子どもの教育、隣の芝は青く見える?
最近子どもの教育について夫と雑談しました。
長男が小学生になるまであと数年あるものの、最近コロナ休校対応をきっかけに教育について考えることが多く、ここらで話しておかねばと思ったからです。そこで見えたのは意外な事実でした。
公立?私立?
なんとお互い、自分が経験してきたルートでない方を推していたのです。
私はずっと公立で来たので、なんとなくこんなもんだというのがわかる。
その上で私立の学校を調べると、英語ネイティブの先生がいたり充実した図書館があったり実験室があったり・・・、学校によってそれぞれ特色ある教育や設備を打ち出していて、とても眩しく見えるのです。
一方で、夫はお受験を経てずっと私立。
彼がそれに対してどんな思いを持っているのかはわかりませんが、自分の子どもには多様性のある環境に身を置かせて、伸び伸びと近所のお友達と一緒に成長して欲しいと言っていました。
不思議なものですよね。
お互い何か不満があったわけではないけれど、自分が経験できなかったことを子どもに経験させてあげたいと思っているのかな。隣の芝は青く見えると言いますしね。
昔の学校と今の学校はまた別物
でも、よく考えたらそれぞれ経験してきたことだって
それがそのまま子どもに当てはまるわけではありません。
時代も、地域も、学校も、先生も、お友達も、みんな違います。
同じ公立でも、私が通った30年前の(年がばれる・・・)田舎の小学校と、現在の東京の小学校では環境が異なるはず。
私立だから、公立だから、とひとくくりにするのではなくて
個々の学校の今の姿をしっかり見ないとならないなと思いました。
その上で、自分の子どもがどの学校に合いそうか見定めて進学先を決めていくのが良いのかな。
そこまで考えて選んでも、校風と合わなかったり、うまくいかなかったりすることは当然あると思います。
その時は、固執せずスッパリと他の場所に連れ出していける親でありたいです。
余談①学校の情報を調べるのって案外難しくないですか?
まずは近隣の小学校情報を調べるか・・・、と思ったもののこれが案外難しい。
学区の公立小の情報ですら難しい。
保育園のクラスメイトで小学生の兄姉がいる子がいれば、その子の親から情報を得ることができると思うのですが、たまたまうちのクラスにはおらず。みんな第一子なんですよね・・・。
赤ちゃん時代に児童館で知り合ったママさんはいるけれど、いきなり連絡するのも憚られるしそもそも連絡先知らないし。
私立小学校は、ホームページを見れば大体の情報はわかるけれど、知りたいのは実際に通わせている人の声(匿名の掲示板の情報はあてにできないと個人的に思っています)。お受験塾に見学に行って色々教えてもらうのが良いのでしょうか?塾によって得意とする学校が違うとも聞きますし、そうなるといくつも聞きにいかなければならないのかな?
みなさんどうされているのでしょう。
余談②いま気になっている学校 公立私立以外の選択肢
色々調べているうちに、気になる学校を見つけました。日本語、英語、そしてプログラミング言語で教えるトライリンガル教育の学校があるんです!
コンセプトが良すぎる。
横浜にあるYES International Schoolは、日本語、英語、そしてプログラミング言語で教えるトライリンガル教育のフリースクール。名称に「インター」とついていますが、単に英語で授業をする学校ではありません。創設者で学校長の竹内薫さんは、科学者であり、サイエンス小説の作家であり、また小学校1年生の女の子の父親でもあります。娘の将来を考えたら、日本の小学校教育やインターナショナルスクールでは満足できない!と、このスクールを創ってしまったのです。
思考の柔軟な小学生のうちからこのような教育を受けられたら、きっと興味の赴くままに自分の好きなことを見つけ、没頭する経験が得られるのではないか、子どもの可能性を大きく広げることができるのではないか、と考えました。自分も通いたい!
しかし、こちらはフリースクールという位置づけ。学校教育法の第一条に定められる、いわゆる一条校に該当しないため学校卒業資格が得られないことが気になっています。
小学校の先に進むときにかえって選択肢を狭めることにならないか?
もしそこに合わなくて公立に編入することになった場合、うまく馴染むことができるか?なんてことが、現時点での不安要素です。
こちらも、よーく調べることが必要ですね。何とかなる問題なのかもしれませんし。
いやー、子どもの教育について考えるのって責任重大だけど楽しいですね。