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最強の彼氏と最強の彼女はじぶんの内側にいると強い説
最近、お気に入りの石をアクセサリーにしてカフェに置いてもらっているのだけど。この一ヶ月で、名前をつけてもらった作品がふたつある。
最初に名前をつけてもらったのは左のひとで、『tears』。
アメトリンのタンブルと、パキスタンハーキマー水晶を一粒ずつ使っている。
アメトリンは紫色のアメジスト(女性性)と黄金色のシトリン(男性性)の要素をともに内在させている美しい石。
パキスタンハーキマー水晶は、ダイヤモンドにも劣らぬ力強い煌めきを放つにもかかわらず、厚かましさを微塵も感じさせない洗練された石。
このふたつの石の組み合わせは、陽のあたる水面のように、とにかくきらきらと繊細に揺らめいて光を翻弄する。
ほんのり透ける薄紫と黄金色が、涙にふれてひんやりした人肌のような質感を醸し出している感じもして、なるほど『tears』とは言い得て妙。
次に名前をつけてもらったのは右のひと。
同じくアメトリンのタンブルを三粒使っている。
このひとは、『リラの精』という名を拝受。
リラは『眠れる森の美女』の6人の妖精の一人で、知恵を司っているとのこと。
たった三粒のランダムな石が連なったシンプルな造りながら、身につけると幻想的かつ品格のある雰囲気を醸し出す。
名前をつけてもらったことに浮かれていて気づくのが遅れたのだけど、どちらもメインの石はアメトリンではないの。
アメトリン、なぜあなたは『愛さずにはいられない』って気持ちを呼び起こすのだ。
私自身も、私物でこのふたつのイヤリングを所有していて、日々身につけている。
アメトリンをつけたい日というのは、じぶん自身の慈愛や直観や美意識が活性化しているときで、それを存分に解放したいとき。
なおかつ、その繊細な側面が容易に傷ついたり穢れたり奪われたりしないように、しっかり護り支え御する力を持つ必要があるとき。
ある意味、最高の彼女と最高の彼氏を内在させているときとも言える。
ちなみに、じぶんの女性性にとって最高の彼氏が内側にいるときと、じぶんの男性性にとって最高の彼女が内側にいるときが、人類として最強の状態だと私は思っている。
つまり、じぶんを幸せにしてくれるものをじぶんの外に求めて、飢えて、焦れて、妥協して、傷ついて、時間を浪費なくてよい状態ってこと(我ながらものすごい言い草だ。これでも言葉は選んでいる)。
じぶんを慈しみ、信頼し、護り、支えることができ、そのことを存分に味わい尽くすことができたら、外界の在り様がどうであれ満ち足りた状態を体現できる。じぶん自身が『愛』の存在そのものであるわけだから。
それって、とても自由で自立しててすごばらしく素敵だ。愛する勇気をもってることと、愛を受け入れる器をもっていることは共存できる。
儚さと強靭さが同居する状態を魅せてくれて、『あなたはもっと美しくて強くて自由だよ』ってメッセージと、『あなたは愛を受け取る価値がある人だよ』ってメッセージを伝えてくれる。
それが、アメトリンが愛される所以かなあ。
アメトリン推しが増えるのは、個人的にとても嬉しい。
所長タスケ