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#01 Hoi4 実績解除AAR 人民は立ち上がった![The People Have Stood Up!] 中国共産党

Hearts of Iron IV の全実績解除のうち、気が向いたものを備忘録的に残すシリーズの第一弾です。

筆者は七大国で何とか大戦を乗り切れる程度のプレイスキルです。
2018年に初プレイ。執筆時点で約500時間プレイ。

実績要約

グローバルでの取得率は 2.7%。中~高難易度といったところか。

毛沢東を指導者にしたまま、国共内戦に勝利する。
体感難易度:★★★★☆
実績解除まで10回以上やり直したため、トータル50時間程度かかりました。
私が失敗した箇所は「(1敗)」のように記載しました。
うち1回はクリアしたのに解除されないバグに遭遇。
※ゲーム途中に国家指導者の毛沢東の名前が Mao Zedong となり、
 毛沢東とは別人扱いとなる事象 (※原因不明)

実績解除画面でも「毛沢東が主導者である」に赤い×印が。

そのほか、運ゲー要素が2か所ほどあるので根気が必要です。
「メイド・イン・チャイナ -Made in China」の実績解除も狙えます。
 (中華人民共和国で、100以上の軍需工場を持つ。)

攻略方針・簡易年表

プレイ環境は BBA (By Blood Alone) まで導入済み。
史実AI方針・難易度一般兵で開始。

・初期拡張は山西、西北三馬、新疆を 37年 5月頃までに併合する
・日本本土には朝鮮半島から空挺で上陸する
・本土上陸のため輸送機が200機、近接航空支援兼戦闘機は500機程度用意
・日本が戦線を広げ始める 42年5月頃まではひたすらに耐える
・本土上陸は1943年3月頃。攻略が5月頃。電撃戦にしないときつい
・講和会議では極力満州と朝鮮半島を取って戦線を一面に集中させる
NFの「潜入」は正直非効率。開戦のために1回実施するだけ
・1944年10月に中華統一戦線を抜け「潜入」ディシジョンで開戦
・開戦時 約150師団 + 1500機程度の輸送機 + 近接航空支援兼戦闘機用意
・基本は平押し。押せなくなってきたらコミンテルン加入でソ連参戦依頼
・終戦は1948年10月。講和会議でソ連は中核州は取ってこないので安心。

研究優先順位 銃 > 野戦砲 > 計算機 > 工作機械 > 分散工業 > 建設 > その他
日本本土に上陸する際の航空優勢70%を確保するため、
40年 5月近接航空支援兼戦闘機には製造開始できるように、
適度に航空機の研究も進める。(詳しくは後述)

初期拡張 (36年1月~37年5月)

NF 取得順

NF取得順は上記図参考。3つ目に外国人投資家の招待を取ることで民需が2手に入るのでお得。研究枠を増やす中国医科大学は工場が34以上必要なので、中国共産党プレイではしばらく初期研究枠2の極貧生活となる。
貴重な初期研究は計算機と銃に割り当て。

ドクトリンは以下のとおり。陸軍以外は正直好みで良いと思います。
・陸軍:大量突撃 (ルートは必ず右を選択)
・海軍:貿易阻止
・空軍:戦場支援

初期建設は建設スロットがないため、航空基地を1つ作っておきます。
初期師団は歩兵6の師団と歩兵4の師団がありますが、すべて歩兵6の師団に編成を変更します。

変更後歩兵6の師団を作れるだけ編成したら、新規編成部隊への武器の補充優先度を"高"にします。すると、山西開戦時には9師団(合計17師団)ほど配置可能になります。

政治力25たまったら、山西に正当化。
続けて政治力37たまったら、西北三馬に正当化を行います。

上限まで生産効率があがった旧式武器の生産も平行して行う。

山西宣戦布告前に銃の研究が完了しますが、割り当てをすべてを24式にするのではなく半分は88式のままにして、生産数を維持しつつ24式の生産効率もあげていきます。中華統一のためにはとにかく歩兵装備の数が重要です。

開戦時の様子。経験値効率のため部隊は細かく3つに分けている。

山西戦開戦時には武器の充足を無視して17部隊揃えます。
山西戦は極力敵部隊との戦闘は避け、塗り絵を重視します。

包囲したら戦わずに塗り絵だけすると、ほぼ被害0で降伏まで持っていけるだろう。

山西戦が終わったらすぐに新疆に正当化をしておきます。
チベットまで初期拡張したい場合にはチベット ⇒ 新疆 の順で正当化がおすすめ。チベットまで併合していると、対日戦への参戦が遅れることや、チベットの土地柄進軍が難しく降伏すらさせられないこともあるので注意。

続けて西北三馬戦。

国境紛争ができるディシジョンがあり、うまく使えば相手の師団の位置を固めたり、最初から有利に進められますが、ディシジョンにかける時間とコストより普通に開戦した方が圧倒的に有利です。

北側のプロヴィンスが毎回がら空き。

何度プレイしても西北三馬戦は、最も北のプロヴィンスに兵が配置されないため、ほぼ確実にここから裏取りが可能です。国境に張り付いている師団を一気に包囲殲滅できます。

途中2師団ほど首都近辺にいるが、焦らず包囲をすればかなり被害を押さえながら降伏をさせることができます。

このあたりから建設スロットに空きが出てきますが、民需は建てずにひたすら軍需を建てていきます。建てる際は対日戦で押し込まれたときのことを考え、西側から優先的に建設します。

続けて最後の初期拡張先となる新疆戦。
私の場合36年12月31日に新疆に戦線布告となりました。

新疆は南側のプロヴィンスががら空き。

早い開戦の場合、新疆は国境を埋めるだけの師団がいないため、南のプロヴィンスから裏取りをしてこちらも包囲するように進める形となります。

このころには充足や訓練を無視して師団展開していれば、25師団ほどになっているかと思います。

蒋介石の拘束イベント

37年5月に入ると、蒋介石の拘束イベントが発生。
イベントのポップアップをオフにしていて気付かなかったり(1敗)、処刑をすると中華民国が戦線布告してくるので注意。間違えずに「彼と同盟を組んで日本と対抗しよう」を選択しましょう。

中華民国を先に倒してからの対日戦というルートもなくはないが、中華民国を倒した後、軍備を整える前に不可侵が切れて日本に蹂躙される(1敗)ため、おすすめはしません。

対日戦 (37年7月~)

史実通りであれば37年7月15日に日本から中華民国に対して宣戦布告が行われます。DLC が古いと満州国や朝鮮半島を占領すれば日本も降伏したのですが、最新 DLC では本土上陸は必須となるため難易度が上がります。

序盤は塹壕を掘りつつ将軍スキルの死守を使いながら北京を突破されないように粘りましょう。間違ってもこちらから攻め込まないようにします。(序盤は押せるが日本のデバフ解除に伴って押し戻され、返って被害が大きくなります)

詰まないための注意として、対日戦が始まると最終的に戦線がかなり広くなるため、補給のために輸送船を使い始めることがありますが、これを阻止しておきましょう。

この設定を忘れると貴重な輸送船がみるみるうちに減っていく。

阻止の仕方は F2 を押して海軍操作画面にしてから、日本本土および中国本土周辺の海を指定したら、画面左下の運航で黄色のボタンを押しておくだけです。こうすることで補充は基本的に陸路のみとなります。

日本海軍が輸送船を片っ端から沈めていくので、日本本土に空挺で上陸成功したあとに、後続の師団が上陸するための輸送船が足りない(1敗)ということが発生します。

さらに中華民国は占領中の領土譲渡は朝鮮半島しか許可してくれないため、中国共産党では輸送船を造船することができません。

したがって、レンドリースでどれだけ輸送船がもらえるか。
そして輸送船をいかに消費せずに温存できるかが勝負となります。
ここが1つ目の運ゲーポイントです。(レンドリースが少ないと詰み)

また、このあたりから40年式の小型機体を目指して研究を進めておきます。
空挺師団の研究と、輸送機も200機ほど準備を進めます。

最終的な航空機の研究目標は下図のとおり。

1940年に載せる必要のあるモジュールだけ研究を進めよう。

すべてのモジュール開発が終わったら、すぐに生産に割り当てます。

飛行機の設計は以下のとおり。
・大砲Ⅰ×2 (航空優勢を取るための対空装備)
・仕込み爆弾 (近接航空支援を行うための対地装備)
・落下タンク (日本本土までの航続距離を確保するため)
・急降下ブレーキ (対空・対地のどちらも生産コスト1で上げてくれる)

落下タンク以外は正直好みで良いかと思います。
1936年ではなく1940年まで開発するのと、落下タンクを付けるのは日本本土上陸を見据えた設計です。1936年でもギリギリ朝鮮半島に建てた航空基地から本土までは届くものの、届いただけではカバー効率が悪く、中々優勢は取れません。本土をしっかりカバーできる航続距離が必要です。

小型機ではなく中型機にすれば航続距離も伸びるのですが、航空優勢はその空域に飛んでいる機数が重要なため、生産コストの兼ね合いで上記選択となります。

航空機の生産が開始したら、野戦砲の生産にも着手します。
最終的には
・歩兵大隊9
・砲兵大隊3
・支援砲兵1
を目指します。
余力があれば、支援中隊に工兵や対空砲兵を入れるのもおすすめです。


38年の8月頃から前線が突破され始め、40年頃になると、あらゆる沿岸部から強襲上陸を受け、かなり苦しい戦いになります。

40年にはは南京も落とされる。

ただ、過去何度プレイしてもこのまま落とされることはなかったので、必ず41年頃になると盛り返せます。

防戦一方から反転して攻めるタイミングはだいたい以下のような感じです。
・NF で共産党についている各種デバフが一通り解除されている
・日本がフィリピンに宣戦布告
・中国本土で十分に空軍有利が取れている状態
・展開済みの部隊の充足率が70%程度以上

上記条件がそろったらいよいよ平押しの開始です。
北部だけ押し込んでも良し、南側まで戦線を広げても良しです。

体感としては、北部は地形と補給の悪さで思っていたより押し込めないので、中盤および南側の部隊で押し込んで、山東半島(南京あたりの半島)を分断するイメージです。

山東半島で分断できそうな場面

上記画像くらいまで押し返せたら、蒙古国と満州国への攻勢に集中するため、南部は中華民国に任せて、北部だけに部隊を移動させます。

ゆっくり攻めていても味方の軍が多すぎて補給が切れてしまうため、ポイントとしては、新京やハルピン、奉天あたりまでは最悪逆に包囲されるのも覚悟で一気に押し切る方がよいです。

42年8月 強引にでも攻勢を仕掛ける。

ここで押し切れないと、徐々に中国本土側から朝鮮半島経由で増援がきて、50年ごろまでかかる、泥沼試合に突入します。(1敗)
逆に拠点さえ取れれば日本軍の充足がきれ、満州国も蒙古国も割と早い段階で降伏してくれるので、あとは塗り絵と包囲をするだけとなります。

朝鮮半島まで攻め落としたら、朝鮮半島の領土が一時的に中華民国の領土となっていますが、南朝鮮と北朝鮮の領土管理権の譲渡を要求しておきましょう。

ほかの領土は拒否されますが、この2か所は過去何度プレイしても必ず譲渡してくれます。

譲渡の要求は必須。

譲渡されたら、すぐに南朝鮮に航空基地を作ります。
航空有利を取る+日本本土上陸後の支援のためにもレベル10の基地をつくります。

作り終えたら、空挺兵で上陸の指示を出します。

空挺の指示

長崎に隣接する2つのプロヴィンスと、広島周辺の3つのプロヴィンスを取ります。だいたい山口あたりのプロヴィンス、広島、長崎、高知あたりに兵士がいるので、直接そのあたりに降りると降下と同時に戦闘が始まってしまい、殲滅させられるので気を付けましょう。

空挺師団は、空挺大隊8部隊+砲兵の構成にしましたが、このあたりは好みでよいかと思います。

そしてここからが大変な航空優勢を取るための動きです。

航空優勢をの取り方

空挺のためには朝鮮半島上空、日本海上空、日本本土上空の3か所で、70%以上の航空優勢を取らなければ空挺部隊が飛び立つことができません。

ここでコツがあって、日本本土に航空隊をシンプルに送り続けても、「やっと数が追いつく」と思ったころにはさらに航空隊が増えて、いつまでたっても航空優勢が取れないことが多いです。

ずっと本土に飛ばすのではなく、航空機がある程度そろうまではあえて1機も飛ばさず、そろった瞬間に本土・朝鮮半島・日本海に航空機を飛ばしましょう。

朝鮮半島は50機、日本海も50機あれば航空優勢が取れます。
本土も300機~500機程度あれば、ゲーム内時間で1日くらいは航空優勢が取れるはずです。

その瞬間に空挺師団を飛ばしましょう。

注意として、先述のとおり輸送船がないと後続の部隊が続けないので、輸送船は最低でも20~30は備蓄が必要です。
また、上陸に失敗するとそれだけで輸送船が10くらいずつ減っていくので、空挺チャンスが多くて3回と思っておくと良いです。(1敗)

味方が1機も飛んでいない状態なら本土の空域もがら空き
上陸したら、すぐに港(広島か長崎)を取って、増援を出します

上記のケースでは、広島は奪取できたものの、長崎はことのほか粘られてしまい、奪取に失敗しています。

失敗したので、舞鶴の港を奪取

長崎の奪取に手間取っている間に、中華民国の増援が到着。
長崎に敵を引き付けている間に舞鶴の港を奪取し、朝鮮半島に控えていた味方も上陸させます。

あとはただ塗り絵をするだけ。
ここで長期化すると、敵がみるみるうちに増えてくるので、できるだけ塗り絵や囲い込みを優先します。

航空機を飛ばしていると、気づいたら燃料切れしていることもあるので、燃料の備蓄が足りない場合には輸送船を使わない国から貿易で輸入しておくことも忘れずに。

日本本土を落とせば、やっと講和会議になります。
講和会議ではできるだけ満州国・蒙古国・朝鮮半島を併合し、中華民国戦において戦線がばらつかないようにしておきます。満州国での戦いは補給がきれて長期化しやすく、最悪裏取りされて負ける要因になります。(1敗)

日本本土よりも戦線を1つに絞れるような取り方がおすすめ。


ここまで来たら、ようやく半分です。
ただ、ここから先は持久戦なだけで特に難しいことはなし。

NF の「潜入」で開放されるディシジョンを使って、どこでもいいので好きな地域に潜入します。最低1回でも潜入すれば、再度ディシジョンを使って開戦できるので、宣戦布告します。

潜入ディシジョンを同一地域に複数回潜入することで、有利になり、
3回成功すると開戦と同時にその地域が自領土になり味方軍も出現しますが、正直手間がかかりすぎるのでおすすめしません。

実際にやってみたときもありますが、開放するまで日数がかかるのと、
何回か成功させているうちにイベントによってその地域のスパイが見つかり、潜入が0にリセットされることがあります。

中華民国側の師団は砲兵と歩兵大隊中心なので、航空優勢を取りつつ、より充実した師団であれば、同数程度の師団編成数であっても平押しできます。
スパイを使って、事前に相手師団数を把握しておきつつ、中華民国と同じ展開数くらいになったら事前に国境に師団を張り付けておいて、開戦と同時に平押しします。裏取りに自信があれば、特定地域だけ押し込んで包囲できると平押しが楽に進みます。

西側の補給が切れやすいので、輸送船を飛ばして空から補給をするとスムーズです。

終盤押し切れなくなってきたら、コミンテルンに加入するのもおすすめ。
事前にソ連に対して関係改善を進めておけば、加入も簡単です。

加入後、ソ連がときおり強襲上陸してくれるので、強襲上陸のタイミングにあわせて多少充足がきれていても攻勢にでて押していきます。

終盤はなかなか進まないので、ソ連の強襲上陸に合わせて攻め込みます

香港当たりまで攻め込めれば、中華民国も降伏してくれます。
マカオや香港は他国領土でも実績解除には影響ありません。

「メイド・イン・チャイナ -Made in China」の実績解除を狙っていて工場数が少ない場合は、もう少しプレイするだけでまもなく達成できるかと思います。 (中華人民共和国で、100以上の軍需工場を持つ。)


以上、初のAARで一部雑な書き方になりましたが、どなたか様の参考になればと思います。