋がりそうな馬を探すのも大切な予想のファクターの一つ。
重賞しかやらない人でもほぼ毎週機会はやってきます。
それでも我慢できない人は穴党になるか僕と一緒に病院に行きましょう…。
◯趣味として楽しむか娯楽の一つなのか
僕の周りでも有馬記念だけ、ダービーだけ馬券を買ってる人をよく見かけます。
そんな人達に期待値が〜とか言うつもりはさらさらありません。
むしろ短いスパンで見るなら自分の考える強い馬を、人気でも買う方が正解に近いと思います。
ですがG1・重賞だけでも毎週楽しんでる方々にはこういった考えを頭の片隅に入れて欲しいなと思います。
目の前のレースだけに全力投球・一喜一憂し過ぎず、長い目で楽しんでもらいたいです。
勝ちそうな馬・馬券になりそうな馬を予想してドンピシャで当てる、これ以上気持ちの良いものはないでしょう。
しかしそこで一歩下がった視点から見て、過小評価されてるオッズの馬を買い続けるのが長く楽しむコツだと考えます。
予想をした上で予想をやめて、気長に楽しんでみませんか?
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