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2020.06.30 大雨 20°/24° 全てを流していく

仕事中の最中「ビュ〜。ガタガタガタッ!バチバチバチッ」気がつかないのが難しいくらいの強い風。屋根や地面を叩きつけるような雨の音。不覚にもビュ〜の後には、ガタガタって窓が反応し出して、バチバチって雨が打ち当たる。おいかけるように。風の強い日の雨は変に規則的なビートとリズム刻んで音が耳に入ってくるので、お〜きたきたって、久々に感じる大雨というか、もはや嵐のような天候を楽しんでいる自分がおりました。

周囲にいた同僚は「この雨だと駐車場行くまでに靴が濡れてしまってやだね〜」なんて、話をしていたけれど。楽しんでいる私の心は一気暗転して、強い雨と風に晒されている畑の作物たちが頭をよぎります。一度でもよぎったら最後。なんとも心配で、不安なことか。もうそこには自分が濡れるとかそんな感情はどっか行ってしまっている。とりあえずオクラが心配で仕方ない。なんとか耐えて欲しい。ピークはこれから。明朝からお昼まで。心の中で手を合わせています。

今日のカバーは 明朝の雨も滴る、いいゴーヤ様(きっとこれから) です

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 なんとも心細くて、本当に細い支柱と鷹の爪

すでに盛っていた畝の土はあらかた流されてしまったのか、なんとも申し訳ないくらいまで減っています。かろうじて土が盛ってあったことが予測できています。さらに流されてしまうのだろうか・・・。


なんどか書いていますが、鷹の爪は昨年自家採取し、ポッドにたっぷり贅沢播きをしたら、もりもり芽が出てきて、畑の周囲や境に植えまくっております。なので畑の周りにはこの状態の鷹の爪がたくさん。今季は唐辛子だけは今年・来年、下手したら再来年分のストックを手にすることができそう。


私の住んでいる地域には大雨警報が出されておりますが。大雨と聞くとどうしても農家をやっていた経験からか、作物たちへの影響が気になります。農家さんが気になります。被害がでないように祈るばかりです。

私が関わっていた果樹に取っては大雨続きの後の、カンカン照りとかは生育タイミングによってはかなり影響が大きくて、核割れ(成長の段階でタネが割れてしまい、変形果の原因になる)とかが心配だし。災害レベルとなってしまうと、水に浸かってしまうとか、川の氾濫で畑が自体が流されてしまうとか。被害もそうだけれど、農家さんたちの気持ちを思うと胸が張り裂けそうになります。

しかし、そういった川の氾濫によって肥沃な土がやってきて、その土地を豊かにしていったこともあるので、なんだか複雑な感じ。当人ではないからそう言えるだけかもしれないけれど。考えようによっては何かしらの試練を与えているようにも感じてしまいます。人間にも作物にも。


梅雨のあとは、台風がやってくる。いつだって苦労・心労が耐えませんね。


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無事でよかった青はぐら瓜

お家に帰ってきたら、まずは育苗中の苗をチェックしに走ります。走りますっていうのはその時の感覚であって、たかだか数メートルなんですが。とりあえず車から降りたら一目散に。育苗しているのは定番の衣装ケース。とりあえず全ての苗は衣装ケースの壁に守られて無事でした。軒先に置いてあるので雨もそこまでかかっていませんでした。

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なんだか徒長気味の四葉きゅうり殿

すでに畑に定植してくれって、訴えるような伸び方をしています。今週はどうしても雨続きて畑へお引っ越しはできないのですよ。なんど説明してもわかってくれません。ちょっと窮屈だけれど、もうしばし衣装部屋でのんびりしていてくだされ。溜まったエネルギーは畑でついてから発散希望です。


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黒秀ナスはきれいなお芽め続々

黒秀君はぐずぐず天気の中でも、着実に成長していたようできれいに双葉が出ております。よくよくパッケージの裏面の説明を見ると、タネを播いた後はたっぷりを水をあげたら、新聞紙で覆って日陰で芽出しをしてくださいって。芽が出たら太陽に当ててください。ちょっと文言はちがうけれど、私の解釈だとそんなふうに書いてある。

全然気にしなかったのだけれど、曇天で適度に水をあげていたので知らぬ間に快適な環境をご用意できていたようで、すこぶる機嫌がよさそう!にみえます。意外と気を使わなきても水さえ切らさなければ大丈夫な気がしてくる。あくまでこれは感覚なので、タネを播いてからの日々の気温や天気のデータを残したら傾向が掴めそう。記録って大事。

今回の雨のピークはあした。何事もなく過ぎ去ってくれることを。そして元気に畑に出られることを祈って。

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