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単騎ブルアカシロコ【ディーヴァグランプリ2024SUMMER使用】

はじめに

初めまして、笹原と申します。

かなり時間が開きましたが、ディーヴァグランプリ2024SUMMER(以下大阪GP)お疲れ様でした。

この度ありがたいことにシロコを使ってルリグNo1賞をいただきました。そして、WIXOSSというゲームをプレイしていて少し思うところがあったので、今回筆を取りました。

私はWIXOSSをブルーアーカイブコラボから始めた若輩者で知識や経験も浅いため、間違っている点や考察が未熟な点が多々あるかと思います。
そんな中ではありますが、備忘録も兼ねて構築やプレイに関して書き残しています。

また、ルリグNo1賞をいただいたと言っても戦績は2勝3敗でとてもではないですが好成績とは言えません。マッチ内容は後程軽く触れますが、雑魚の妄言であることも留意してください(予防線)。

思うところ

Q. なんで今更書いたの?

A.シロコの情報資料、少なすぎない?

別の方も書いておられましたが、WIXOSSというゲームは本当に資料が少ないと感じています。
他のカードゲーム(私が知っているのは遊戯王くらいですが)と比べて動画投稿者やブログ執筆者といった「情報発信をする人」が少なく、話題に乗ることが少ない古いルリグや使用者が少ないルリグはサンプルレシピを探すことにも苦労した記憶があります。

今回このnoteを書こうと思ったのは、上記のように自身が感じた経験を振り返って、他にシロコを使ってみたいと思ったセレクターさんや先生の参考に少しでもなれば良いな、といったところです。

デッキ構築について

地獣シロコ懐疑派の苦悩

大阪GPのホームページ(https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/event/240621/)にも載っていますが、画像でも載せておきます(WIXOSS図鑑様を利用しています)。

ブルアカ基盤のシロコになります。

対策委員会編とてもよかった

構築を考えるにあたって、シロコ自身の強み(できること)を考えた結果、下記の点を考えました。
・Sランサーによる継続的な点要求
・エナの自活
・エナ回収によるキーカードやサーバントの確保、ハンデスからの復帰

特に主なダメージ源としてSランサーを用いるため、一衣のような継続して盤面を残してくる相手にも点要求できること、エクシアを触らずに点要求できることは強みとなると考えました。

ブルアカ基盤

今回ブルアカ基盤を選択した理由として、主に下記があります。

①「小鳥遊ホシノ」によるリーダー効果の起動
②「勇美カエデ」「春日ツバキ」のLv1-2間のエナ確保
③「狐坂ワカモ」「歌住サクラコ」の追加打点
④「久田イズナ」のエナ回収とアサシン
⑤「千鳥ミチル」「和楽チセ」「浅黄ムツキ」の除去
⑥「蒼森ミネ」のメタ

大雑把なゲームプランとして、盾受けと①と②を活かしてLv3までにエナを確保し、②と③で相手にプレッシャーをかけてアーツを使ってもらい、アーツの防御面数でダメージレースをゴリ押して勝つことを目指します。

エナの工面、3000↓牽制、たまにメタシグニ除去
ゴリ押し詰め要員たち
詰め兼リソース回収要員

そのためにアーツと⑤で序盤から2~3面要求を繰り返し、詰め切れない際やアタックトリガーが強い相手に⑥で次ターンをもらいにいきます。

硬くなったシィラ

エナの消費がかなり激しいため、アーツは「加持祈禱」のコストに回せる緑アーツで統一し、不利なメタシグニを除去して点要求するために「温故知新」と「付洋雷同」を採用しました。

緑防御アーツ三銃士 温故知新は最後まで悩みました

ゲームプラン


ここまで書いてお気付きの方もいるかもしれませんが、このデッキの中身は要するに「パワーと燃費が落ちた代わりに絡め手が増えた地獣緑子」のような感じです。

そのため、アーツの使い方など、大局的に見た際のゲームプランは地獣緑子の解説をご覧になった方が良いかもしれません。

基本的には「可能な限り3面要求を繰り返して、ワカモやサクラコの効果でダメージレースでリードすることを目指す」というシンプルなプランとなります。

ただし、地獣緑子と大きく異なる弱点として、
・アームタマや防衛派のようなエナを制限する動き、遊月のようなランデスが強く刺さること
・攻め手がSランサーとアサシンに大きく依存しているため、白のメタシグニ(例:「幻水姫 シィラ」「コードハート リメンバ//メモリア」)がつらいこと
が主に挙げられます。
今回の敗北のうち2回はこの弱点の通り順当に負けました。

また、「勇美カエデ」「春日ツバキ」はエナの補給元として手札を要求するため、慢性的に手札が不足しがちです。
特に「勇美カエデ」の効果を無闇に使用すると後半の手札状況にかなり響いてくるため、特別な理由がない時は効果を破棄するようにしました。
さらに、エンハンス枠は「千鳥ミチル」を使うために「プロフィット・エンハンス」で固定となります。
あきらやピルルクのようなハンデスが苛烈な相手の復帰方法として「樹木堕落」の使用タイミングや「久田イズナ」の絆取得はよく考えましょう。

本当に効果があったのかわからない小ネタとして、白ルリグ対面の際シロコのSランサーは特別な理由が無ければ「春日ツバキ」に付与していました。相手ターンにおける役割が薄いため除去アーツを打たれてもマイナスになりにくく、「ホワイト・ウィッシュ」で止まらないためです。

余談ですが、シロコの基盤として<地獣>を採用している方もおられるようで、度々情報を目にしていました。
シロコを使用するにあたって自分でも考えてみましたが、下記の点から私は見送りとしました。
・昨今成績を残している地獣デッキは「讃型 緑姫」と「幻獣神 オサコ」のシナジーに依るところが大きいこと
・シロコのターン1効果起動のためには「幻闘獣 ビグタット」の使用が半ば必須になるが、いささか力不足を感じること
・パワーパンプ前提のデザインのため自己完結したシグニが少なく、ハンデスや手札状況によって出力のムラが大きくなると予想したこと
<地獣>基盤におけるメリットもいくつか感じており、特に今回かなり厳しいと感じていたアームタマには<地獣>基盤の方が優れている点があると考えています。

おわりに

長文となり失礼しました。

先に述べた通り、推しのルリグNo1賞をとれた喜びと、推しの情報量の少なさから一念発起してこの記事を書いています。

このゲームには本当に多様なルリグがいるわけですが、その中でも特にブルアカルリグはWIXOSSの経験の浅い、私のような先生方が少なからずいるのではないかと思います。
そういった方が、再び、もしくは新しくWIXOSSというゲームに興味を持つきっかけとなれば、大変うれしく思います。

こういったものを書くことが初めてのため、かなり粗削りな内容となってしまいました。
より細かい内容が知りたい方は、コメントもしくはX(@ RyohgoSasahara)までご連絡ください。

お付き合いくださりありがとうございました。


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