#20 子育てに正解がないのは
#今日の学校 3/5
「あなたの子供のことを思って言ってるんだから、あなたはこうするべき」
というニュアンスで言ってきた人が数年前にいた。
ローブをかぶり、大きな水晶玉をサワサワさせながら言っていたら豪快に叩きわっていたところなんだけど、その人の手にはウーロンハイがあった。
乾杯。
自分は正しいと思ってしまうことのマズさって、思っているときには気づけないことだと思う。
子育てに正解はないと聞くが、それは何をもって正しいとするのかわからないからだろう。
もしこれが正しいと思っているのなら、それは誰かが決めた基準だ。
そうだ間違いない。絶対に正しい。
植物の仕事をしはじめたとき、正しいことを言ってそうな人のやり方が誤りだったことが多々あった。
だから「こっちが正解」とはならないんだけど、「これじゃないな」となる。
子育ても「こうじゃないかなぁ、こうするとどうかなぁ、いや違うんかい」の連続だと思う。
目の前にいるのは自分のコピーじゃないんだから。
大変なことはたくさんあるけど、正解がないとわかれば少しは楽になった。
という記憶が少しあります。
※この前、娘と山に行ったとき動物の足跡がありました。
『帰ったら調べよう!』と言うので調べると、イノシシとウサギでした。
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おかげさまで、生きていけます。