書くこと(自己紹介に代えて)
noteで日記を書き始めて1ヶ月超が過ぎた。
だんだんと書かない日が出てきている。
これまでは書かなかった分を翌日書くといったことをしていたが、今回ついに2日分の日記を書かないまま今日の日記だけをアップした。
以前の日記で「書くことがなくてもその日に思ったことを書けばよい」と書いたが、その日に思っていたことを書こうにも断片的だったり、気分がローな時なんてそもそも書きたくないことだったりで書けないことがある。
それ以外にも書きたいネタが浮かんだ時にタイトルや簡単なメモをnoteの下書きに入れていたりするが、手つかずになっているものばかりだ。
日記以外のnoteの場合も日記を書かない場合と似たような話で、書くには分量が足りない気がして書けないというか、そんな感じ。
自分が考えていることを書くだけなのだから誰の目も気にする必要はないのだけれど自分の目を一番気にしている。
「これだけしか書けない」と気にする自分は自分に何を期待しているのか。
文章を書ける自分、もっともらしいことをそれなりの分量で書けることを期待しているということなのか。
そんな能力は自分にはないと思いつつそれを期待しているのだからそれはそれで恥ずかしい。
日記というかnoteを書く上で参考になった本が2冊ある。
1冊は田中泰延さんの「読みたいことを、書けばいい。」、もう1冊は奥田民生さんの「FISH OR DIE」。
前者はコピーライターの田中さんらしいコミカルな文章を軸に展開されていて、タイトルの内容とあわせて他のことも書いてあったが、とにかく頭に残っているのはこのタイトル通りのこと。
後者はユニコーン解散からソロ活動開始2、3年くらいのところまでのエッセイ(インタビュー?)や対談を中心にした本では、「車を運転しながらつい自分の曲ばかり聴いてしまう。自分の曲には自分の好きな要素がいっぱい入っているので」という趣旨のことを民生さんが話していた部分が日記を書く上で参考になった。
どちらもそれを読んでから日記を書いたということではないが、日記を書くようになってからそれぞれのことを思い出して、「ああこのままでいいかな」と勝手に勇気づけられている感じ。
別に物語を描こうとなんてしていないので、結局書けることは日頃自分が感じたことしかないと思えば、書くことに余計なことを考えなくていいのかなと思えた。
実際にnoteを書き始めてよく分かったのは、途中でも書いた通りに何よりも自分の目を一番気にしているということ。
それが確認できて、かつそんな恥をこうして書けるようになったのは自分にとっての大きな前進だと思う。
とにかく、現状ではnoteに書くことに自分の目以外のストレスは感じていないので、気が向く限りは書き続けたいと思う。
「FISH OR DIE」
学生の頃、少し遠出する時に持って行ったり年に1回は読んでいた1冊です。調べたらKindle版がないのが残念。うちにあるのが傷んできているので、今のうちにまた入手しておこうかな。