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ぼくの大好きなハートの靴

3歳長男の靴が小さくなってきたので、新しいものを買いに行きました。彼が選んだのは全部、いわゆる女の子用の靴。このことから、子育てで大事にしたいことをつらつらと考えたので書いてみました。

素敵な靴がたくさんあるよ

ふと気づいたら、3歳長男の靴がきつそう。
普段はサイズ計測した上でネット購入するのですが、今回はたまたま時間があったので一緒に靴屋さんに行きました。

「どれでもいいよ、好きな靴見つけておいで」と言うと、目を輝かせて探索に行った長男。

「こっちに来て!素敵な靴がたくさんあるよ」
彼が選んできた靴は、ラインストーンやリボンが付いていたり、ピンクや紫のいわゆる女の子用の靴ばかりでした。
(アナと雪の女王にハマっているので、その影響もあるかもしれません。)

私の想定は、電車の靴とか瞬足だったのでちょっとびっくり。あとキラキラ系は私の好みではない。でも、せっかく見つけた素敵な靴、履きたいよね。

一番彼の心をつかんだ、めちゃくちゃラメが光るハートだらけの靴を購入することにしました。(特徴的なので実物は載せませんが、こんなテンションの靴です)

大変うれしかったようで、会計後そのまま履いて帰ったし帰宅後もずっと眺めてたし何なら抱きしめていました。
大変良い買い物ができました。

周りの大人の反応は

男の子がハートの靴を履くことに対して、予想はしていましたが周りの大人の反応にはちょっと戸惑いが感じられました。

店員さん「ハートついてますけど大丈夫ですか?」
保育園の先生「ずいぶん可愛いの選びましたね」
実母「それ女の子用じゃないの」

靴を(とてもやんわりとでしたが)否定されると、長男がせっかく見つけた「好き」な気持ちまでつぶされそうに感じ、悲しくなりました。

全部「合ってます。好きで選んだので。可愛いですよね」と返しました。

半分は、長男に聞かせるつもりで話しました。
ここで「そうなんです、男の子なのに変ですよね。」と言ってしまったら、長男はもうハートやキラキラを好きと言えなくなってしまうのではと思ったからです。

いつかきっと来る日のために

長男は、ハートやキラキラ、お姫様が大好きですが、同じくらいトミカやプラレール、虫も大好き。好きがたくさんある方が世界がワクワクで満たされるから、男の子用、女の子用で分けるなんてもったいない!と思います。

こんな記事も。

しかし子どもは親とだけ接するわけではありません。長男は年少なのでまだニュートラルですが、小学生(はやければ年中、年長かも?)になったら
「男の子だから〇〇」「男の子なのに××は変だよ」という考えが耳に入るかもしれません。

そうなったとき、彼が自分の本心を見失わないように

なにを好きでもいい!
好きなものは好きでいていい!

ということを今のうちから繰り返し繰り返しすりこんでいきたいし、
私はその気持ちの応援団でありたい。そう思っています。

あと、まだ気が早いですが、もし誰かが何か嫌なことを言ってきたらどう彼の心を守るか?ということも考えはじめました。

「何でそう思うの?誰が決めたの?」と質問させて、
もしその回答が「普通そうだよ」「みんなそうだから」だったら
「君はそう思うんだね。僕は違う考えだから変えないけど」と答えてあとは全く気にしないでいい!と伝えるかなぁ。
でもかなりのメンタルの強さがいるかなぁ。大人だったらそっと距離を置くけるけど、保育園や小学校だと難しいよなぁ。

などと、答えのないことをモヤモヤと・・・。

一番大事なのは、何かあったときに何でも相談できる、弱音をはける親子関係であることかな。
結局のところ、いま私にできることは長男の応援団であり続けること、というところに行きつきました。

このままハート大好きで育つのか、飽きちゃうのかわからないけど
どっちでも全肯定するよ。そのまますくすく育ってね。

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