幸せのハードル
前回の投稿から7ヶ月💦
4月から夜勤も加わり、通所施設ではなかったことが沢山経験出来ている。
入所利用者=自宅や一般社会では過ごしにくい方。出来ないこと多いけど、それぞれの価値で生きている。
はじめは、便まみれのトイレを見て気分が沈んだけど。便秘で苦しんで不安定になる利用者さん、5日目やっと排便✨
思わず喜びが出て、お道で当たり前に排便できることのお働きへの感謝の意味がわかった。
それからは、便いじりの利用者が顔も服も塗れて出てきても何とも思わなくなったし。
笑顔で自分の出した便を投げる人がいても、笑って過ごせるようになったりー。
元気に過ごせることがこんなにもありがたいのかと。
夜勤になるとまたいろいろあって😅
見回りに行くと、眠れないからか自分の服を濡らし全裸で廊下を歩く男性利用者さんに追いかけられたりもして💦
いつもはとても良い人なんだけど、暗い中真顔の全裸の人に追いかけられるとこれほど怖いものなんだと肌で感じる経験もした。
熱を出された方、眠れなくて眠剤を提供する前には、ご本人の頭を撫でながらおさづけを取り継がせてもらい。頭を触られたことが嬉しかったのか私をニコニコ見つめて、次の日にはすっきりと目覚められた姿を見て、ご守護をいただけたのだと感じたり。
(利用者は素直だから神様の想いがすっと入ったのかなぁ?)
職員に近づき、いないいないばぁを自分でし喜ぶ利用者。ご家族が迎えに来るとテンション高くなる利用者。好きなお菓子を嬉しそうに選ぶ利用者。
『小さいことに喜べなくなったら、大きいことでも喜べなくなる。小さいことでも喜びなさい』と昔バイトしてた時の店長に教わった言葉がある。
それを知っていたからこそ、お道の『陽気ぐらし』当たり前のことを喜んで生きるという言葉が初めて聞いた時すっと理解できた。
目の前で接してる利用者は、一般社会では暮らせないが私たちよりも喜びを感じることができている。逆に羨ましいぐらいに。
食後、清掃したあとの食堂で過ごしていた利用者。目を輝かせなら床の隅っこに行き、落ちていたご飯を広い食べて私に笑顔を見せたその姿を見た時に自分はハッと気づいた。
自分たちなら汚いゴミと考えるが、利用者は大切な食べ物と思う。
どんなものも大切に扱う。
おやさまの心なのか?
自分(一般社会を生きている物)はそこまではしないけど、幸せって心しだいなんだなぁって改めて感じた。
幸せは自分の心で決待っている。
幸せのハードルを下げて、利用者と共に生きるという喜びを教えてもらいながら仕事をしていきたいと思った。
入所施設職員、24時間体制で障がいのため事で命の危険や事故にも繋がることが多い仕事。
ハンディーに負けず、一生懸命生きて、大切なことを教えてくれる利用者。
毎日いろいろやってくれて、楽しませてくれる存在。
そんなみんなの幸せのハードルを感じながら過ごして生きたいと思う。