映画館で人を救いました
少し前の作品になりますが「RRR」という作品をご存知でしょうか。
僕の好きな映画ランキング第１位はこの作品です。
日本では2022年10月21日に公開され、2024年7月時点で日本で公開されたインド映画として初めて興行収入24億円を突破したそうです。
全世界での興行収入は約220億円を突破し大ヒットとなりました。
「RRR」とは、イギリス統治下のインドを舞台に、ビーマとラーマという二人の青年の友情と葛藤を描いた作品です。世界的に大ヒットした「バーフバリ」シリーズのS・S・ラージャマウリ監督による最新作。
そんなRRRを見に行った時の出来事です。
この作品、3時間2分あるんですよ。
インドでは長尺の映画の場合休憩時間があるそうです、日本ではぶっ通しで上映した映画館が多いようですが僕が見に行った映画館ではインドと同様に休憩時間がありました。
20分というそこそこ長めの休憩時間が用意されていました。とりあえずお手洗いを済ませ席に戻るとあきらかに客数が少ないんですよ。
もしやと思い、再びシアタールームから外へでると「いや〜面白かったな」とか、「インド映画って変な終わり方だな〜」という会話が聞こえてきて結構の人数が出口に向かってたんです。
気づいた頃にはもう休憩時間も終わる頃でしたが、一人でも帰ってしまいそうな人に声をかけなきゃと思い出口に向かう女性二人組を全力で追いかけ声をかけました。
「これ、休憩時間ですよ。」
僕は、この一言で二人の女性を救うことができました。
半分は言いすぎですが後半が始まる頃にはかなりの人数が減っていました。
最後まで見ることなくつまらない作品だと思い込んでいる方がそれなりにいるんじゃないかと思いこのnoteを書きました。
RRRを見た人でつまらないと言う人が皆様のまわりにいるのならば
きっとあの日途中で帰ってしまった方だと思います。
途中で帰ってしまった方にこのnoteが届きますように。