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Connecting 田舎のdots

1都3県、2度目の緊急事態宣言発令。そして日本海側を襲う記録的な大雪に、マイナス10度を下回る大寒波続き。

ここ宮城県石巻市も新型コロナ感染者数が幸い少ないものの、天気は昼間ですら氷点下を下回る。今朝は見事に台所の水道が凍って、蛇口から氷柱が出来ていた。まさか台所で氷柱を目にするとは思ってもいなかった。窓の内側も凍ってるし、寒波の心配もあるが、それよりもやはり日本の断熱・暖房システム事情がまたまたすごく気になる。

寒さに加えて雪もすごい。長年宮城を離れていても今年は異常だと分かる。

新型コロナと大寒波の猛威の中、再度外出もままならない状況に至ったこの状況で、如何にステレスを溜めずに生活するか考えるのが日課となってしまった。

人混みにも行き辛いし遠出もし辛い。かと言って、せっかくのこの3連休、家で過ごすだけではつまらない。特に、育ち盛りの子供の親としては、その対策案を考え出すのも毎週末必死だ。

幸い今週土曜日の朝は頭が冴えていた。

田舎の良さ

とはなんだろう?

自然が沢山で長閑な暮らしが出来る。土地も広くて、家賃、物価が安い。渋滞がなくて、電車も空いてるし、通勤通学ストレスが少ない。人それぞれ色々あるだろうが、この状況下で多くの人が思うのは、「人が少ないから感染リスクが低い」だろう。

まさに、昨日はその田舎の良さを思う存分実感出来た。

雪も積もって、子供たちが技術も練習もしないで、すぐに思いっきり楽しんで遊べるものと言えば、やっぱりソリ滑り!!

そう思った土曜の朝。思い立ったが吉日、冬山防寒具を揃え、いざソリを買いにホームセンターへ。

ソリ滑りスポットは、以前記事にした栗園の近く、加護坊山。
https://note.com/sasa_nishiki/n/n5d94e639637d

ここは桜の名所でも有名で、春になると町民の方々が植樹した2000本の桜が満開になる。圧巻な景色が広がる。そして、その頂上からは景色を360度、パノラマで堪能することもでき、尚且つ、山頂付近ではゴルフ場や自然公園、キャンプも通年利用できることもあり、季節を選ばず、昔から愛されてきた場所だ。

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昨日の午前中は凍てつく寒さはあったものの、昼間は見事な快晴で若干の暖かさを感じられるほどだった。まさにソリ日和。大人も子供も密状態には決してならないほどいてとても良い感じ。これぞ「田舎、最高」と思える瞬間。

子供も大人も外で自由に心置きなく、密になることを避けながら、ヘトヘトになるまで思う存分ソリ1つで遊んだ。

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ソリ滑りを楽しむ子供たち以外にも、冬キャンプを楽しむ大人たち。皆、田舎の利点を生かした時間の過ごした方をしていて、本当に良い場所だ。でも、空気も透き通って、虫もいないし、景色も綺麗なのはわかるけど、こんな昼間でも氷点下の真冬ど真ん中で、テント立てて外で寝るな、と思うけど。

ちなみに今日の午前中もいとこの子も連れて再度ソリ滑りに行ってきた。大人と子供が、大袈裟だけど毎日でも行きたくなる場所が近くにあるのは幸せなこと。

この地域に移り住んでから、また協力隊として活動するようになってから、地域資源についてよく観察、考察するようになったけど、やっぱこの場所、栗園も近いし、すごく魅力ある。ただ、石巻市じゃないけど。

近くに温泉もあるし、今ある地域資源を活かしながら、最近人気の自転車コースや自転車も乗せれる路線バス、そして困ったときのアウトドアショップなどなどあれば、もっと人が集まる街になるのかな〜なんて思う。ただ、混むのは嫌と言う住民も多いことは事実としてしっかり受け止めながら。

それで、みんなで自然環境に目を向けて地域活性化出来たら良いな。

既存する魅力ある点をより多く見つけて、自ら新たな点を作る。もしくは、いろんな人を巻き込んで、その点と点を繋げて線にするのも、協力隊の仕事かもしれない。

「Connecting the dots」

ジョブスの言葉が思い浮かぶ今日この頃。

ここで今日のドイツ語!

・ソリ:Schlitten(シュリッテン)
・テント:Zelt(ツェルト)
・点:Punkt(プンクト)
・線:Linie(リニエ)

それじゃ〜、また来週!Bis nächste Woche!!


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