まずは知ることから始めませんか?
日本のほぼ中央部に位置する名古屋市。
災害大国・日本においては幸運なことに、近年、大きな災害での被害が比較的少ない地域です。
しかし、決して災害が起きないというわけではありません。
2000年(平成12年)9月に発生した東海集中豪雨はまだ記憶にある方もみえるのではないでしょうか。
他にも、今もなお「日本における台風の災害史上最悪の惨事」といわれる1959年(昭和34年)9月に上陸し、全国にて死者・行方不明者合わせて5,000人を超える犠牲者を出した伊勢湾台風は、愛知県とお隣の三重県に甚大な被害をもたらしました。
また、大きな地震による被害と言えば”敗戦濃厚な状態にあった太平洋戦争の最中に発生したため、報道を禁じた”とも言われる、1945年(昭和20年)1月に発生した三河地震まで遡り、その後、震度5以上の規模の地震は起きておりません。
「近年災害が起きていない=災害が起きにくい」という考えをしてしまいがちですが、実際は「災害に慣れていない」状況にあります。
昭和56年(1981年)以前に建てられた、旧耐震基準による建物が多数存在し、ひとたび大きな地震が起きた場合、甚大な被害をもたらす可能性があります。
小さな小さな消防設備のメンテナンス会社ですが、地域の方と一緒に、この場所を、ここにいる方たちを守るお手伝いをしていきたいと思っています。
私たちだけでは何もできません。でも誰かが始めないと何も始まりません。
名古屋市の西部は古くから水害の多い地域でした。
今、大河ドラマにて松本潤さんが演じられている戦国武将“徳川家康”があの場所に名古屋城を建城した理由については、また、次の機会にお話しさせて頂きます。
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