つまらない相関図
どんな人にも相関図ってあると思うんです。
好きな人もいれば苦手な人もいる。
仲良くしたい人もいれば関わりたくない人もいる。
今まで僕は『芸能界』というドデカいコミュニティーの中のすごーく下の方の端っこも端っこにある『若手芸人』という相関図の中にいた。
そして、その若手芸人という人間関係は非常にスポーツマンシップに乗っ取った世界で、多少の手が合う合わないとかがあったとしても、決して「相手を認めない」とか「共演NG」みたいなのは無かった。
少なくとも芸人間でそういった話は聞いたことが無かった。(ま、芸人は仲が悪いというのもネタにするようなデリカシーの無い人種だからというのも大きいと思うけど)
しかし、コレが『芸能界』というドデカい相関図になると「共演NG」というのは存在すると思う。僕みたいなもんは噂程度でしか聞いたことないが、確実に存在するんだろうなという雰囲気は感じたことがある。
秋田に来てまもなく一年になるが、この小さな世界の相関図ってヤツが非常にメンドクサイ。
コレは何も秋田に限った話でも無ければ、田舎に限った話でも無い。
皆さんがお勤めの会社だとか、学校のクラスだとか、ママ友グループなんかでも存在するモノに非常に近い。
そのくらい秋田の芸能界という相関図は狭い。
「○○ちゃんのママが来るならウチはその会参加しない。」とか「あの部長とあの上司は仲が悪いから席を離しておかなければいけない」とか、きっと社会に出れば当たり前にあることなんだと思う。
恥ずかしながら社会人経験の無い僕はこの図式を初めて肌で感じている。
とはいえ、僕はまだママ友グループで言う新米ママさんだからどの派閥にも属していない。そして、コレからも○○派みたいなのには出来れば所属するつもりはない。みんなと仲良くしたい。
しかし、そうはいかないのがママ友グループってヤツだ。
どんなに本人がそのつもりが無くても、他人から見たら「君らは○○派だよね?」みたいに思われてしまうものだ。
現に僕らも思われているかも知れない。
僕としてはみんなと仲良くしたいから、縁があればドンドン絡んでいきたい。だから、自ずと縁がある順に仲良くなっていく。
すると「あ、○○さん所と仲良くしてるんだ。オレ○○さん嫌いだからオレはササキとは仲良く出来ないな。」みたいに、勝手に望んでいない相関図の中に入れられてしまう。
現に初対面の方から「オレねじ嫌いだったんだけど、会ってみたらイイ奴じゃん」と言われた事がある。
いや、初対面なのに嫌いって何??
せめて会ってから決めてくれない?スゴイ怖いんですけど。
しかし人間関係なんてそんなものなのかも知れない。
僕も勝手なイメージで人を見ている時があるから、多少は仕方ないことなのかも知れないけど、嫌いまでいかなくても良くないですか?
加えて、この相関図の中には決まって仲の悪さを助長する人もいる。
「○○さんと仲良くするの辞めなよ~」とか「これ以上○○さんと仲良くするならウチラとは遊べないかも~」的な少女漫画の悪役みたいな人だ。
そういった人は漫画でも現実世界でも最終的に自分で自分の首を絞める結果になるのだが、大人の世界では意外とそんな悪役が権力を持っていたりするから厄介だ。
現に僕も「分けわからない人に分けわからない理由で睨まれてませんように」と祈る毎日だ。
それこそ悪役の思うツボなのかも知れない。
結局何が言いたいかって言うと……
秋田の芸能界は凄く凄く狭いです!
だからその少ない席を取り合う為に人の足を引っ張り合うような真似はやめて、その席自体を増やす作業をしませんか?
そうしないとみんないつまでもこのツマラナイ相関図の中の人になってしまいますよ?
みんな楽しいことを作りたいという仲間なんだからさ!
…なんか部活のミーティングみたいになってしまいましたね。
良し!今日は以上!
各自大会に向けて練習再開!
解散!!
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