#23 「なんか楽しい」って、いいよね
#今日の学校 3/10
天気がいい。
物理的にも植木モードに切り替えるため、道具のチェックなどをする。
一緒にやるというから、朝から娘と。
重い機械や軽い道具を一緒に持って、よいしょよいしょと移動したり、雑巾で拭いたり、エンジン付きのものは始動してみたり。
ひととおり終わると、アサガオの種を採ったり、コンポスト堆肥をかき混ぜてミミズを見つけたり、庭を森にしようぜ何植えるか決めよう、と話たり。
大人が効率というのを求めすぎてしまうとこういった事はできない。
「なにかの役にたっている」と直接感じなくとも、そういった状況を大切にしてきたら『なんか楽しい!』とよく言うようになった。
雪山を歩くときも、大豆をつくるときも、木を植えるときも言っていた。
おもえば、僕もこの「なんか楽しい」というざっくりとした感覚に引かれるだけで生きてきた。
主体性がないと言えばそれまでだけど、全ての人がバキバキに主体性をもったらそれはそれでカオス。
学校という土地と建物だけを学校と思ってしまうと、学校に行ってない劣等感や不安が襲ってくるかもしれない。
それなら学校の定義を変えてしまおう。
雑巾でなにかを拭き、スコップで穴を堀り、花をスマホで撮る。
そこは立派な学校だし、卒業もない。
学校と冠するものだけが学校ではないよなと思うんです。
※竹と麻紐で作ったアサガオの棚を解体したら、麻紐で首かざりと頭かざり作ってました。
大豆の収穫のときは髪かざり。
麻紐が好きなんだなあ。
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おかげさまで、生きていけます。