殿方様は 17°/22° (曇時々雨) 5.15.2022
私の小さな畑だってさ。見えないだけで、小さな畑なりの生態系が形成されている。その中でも毎年お目にかかれるのはカマキリさんで。こちらの畑をお借りして4年目、今年もお目にかかることができました。そうなると、畑と同じく4世代目の子供ということになるわけで。カマキリの一生が人間と同じ時間感覚だとすると、なんだか色々な思いが込み上げてきます。
今日のカバー 蟷螂ベイビー です。
とりあえず、畑に出てはみたものの先日の大雨でしっかりと湿って、というかぬかるんでおりました。奥の畑のズッキーニさんの受粉だけはと思って。
なんか予想ついてたんだけどさ。やっぱり今日もおられません。雌花が咲き誇るのみでありまして、受粉をすることができませんでした。この感じだと、今季のズッキーニさんは姉さん女房だらけになってしまいそうです。姉さん女房かどうかは、実の出来には関係ないけれど。
手前の畑に蒔いた、緑肥用のライ太郎くん。しっかり繁茂しています。そしてたくさんの穂をつけておりまして、みなおじぎをしております。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」とはよく言ったもので、日本人の特性にあう言葉ですよね。まだまだ垂れるほどには実っておりません私は、もう少し精進と、栄養をください。いまだに私は痩せ型でカモシカのようだと、言われることがあります。
緑肥とは言っても、穀物系の作物ってとうもろこし以外は育てたことがなくって。今回初めての経験でありまして。時々、デザインの仕事でむぎのイラストとか見たりするんだけれども、本当にイラスト通りで、綺麗な形をしている。そして美しいかな。
全然お相手できてないんだけどさ。時々かき混ぜたりしてる。この前まではコンポスト山盛りに大根とか、菜の花とか。残渣をこんもり積んでおいたんだけれども。どんどん低くなっていきます。分解が進んでいるのでしょうか。よくよくみると小さな芽がたくさん出てきている。これは私の畑由来なのか、それとも堆肥由来なのか。そろそろ畑に還元してみようかしら。
イタパセさんは、昨年末に蒔いた子たちなんだけれど。すでに4月の末にフィーバーを迎えて、葉っぱが硬くなって、お花を咲かせる準備をしているみたいです。パセリのお花とか見たことないから。どんな感じか気になるかな。一部のセリ科の花蕾は漢方薬にも使われてるとかいないとか。何か不思議なパワーを持っているのかもしれない。
先日、玉ねぎとニンニクを収穫してから、全然お天気に恵まれくて、何も植えることができておりません。そして今週も天気悪いみたいでさ。夏野菜を畑に蒔いたり、植えたりする前に終わってしまう気がしてきてる。とりあえずお天道様に祈ることしかできませんけれど。梅雨入り。しちゃうかもですね。
さて、今日の畑の滞在時間は正味20分くらいかな。あっという間です。やれることは少なくって。スカッと晴れて、水やりしないと!ってくらいになるのがちょうどいいかな。水やりをしなければならないだけで、畑に通う頻度が上がる気がします。
うん。
ということで、本日はここまで。
お疲れ様です。おやすみなさい。