ファン感:何やかや現地
死ぬほど間の悪いタイミングでの今年のファン感謝イベント。
女子W杯中断期間で次のリーグ戦(と天皇杯)は8月なのでやるなら確かにこの日、だったのでしょうが。
試合結果に対しては面の皮の厚い私でも腰の上がらないイベントでした。
イベントの後に友達と串鳥に行く約束を入れていなかったら怪しかった。
やる気の無さは到着時間に現れ、着いたときにはもう選手が散り散りになってイベントが始まっていた。言うて特に参加したいものもなく、会場で誰かしら会うだろうと思ったら誰にも会わず、長年のゴール裏メイトはもう昨日の今日でこんなイベントには来ないお年頃になってしまったのかもしれない…とか思ってたけどそんなことはなかった(最終的に大勢会えた)。
イベントの合間に移動する選手に何人か遭遇して、深井様にちゃっかりハイタッチ出来たので満足した。ルーカスはイベントの流れと関係なく事あるごとにファンに応じてた。ほんのちょっとした時間でも子供の頭をなでたりして、なんというか徳が高すぎると思った。最後の集合写真では自分の隣にルーカス奥さん(と奥さんママ)が陣取ってきて、ファンと一緒に楽しく集合写真に収まってた。キャロママとてもフレンドリーで笑顔のやさしいママだった。ルーカス一家総じて徳が高すぎると知った。永遠に札幌にいてほしい。
三上さんの最後の挨拶で、報道の通りねこちゃんが移籍してしまうんだということが分かった。
入団したときはコロナ禍で、声援どころか観客のない中で試合をして、それでもみんなの心を躍らせて、去年ようやく名前を呼ばれ、今年チャントが出来て、その夏にはいなくなってしまう。早いよ。
けど元々が彼の移籍話に異を唱えるファンは多くなかったと思う。
挑戦したいと言われたら行って来いとしか言いようがない。
そしてこういうとき本当に辛いのはミシャなんだろうって思うようになった。
選手を育てて輝かせて、輝いたら他所に高い確率で持っていかれ、選手が減った後は叩かれる。しんどい仕事だなって他人事ながら思う。それでもやり方を変えないミシャだから選手に愛されるんだろうし、結果も出せるんだろうし、行き詰まりもするんだろうとも思う(私は行き詰まりごと愛でることにした)。
イベントの諸々が終わって、控えていた記者団の取材に答えた後、残っていたサポーターは金子拓郎の歌を歌う。それに挨拶する。自分の応援歌、あんなにしみじみと聴いたことないだろうなって思った。名残惜しそうに去っていく姿に絶対頑張れって思った。金子がいなくなっても平気であるわけがない札幌、泣く泣く送り出した側は苦労必至であるし、これで送り出された選手も活躍出来なかったら全員ただの不幸でしかない。行くからには絶対活躍一択で。簡単な道じゃないと思うけどそこはもう迷わず行けよ信じる道。お前なら出来るし俺達も出来る(若干の虚勢)。
このやり取りを見て古くからのゴール裏メイトがとてもいいことを言った(書かない)。リアルの言葉がすごく響いた。ファン感であっても結局はその場に行って自分で見て感じて人と話し合うことが一番いいんだなあっていつもと同じ結論に集約。
(思うところがあってもうTwitter連携していません)(連携しないとしっかり読まれなくなってウケる)(場末になっても読みに来てくれる皆さんありがとう!!)