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②壁って、結局何が正解?

こんにちわ。
今回は、クロス(壁紙)をクローズアップしたいと思います。

最近のクロスはよく出来ていて、近くで見てやっと本物の木かクロスかわかるものや、吸湿や消臭など機能が優れたものだったり、とにかくすごい!
サンゲツさんのショールームに行けば、床・カーテンを含め半日はいられる。好きな人にはまるでテーマパーク。

他にも、シンコールさんやリリカラさん、東リさんなど何社かクロスを出しています。各社、クロスのサンプル帳だけでも何冊か出していて、3年に1回程度内容が新しくなっていきます。

各社×3冊としても、全部見ようと思ったら何種類あるんだろ。。

カタログによって住宅向け、店舗向けなどと分かれていたりしますが、こだわりたい人はたくさん目を通していただくと良いかも。
1ページ1ページゆっくり見すぎると終盤イヤになる可能性が高いので、最初はパラパラと早めに見るのがコツ。
見すぎてどれがいいかわからなくなってきた…を回避できます。
迷いやすい人は、設計士さんやデザイナーさんに要望を伝えればある程度絞って大判サンプルをくれます。


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クロスのメリット

●イメージを簡単につけやすい
特にアクセントで使う場合には、柄や色が豊富な分パキッと見せる、グラデーションにする。腰下から変える。
簡単で、金額も上がりにくいです。工務店によっては金額上がりなしでしてくれる所もあると思います。

●逆に、こだわりのない場所ではひっそりとしてくれる
階段室や、寝室、天井など白なら何でもいいですー。の時、凹凸が少なくサラッとしていてツヤ感が無いものを選定していただくとより目に止まりにくく、脇役となってくれます。

●傷が目立ちにくい(種類にもよる)
厚みがあるものやエンボスのかかったものは傷が目立ちにくく、下地を拾わないので、キレイに見えます。
エンボスがすごいのものだと、その上に埃が溜まりやすいので、お掃除があまり好きでは無い方はほどほどのものをご選定ください。

●安価に機能を付帯できる
サンプル帳を見ていただくと、ほとんどのクロスに機能がついています。キッチンやトイレなど、汚れや臭いの気になる場所ではぜひそこにも注目して選んでください。
子育て世代に嬉しい、クレヨンが落ちやすいクロスなんてのもありますよ。

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●どんな職人さんでも腕の差が出にくい
これは施工後に気づくことNo1だったりするのですが、他の家に行ってみるとあれ、家のタイルより何だかキレイな気がする、、とか。塗装ムラが無いなーとか。目が肥えてくればくるほど気になる職人さんの腕。
これは、工務店を選んだ時点で決まってほぼ決まってしまうし、工務店さんにも聞きづらい。腕はいい方ですか?って。信じてそこに決めたのに、、、なんて後悔したくないですよね?

工務店さんにもよりますが松竹梅と職人さんの腕によって分けている場合があります。その場合、仕上がりの良さはもちろん職人単価(人工)が変わるので、角が立たないように、確認を。
↑混んでいる時期は選ぶことができないので、繁忙期を避けるのもおすすめです。




デメリットは次回!

当たり前のようにクロスで、と思っている方。
特にリノベーションされる方に多いと思いますが、多くのマテリアルのメリット・デメリットを比べてみて納得いく方法を選んでみてください。



全部自分で見て回るのは大変だ、、となっている方。




何年住むのか、子供に渡すのか、はたまた孫の代まで?
予算は、予備を見ているのか。見ていないのか。
機能面はそれでOK?日光や風通し、音も大丈夫?

と、色々な背景を考慮し、ご相談に乗ります。

ささきち

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