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vs Auckland City FC。
こんにちは。佐々木です。
ついにオセアニアの王者オークランドシティと対戦する日がやってきました。
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クラブW杯を初めて観に行った2006年。
めちゃくちゃ興奮したあの大会にも勿論出場していた世界を知るクラブ。
会場の物販で出場した6チームのバッジを購入して子供の頃大切に飾っていた。
そのバッジの中にいたチーム。
テレビの向こう側のチームと対戦できる日がきた。
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ニュージーランド人にとってはただの一つの試合かもしれないけどビザ枠にとっては特別な試合。
しかも相手も本気の本気の面々で迎え入れてくれた。
試合はChatham Cup同様先制して守備もハマっていた。
自分個人も沢山ピンチを凌いだ。
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だが
幾度となく勝ってきたチームは頭が良いしずる賢い。
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後半35分ほど。コーナーキックでファウルを食らって失点をした。
自分のチームの日本人選手も審判に抗議するが
審判は何も言わない。ファウルを取らない理由すらも。
側からみればただ身長が小さいキーパーが誤って飛び出して失点したようなシーン。
こればかりは悔しかった。
結果1-2。リーグ戦負け無しの王者に黒星をつけたかった。
NZに来た理由の一つ『オークランドシティを倒す。』
個人目標まであと一歩だった。
ただ、試合直後ロッカールームに向かう時に
何人ものオークランドシティのサポーターが
自分のプレーを褒めてくれて
負けてぽっかり開いた穴が少しだけ満たされた気がする。
負けたキーパーを褒めるなんて日本じゃ有り得ない。
この試合は僕にとって本当に特別だった。
「もしかしたら、もしかしたらこの試合で人生が変わるかもしれない」
そう思いながら試合が始まるまでの時間を過ごした。
練習も試合に出るために毎回同じ気持ちで臨んでる。
この試合が自分のターニングポイントになったか?
次の挑戦に繋がったか?
この答えはシーズンが終わった頃にわかる。
まだシーズンは終わってない。
だからそれまで必死に今を頑張ります。
応援してくれている人達に良い報告が出来なくて申し訳ないですが
NZの環境下で引き続きサッカーを頑張りながら良い報告ができるように頑張ります。楽しみます。
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ありがとう。最高の人生の1ページとなった日でした。
ひで