Tinderであった怖い話
初めてのマッチングアプリ登録
私が初めて登録したマッチングアプリはTinderです。今回は、Tinderで出会った初めての男性との体験談をお伝えします。
少しだけ背景を話すと、約3年前の当時私は既婚者で、旦那さんとの浮気やセックスレスに悩んでいました。何度か話し合いをした結果、お互いに婚外恋愛を許すというルールを設けることに。しかし、私には特に惹かれる相手もいなかったため、新しく出会いを探すことにしました。
私はあまり恋愛体質ではないので、いきなり彼氏やパートナーを作るよりも、まずは知り合いや飲み友達を増やすのがいいかもしれないと思いました。ですが、既婚者という立場もあり、婚活っぽいアプリにはどうしても抵抗がありました。そんな中、参加していたオープンチャットで「友達作りならTinderがいいよ」と勧められ、実際に登録してみることに。
正直、私は出会い系サイトやマッチングアプリに対してあまり良い印象を持っていなかったので、アプリの種類についてもよく知らず、Tinderの存在を知ったのはこの時が初めてでした。とりあえず登録し、自己紹介にはしっかり「既婚者です」と書きました。何人かとマッチし、少しやり取りをしましたが、私もアプリでの出会いにはあまり乗り気ではなかったので、結局誰とも会うことなく時間が過ぎました。
その後、旦那さんとの関係がさらに悪化し、最終的に離婚。その後も時々Tinderを開いては眺めていたのですが、ついにその中の1人と実際に飲みに行くことになったのです。やり取りは離婚前からたまにしていた人で、確か1～2歳年下だったと思います。
マッチした年下君との初対面
待ち合わせは、休日の昼間。お互いお酒が好きだったため、飲み屋街の居酒屋へ行きました。相手は少し人見知りの様子で、女慣れしていない印象でしたが、私はお酒の力も借りてリラックスして会話でき、それなりに楽しい時間を過ごしました。一軒目ではお支払いをしてくれようとしましたが、年下に奢らせるわけにもいかないと思い、割り勘にすることにしました。
その後、二軒目に立ち飲み屋に移動。お酒が進んで、少し雰囲気も緩んだせいか、だんだん相手から軽いボディタッチが始まりました。私は、冗談っぽく「こらこら、触らないでおとなしくしてなさい～」と牽制しましたが、その後も何度か触られました。セクハラ慣れしているので、そこまで気にすることなく流しましたが、だんだんうざくなってきました。
その後、「移動したい」という彼の提案で（今思えばどこか個室へ行きたいという事だったのかも）、また別の居酒屋に行きました。しかし、そこでもぐいぐい飲んでいたところ、彼が途中で寝てしまいました。
私も相手のボディタッチのしつこさなどから最早特に楽しんでいなかったので、「このまま置いてかえっちゃおうかな～」と思ったものの、お店に迷惑がかかると思って、少ししてから起こしてあげました。
時間は18時ぐらいだったかな。
「ホテルにいこう」と腕をつかまれ・・・
駅に向かい解散しようとしたところ、彼が「まだ帰りたくない！」とゴネ始めました。寝ていたくせに何を言っているんだ…と思いましたが、私はもう帰りたかったので、「今日はこれでお開きにしようよ」と言ったのですが、相手は私の腕をつかんで「ホテルに行こう」と言い出しました。
「今強引に行動したら、今日の楽しい時間が台無しになっちゃうよ？」「今素直に帰ったほうが、また次回飲みに行けるかもよ？」と説得し、なんとかその場を収めて解散しました。
とにかく疲れました。
その後の怖い話
解散後、気を取り直して一人で行きつけのお店で飲んでいたのですが、帰りの電車でTinderを開くと驚くべき内容のメッセージが届いていました。
18:43「お疲れ様でした。ありがとうございました」
20:46「粗相失礼しました」
21:34「もう会ってくれませんよね」
21:52「ケッ 変なこだわり持ちやがって」
22:09「結局奢り目的かよ」
連投されていたメッセージは最初はお礼から始まり、反省し、最後には八つ当たりのような内容に。どうやら、私は解散後ずっと悶々としていたようです。ちょっとびっくりしながらも、相手の「結局奢り目的かよ」という言葉にイラっときました。
前述のとおり、年下だったので気を遣い、支払いはほぼ割り勘でした。
暴言を吐くなら奢ってからにしろ！！！！！！笑
私の返信はこんな感じです。
「おや、飲むと卑屈になるタイプ？
奢り目的じゃないし、最終的には半々で払ったと思うけど？💦」
これに対する相手の返信が
「失礼しました」
素直に謝れて偉いねー・・・じゃなくて！
情緒がどうなっているのか。
もうダサすぎてびっくりしました。
当時の私、驚きすぎてスクショを撮ってました。
残っているがスクショこれだけだったので、なんて返したかうろ覚えですが、確か「また飲もうと思ってたけど、こんな事言われてショックです。もう会うのはやめておきます。」とか言って、そのまますぐに通報＆ブロックしたと思います。
実際はもともと次に会う気はなかったけれど、自分の浅はかな言動を反省してほしいと思いました。
これで私の初めてのTinderアポは終了。普段、他人から暴言を吐かれる経験はないので、とても驚きましたし、「奢り目的かよ」と言われるのも心外でした。Tinderは思っていた以上に怖い場所だなと実感しました。
さようならTinder
その後、友達にこの話をしたところ、「Tinderはヤリモクアプリだから仕方ないよ」と言われて、なるほどと納得。どうやら私が思っていたのとは違い、そういうアプリだということを知りました。
そして私は「Tinderは怖い場所だ、もう近づかない」と心に決め、その後、アプリは開かなくなりました。
この話を既婚の男友達にしたところ、「僕が使っているWithというアプリは真面目な人が多いからおすすめだよ～」と言われました。
いやお前がやってるんかーい！と思いましたが、試しに登録してみることにしました。
既婚者がステルスで紛れ込んでる時点で全然安心できません。またひとつアプリの闇を知ってしまいました。
Withでの体験については、また別の記事でお話ししますね。
男性陣への教訓
男性の皆さんに伝えたいことがあるので、反面教師として覚えておいてほしいなと思います！！！
無理に触ったり誘ったりしない
ボディタッチするのも、ホテルに誘うのも、ちょっとでも嫌がってる感じがあれば、すぐに引いたほうがいいです。確かに、嫌よ嫌よも好きのうち～とか、照れ隠しに断ってみたりとかあるけど、それは本当はどっちなのか見極める自信がないなら無理しない方がいい。強引に進めると、ただただ印象悪くなるだけです。私は「触るな」とかいえるタイプだったからまだ良いけど、その場で強く言えないタイプの子に無理なことすると、最悪後々訴えられたりの可能性もあります。
あと個人的には、初回は無理せずサっと解散した方が後を引く感じでいいと思います。（最初からお互いヤリモクとかは別ね）
ダサいことはするな
感情のコントロールは大事。やれなかったからって「結局奢り目的かよ」なんて捨て台詞は、本当に恥ずかしい。もう二度と会えないとしても、クソダサイ事をすると後々こうやって知らない所でネタにされたりするので、かっこつけて終わった方がいいと思います。なんていうか、そういう余裕のなさとかダサさって他の時にも染み出ちゃうと思う。
この記事を読んでる方には、そんなダサいことしないでいただきたい。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
今回のTinder体験記、少しでも面白かったり、学びがあったら嬉しいです。
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