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カーリング日本選手権男子決勝観戦

先週はフィギュア、今日はカーリング、再来週はスキージャンプと冬のスポーツ観戦を満喫している。アイスホッケー行ってないくらい。冬の競技観戦が終わるとともにサッカー開幕とか結構目眩がする。

カーリング観戦は5年前のどうクラ以来!本当は2020年の3月のミックスダブルスの日本選手権を観戦予定でしたがコロナで消えた!あのときの無念をついに晴らす時が来たぜ。

といっても見にいけるのは週末ぐらいで、週末は準決勝と決勝でそれぞれチケットがいいお値段だったので(決勝は9千円)どこのチームが来ても行くぞと言えるガッツがなく(すみません)コンサドーレが勝ったら買おうと思っていたら勝ちました。信じていなくてすみません(二度目)

試合前のチーム練習中

場内にはハウスを真上から見るモニターがあるので、会場にいても反対側のハウスがどうなっているのかよくわかります。手前側のハウスに投げてくるエンドは、ストーンがギリギリのところを(客席の自分たちに向かって)進んでくるので緊張感が半端ないです。
「あ、あ、あたr…らない…!」
客席が狭いので見ている人達全員が息を呑むのが伝わります。

隣の人は初めてのカーリング観戦で遠来から来ていた人達で、もう反対側は参加チームのスタッフの方だった。やけに詳しいな…と思ったら帰り際見えたIDカードのチーム名を見て納得した(一応チーム名は伏せておく)。一次リーグで敗退してしまったチームの選手達に「いまのラインコール聞いてた?」など色々指導者目線でお話されているのをこちらもフムフムと又聞きさせていただていた。こういうのが現地観戦の面白さ。

そのスタッフの方が唸る回数はコンサドーレに対してのほうが、随分多かった。そしてその通りの結果になった。
チケット代が高いと思ったけど、この日の清水徹郎のパフォーマンスを見たあとでは「チケット代妥当」というほかなかった。デリバリーの姿勢もスイーピングの姿勢もアスリートのそれとしてとても美しかった。長いこと見てるのに今頃そんなことに気づくとは、生観戦出来なかったコロナが悪い(転嫁
阿部さんてっちゃんのスーパーショットに何度も唸らされたけど、若手組の奮闘も見逃せない。彼ら伸びしろしかなく、その伸びしろがそのまま世界への伸びしろ。世界選手権ではたくさんの経験をしてきてほしい!

ベテランと若手の融合についての苦闘がこの記事にギュッと詰まっていました。そうだよねえ。親子ほども歳の違う選手と新しく組む難しさ、言われなくても伝わってきた。そんな中で掴んだ世界選手権の切符なのでなおさら偉大。

河合CRCの投稿も、岩永さんの投稿もどちらも「ここまで来ること自体が如何に大変だったか」を如実に物語っていたなあと。

前出の、隣の席のチームスタッフの方はSCが敗色濃厚となった第10エンド、「こういうときの態度を見ておいて、人としてどう振る舞うかだよ」と若い選手たちに話していた。人としてどう振る舞うか。負けるほうにもまた物語も思いもある。最後まで投げずに戦ったSCの姿もまた美しいものだった。次のシーズンの対戦が今から楽しみだ。

勝利インタビュー中

勝利後インタビューの敦賀さんの言葉は全員もらい泣きレベルだったな。

阿部選手とオリンピックに出たい、
清水選手をオリンピックの舞台に戻したい、
若手ふたりを世界に連れていきたい。

そういう思いがあるのはコンサドーレだけじゃないと分かってはいるけど、今日ぐらいはこの言葉を大事に温めたいなと思った。

ホワイトボード速報
戴冠カーリングドーレくん
全農さんイチゴありがとうございます!

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