【デレステをもっと上手くなる】難易度master Lv26帯攻略
はじめに
どうも、絵も描くsasakiです。
前回に引き続きデレステ難易度master帯で最大のボリューム層であるLv26を攻略していきたいと思います。
Lv26が一体どれくらいのボリューム層なのかと言えば、2021年1月現在で119曲存在します。全楽曲の約3分の1が、masterにおいてLv26なわけです。ここができるとできないとではだいぶ違ってくると思いませんか?僕は思います。
当然100曲近くある中で難易度がまんべんなく一緒なわけではなく、同じレベル内でもかなり難易度に開きがあるわけですが、今回は「入門」「難関」「最難関」の3曲にフォーカスを当てて紹介&攻略していこうと思います。
なお、この辺のレベル帯から「個別対応」が求められる譜面がちょこちょこ現れます。「個別対応」というのは、『OTAHEN アンセム』等に代表されるような、これまで培った譜面攻略能力ではなくその譜面独自の攻略を考えて挑まなければならないというようなもの。
このシリーズはLv●●帯攻略という性質上、そういったものは一旦置いといて、正面から立ち向かいやすい譜面の攻略をしていくこととします。
曲その1.できたてEvo!Revo!Generation!
【楽曲情報】
ノーツ数:671
BPM:174
作詞:三重野瞳
作曲・編曲:BNSI(kyo)
アニメでの印象がかなり強いニュージェネのデビュー曲。Lv26入門に最もふさわしい曲のうちの一つ。ノーツ数は600後半とこのレベル帯では普通め。昔はこれでも多い方だったんだけども・・・。
譜面の特徴としては、なんといっても『ミツボシ☆☆★』とほぼ同じ構成でレベルが上がっているというところ。物量気味・フリック少な目・間奏に16分トリルと、なにかと譜面が似ています。
『ミツボシ☆☆★』は下記の記事で取り扱っているので、練習ついでにプレイする際はぜひ参考に・・・。
では比較してどの辺がレベルアップしているのかというと、3点ほどあります。
まず一つ目が「同時押しの多さ」です。
これは単純ですね。『ミツボシ☆☆★』に比較して100ノーツ近く増えている部分がそれに当たると思います。
特に8分のリズムで同時押しをさせる箇所が多く、だいたいが3連以上になっているのでリズムを崩されずに対処したいところ。これらはおおよそ歌詞もしくは主旋律に合わせて落ちてくるので、曲に合わせて素直に押していきましょう。
二つ目が、「サビ前の交互に来る片手拘束」。
片手拘束自体は26以下のレベルでもよく見られる形ですが、この曲ではかなり早いペースで拘束される箇所が切り替わっていくので少し厄介です。
拘束されていない方のタップノーツは、歌詞に合わされているためそんなに慌てて処理しなくてよいということを念頭に置いて対処して、サビ前最後の右手拘束+左の5連タップは8分のリズムになっているので気持ち早めに対処することを覚えてもらえたら切り抜けられると思います。
特にLv27以降からはこれより激しい拘束譜面がわんさかあるので、慣れない左指でのタップ対処・早いリズムを片手で刻む練習台として活用するのが良いでしょう。
そして3つ目は「更に複雑になった軸ブレトリル」です。
まさにこれを正統進化と呼びたくなる、『ミツボシ☆☆★』よりも難化したトリルが間奏に控えています。
ざっくり分けて3回ほど軸がぶれていて、特に規則性も感じられない配置。そのため「乱打」気味な要素もあり16分トリルに見えにくいですが、普通の16分トリルなんですよね。救いなのは右始まりだというところ。
意識するところは、一番最初は両端から始まって一度左右とも内側に差し込むところ。この「両端の1-5トリル+差し込んだ2-4の4連トリル」で構成された6連打の動きをまずは覚えること。
この後に続くトリルはずれる場所を起点として「4連トリル」×2と分割して、イメージとしては「分割したトリルの間で一呼吸つく」ことを意識してください。
普通に考えたら16分のリズムの間で一呼吸つくとか無理なんですけども・・・これはどういうことかというと、リズムのズレを抑える目的があります。
少し話が逸れてトリルのしくじり例について解説します。
トリルが取れない原因のひとつに、無心で連打をしてしまって左右のリズムが崩れるというものがあります。これは簡単に体験できるので、次の通り試してみてください。
机でも何でもいいので自分の思い描く16分のリズムを両指で際限なく刻んでみてください。多分どこかで指がもつれて同時押しになったり、片手で2連打してしまって左右が入れ替わったりします。
なぜずれるのかと言えば、単純に無心でタップしているからです。無心でやらないようにするためには、自分が何回タップしたかの目安を作ることです。
「16分の4連トリル」で考えてみれば、譜面を半分ずつで捉えるとただの「8分の2連」になって、もう片方は半分ずれた8分の2連でしかありません。
このように、一見大きなグループに見える16分のトリルも細分化すれば簡単な要素なわけで、この簡単な手順で小分けしてトリルを「小さな塊」として捉え、その塊同士の「間」でリズムを整えることで指のもつれを減らしたいのです。
話が戻って、「4連トリル」×2と分割することで間を作り、その間で「次も右から始まるトリルが来る」というような感じで心を指を整えることで、16分のリズムを安定させることができます。
それに加えて軸のズレが入るので難しいという話ですが、とりわけこの曲は良い練習になるでしょう。
逆に言ってしまえば他の部分はさほど難易度が高くなく、ゆえにLv26の入門というわけです。地力がつけばおのずとフルコンできます。
曲その2.Orange Sapphire
【楽曲情報】
ノーツ数:719
BPM:162
作詞:Funta3
作曲・編曲:Funta7
こちらは初期のアタポン形式イベント、正確には第3回目で登場した古参曲。昔はLive Grooveにしかmaster+譜面がイベント実装されなかったので、master譜面の作り込みがすごかった印象があり、これもその一部です。
系統としてはパッション曲に違わず物量気味、特に後半サビ部分のウェイトが高く体力も要求されます。
気を付ける点は全体を通して多いので、順を追って解説を入れていきます。
1つ目が「トロトロトロトロピカル地帯」。
歌詞に合わせて終点フリックの付いた同時ホールドが3降ってきます。
構造自体は簡単ですが、ホールド同士の感覚が短いという点と、終点ホールドの向きとは逆方向に次のホールドがズレているといういやらしさが難易度を高めています。
歌詞に合わせてフリックの向きが「右・左・右」と入れ替わること、フリックを取る際に気持ち指を反対側へ動かすこと、この2つの意識を持って対処しましょう。
2つ目が「チャチャチャフリック地帯」。
歌詞に合わせて同じ方向への3連続フリックが並んでいます。
譜面速度の設定が遅いと認識が難しいですが、始点が歌詞と合っているので、良く聴いて指を動かしていきましょう。
ちなみに、こういった連続フリックは両指で対処すると格段に安定するようになります。この右寄りの3連フリックの場合、1段目を右・2段目を左・3段目を右・・・というようにすることで、ゆとりある速度で譜面に対処することができます。
反対の指を出張してきたら指同士がぶつかってしまうのでは?という懸念もあったりしますが、ことデレステにおいてライブ中は画面の下半分が譜面にタッチした判定として取ってくれます。つまりどういうことかといえば、同じ箇所を連続してなぞる必要はなく、タイミングと場所さえ合っていれば、判定円以外の場所でなそっても良いということです。
なので、2段目のフリックは右指に当たらない程度上にずれた場所をなぞる意識を持って対処すれば、案外簡単に切り抜けることができます。
特に端末持ちプレイだと出張譜面は難しく感じられますが、こういった判定の仕様を突いてプレイすると意外とできる譜面も多いので、是非お試しください。
ちなみに、抜かりなく反転した3連フリックもあるので要注意です。
そして、3つ目にしてこの曲最大の砦「17連打のジグザグ16分トリル」がサビ前に2回もあります。当たり前のように左始まりです。
ここでサンダルを脱げるかがこの曲の勝負どころです!
個人的な話ですが、このトリルは忘れもしない因縁のトリルで、イベント当時かなり苦戦した記憶があります。その証拠に2015年11月24日(火)、日付さえも未だ覚えているその日に、譜面攻略のため決め打って練習した跡があります。それがこれ↓
とにかくトリルの構造が理解できなかったので、とりあえず譜面の形を書いて覚えようとしました。書くまで17連打もあるとは気づかなかったし、乱打ではなく規則性のあるトリルだということにも気づけました。
当時のスクショ等は全部消しちゃってたので、正直フルコンできたかまでは覚えてないんですが、このトリルを突破したことだけは覚えています。
突破して満足したのかスコアランキングのトロフィーは持っておらず、微妙な順位の称号だけが虚しさを物語っていましたとさ・・・。
というわけで、「難しい箇所は書いてでも覚える」なんて攻略法があるということを知ってもらえたらなと思います。
このトリルの要素としては、左から始まり左で終わるため左でリズムを取る必要があるのと、一見複雑に見えて規則的にズレていることを意識できれば意外とすんなりパスできます。
上記の手書き譜面で分かる通り、左右どちらも3番、つまり真ん中の判定円より反対方向には遠くならないということと、Wを左に回したような規則的な形になっています。これら2つの要素を頭に入れて動きをマスターしてください。
そしてわかりにくいですが、このトリルは後ろで鳴っているシンセサイザー(?)の音を取っています。リズムが不明確な時は一旦素で曲を聴いてみるのもアリです。
難しい譜面要素ではありますが、サビ前の盛り上がりと歌詞から溢れる躍動感を一手にまとめあげたデレステでも指折りの素晴らしい譜面だと個人的に感じています。・・・攻略には関係ないですね~~
これを抜けたあとサビ部分では残りの体力を持っていくに十分な同時押し地帯が待っています。要所に挟まれる左右に振り分けるフリックがなんとも意地悪。
ここもフリックは右のち左ですべて整っているので、歌詞に合わせて勢いよく指を振っていきましょう。
最後まで抜け目のない曲ですが、最後の最後にちょっとだけ16分トリル+同時押しホールドがあるので絶対に気を抜かずに。形は崩れていますが6連だけなので焦らずに対処すること。
曲その3.エンジェル ドリーム
【楽曲情報】
ノーツ数:765
BPM:180
作詞:たかみつようこ
作曲・編曲:岡部啓一(MONACA)
太鼓の達人から移植された楽曲。ゆえにノーツ数はナムコ(765)。
Lv26最難関のうちの1つとされていますが、その理由は「ラス殺しの長さ」にあります。というかそれ以外に言うこともありません。
ラストにかかる前に明らかなミスが出るレベルだとフルコン攻略は不可能なので、ある程度地力を高めてからの挑戦をオススメします。
まずラス殺しの始まりは両側に開く左右同時フリックから。そのあとに3番の単体タップが待っているので、素早い指の戻しが必要になってきます。
この単純な操作ですが、曲のBPMが180とかなり高めなため、そのあとに続く8分のリズムをずらさないためにもしっかりと取っておきたいわけです。
そしてその後に続く8分のリズムは少し乱打気味に同時押しを混ぜてくる他、単体のタップが頻繁に3番のど真ん中に落ちてくるため、指の左右の可動域の広さが試されます。↓のような感じで同時押し+3番単体の意地悪配置が印象的。
対処する方法はたった一つ、必ずプレイする前にどちらの指でどの場所を押さえるか決めておいてください。プレイ中にどちらで取ろうか逡巡している暇などありません。BPMが180ではあるものの16分ほど早いリズムではないので、しっかりと目で追いかけて対処すること。
自分の場合は、左手は1番と2番に落ちてくるノーツは左手、それ以外の3番~5番は右手と決めて対処するようにしています。
この取り方をする時、ラス殺し中2度だけ出現する3-4の同時押しがあるため、そこだけは左手を出張させるようにしています。
そしてこのラス殺しの中間地点は、左手拘束で右を乱打する場面があるので要注意。結局のところ、右手はこのパートでかなりの可動域(具体的には2番~5番)を求められるので、他のところでもしっかり動かせるように上記の左右役割分担は重要だと思っています。
これらが難しいと感じたなら、同じ譜面傾向が見られる『パステルピンクな恋』で練習することをオススメします。同じmaster Lv26ですが、ラス殺しがこちらより小規模で難易度は低めです。というか同じレベル内で練習曲が存在する方がビックリですよね。それくらい難易度に幅があります。
この曲が難なくフルコンに近いリザルトを出せるようになれば、おのずと他のLv26も攻略できるようになってくるはずです。Lv26最難関は他にトリッキーな譜面をもっているものがいくつかありますが、とりわけこの曲は地力の上昇に役立つ『パワー型』の物量譜面だったので紹介に至りました。
さいごに
結構長めに書いてしまいました。それでも自分の思考は結構言語化できた気がするので執筆満足度は高めです(汗)。
Lv26を越えると、master内では高難易度の代名詞・Lv27と28しか残っていません!少しずつステップアップして、確かな成長をしていけば捉えられる位置に来ているので、一緒に頑張りましょう!
おわり