【デレステをもっと上手くなる】〜難易度Master Lv22帯攻略〜
あいさつ
どうも、ついに初めての「オルタネイト」あかりんごを迎えたsasakiです。
関係ないですがこのイラスト、メイン画面のUIに被さらないように背中側の背景が広くなってるせいかバッチリ決まった構図に見えませんね・・・。イラストレーターも大変だね。
今回はこの前の「master Lv20攻略」に続いて「master Lv22攻略」をしていきたいと思います。また、前回からもちょこちょこ出てきていましたが、所謂「音ゲー」用語もできるだけ解説して、一緒に情報強者(音ゲーに自信ニキ)になれるような記事を書いていければと思っているので、ぜひ参考にしてください!
宙ぶらりんな「master Lv21」
前回は「master21〜22」について話すとは言いましたが、実はmaster21は実にビミョーな難易度で、リリースから5年経った今でも3曲しか無いことからも伺えるように、なかなかの層の薄さです。
実際の難易度としてもmaster20と大差なく、個人差によってはmaster21の方が簡単だと思える場合さえあります。それと、master21で使える要素は前回の記事で解説できていると思っているので今回はmaster22に焦点を当てて書いていきたいと思います。
master Lv22の「魔物」
さて、デレステのmaster Lv22には魔物がいます。
ご存知の方も多い「we’re the friends!」です。
【楽曲情報】
we’re the friends!
BPM:178
作詞:森由里子
作曲・編曲:藤末樹
確かこの曲はデレステを始めたてのころパネルミッションをクリアすると解放される曲で、サービス開始時から実装されている古参曲なわけですがとにかくまぁL v22としての難易度の桁が違うわけです。一説によればLv24相当にも及ぶだとか…。
結果として、レベルの低い順に順当にプレイして、慣れてきたりフルコンボを重ねてきた初心者はこれに騙されて蹂躙されてしまうのです。
こういった「表示されている難易度より明らかに高い難易度でプレイヤーが騙される曲や譜面」のことを、音ゲー界では「詐称曲」という風に言います。逆に難易度が表示より低いと感じる譜面は「逆詐称」とか言われたりします。「we’re the friends!」はまさに詐称曲です。
しかしながらいつまで経ってもレベルが修正する様子がないので、むしろmasterをやっていく上での最初の門番というような位置づけなんだと僕は考えています。これがクリアできないと高いレベルの曲に挑戦するのは厳しいです。どんなに難易度を高く見積もってもmaster24相当なわけですからね。
なのでその門番を倒せるような攻略を紹介していきたいと思います。
序盤 〜16分のトリルを覚える〜
今回もオールパーフェクトの画面キャプ動画を用意したので、譜面確認に使ってみてね。
まず初めにこの曲の難易度の正体を言っておきますと、ずばり「密度」です。他の同レベル帯に比べて曲の長さに対するアイコンの数が多いです。アイコン数だけで言えば「太陽の絵の具箱」のmaster+と大差ないじゃん!
こういう風なたくさんアイコンが押し寄せて手が忙しくなる傾向にある譜面のことを「物量譜面」と言います。単に「物量」と言ったりもしますね。デレステではパッションタイプの曲に多い傾向ですが、「TOKIMEKIエスカレート」がその最たる例でしょうか。
そんな物量型のこの曲は序盤から難易度フルスロットルです。
序盤のまだ前奏が終わらないうちから、みんな大好き「トリル」が出現します。しかも「お願い!シンデレラ」に出てきた8分のリズムのさらに上「16分のトリル」です。
16分のトリルは8分のトリルの倍の速さのリズムを刻むトリルです。説明を聞くよりもプレイしてみてその速さを体感してください。そして必ずこのリズムをこの曲で覚えておきましょう。
なぜなら、「16分のトリル」というのはmaster+31まで姿形を変えながらずっと登場し続け、ひいてはこの世に存在するすべての音ゲーで登場するリズムでもあるからです。
幸いなことにここで出てくる16分は5連トリルと短く、タイミングをずらされにくいです。曲のリズムに合わせて「デケデケデ」っと軽快にタップしましょう。
そのあとすぐに同じ形が登場するので気を抜かないように。ちなみにどちらも右始まりなので、右利きに優しい。
序盤で気にしておきたい場所はもうひと場面。
ほぼほぼ歌詞に合わせた譜面が続くAメロが終わる直前、
「笑っちゃうくらいだね」
のフレーズの太字部分「いだ」の箇所で極端に右に寄った同時押しが現れます。
親指メインでプレイしている場合、しっかりとした右への意識がないと押し損ねる形なので要注意です。
その後にすぐ右から左へと大きな移動を強いるいやらしい形の同時押しが迫ってきます。
この形も高レベル帯では頻出する形なので覚えておきたいところです。
最初は3と5の同時押しでありながら、次は1と3の同時押し。3をタップする指を素早く右から左に変える必要があるわけです。つまり、それまでと同じリズムの速さでありながら、指の移動距離が長いのでより素早い動きと正確性が要求されます。
こういった、ある一定の判定円を軸に同時押しが展開される譜面を「軸押し」と呼んだりします。この形を「デニム」と呼ぶ場合もあったりなかったりですが、デニムの定義があやふやなので「軸押し」で覚えましょう。
今回はこれでも優しめな部類の2連軸押しなので、ある程度来ることを意識していればなんとかgreat以上で切り抜けられるはず…。
中盤 〜物量のサビ〜
ちょうど曲がサビに入ると、この曲の物量をひしひしと感じることになります。
上記のような、「お願い!シンデレラ」のラストにあったような4分の同時押し+間に挟まれる単体アイコンのラッシュが続きます。master20のトリに使われた形がサビで出るわけですから、難易度の高まりを感じざるを得ません。
しかもそのラッシュの最後に、片手で8分のリズムを刻むことを強要される譜面が出現します。
左手でホールドを掴むと、右手方向から8分のトリル。「8分くらい片手で取ってくれよ」という運営からの声が聞こえてきます。
こういった片手で複雑な処理を強要する譜面を「拘束譜面」と言います。今回の場合は左手が塞がっているので、左手拘束ですね。案の定右利きには優しい配置ですが、難しいことには変わりありません。難しいからこそ、このレベルの譜面で片側の指だけで隣り合った判定円を行き来する感覚を養ってください。
そして、上記のサビのフレーズは2回続き譜面もほぼ同じものが2回続くので、圧倒的に同時押しの数が多く難易度も跳ね上がっています。物量譜面はこういうものなんですね。配置自体はAメロほどいやらしくないので、落ち着いてリズムを刻みましょう。
終盤 〜鬼の「5秒ラス殺し」〜
さて、サビが終われば残すは5秒くらいの余韻なわけですが、この「5秒」がこの曲の最大の難所でもあります。
かなりの物量があるので1枚の画像では説明しにくいんですが、上記の画像のような「同時押し+単体アイコン」のラッシュがかなり不規則な形で襲ってきます。
これまでの似た形態のラッシュはある程度規則性があり対応が比較的簡単でしたが、この常識を覆せなければここの攻略は不可能です。あらかじめどちらの指で単体アイコンを受け持つかを決めておいて、間に挟まれる同時押しのタイミングを遅れないようにしなければなりません。
そして、最後の最後で、左手拘束からの3連8分アイコン+右に寄るフリック。
ここでフルコンを逃した人は計り知れません!(と思ってます)
ここは特に右側の配置がいやらしく、3連アイコンで最右に寄せてからの中央始点のフリックが非常に難しいです。「軸押し」と同じように指の移動距離が長いためです。
なけなしの攻略ではありますが、右手の精度は度外視してしまって、3連アイコンを取った後、それはもうホールドを抑える左の指にぶちあたってもいいくらいに右指を左に寄せて、判定円で言うと2番あたりからフリックを取るくらいの感覚でも良いのかもしれません。それくらいの指の速度感は必要だと思っています。
一応なんですが、最後のフリックを左手で取ってしまう技もあったりします。でも、右手オンリーで取り切ることを頑張ってみるのもこれからのデレステライフに活きると思うので、ぜひ挑戦してみて欲しいです。
フルコンボだどん!
ここを乗り切れば念願のフルコンボです!このように、最終盤に難易度が凝縮されている譜面のことを「ラス殺し」と言います。ラスト殺しの略称ですかね。
しかしながら上記の通り、この曲はどう考えてもmaster22の範疇には無い「超詐称曲」なので、無理に攻略する必要はないです。他の難易度から外堀を埋めることもまたひとつの手順です。
そんなあなたはmaster Lv23の攻略情報が知りたくて仕方ないと思うので、次回は意外と粒揃いな「master Lv23帯」の攻略を書いていきたいと思っています!
ここまで読んでいただきありがとうございます。また次の記事でお会いしましょう。