社員みんなで、積極的に健康づくり 【株式会社宮下商店(千曲市)】
食品の原材料から製品まで扱っている(株)宮下商店。「健康に良い物をお客様に届けるためには、まず自分たちが健康じゃなければならない。食品は【人】に【良い】と書く。そういう商品を扱っているわけだから、扱っている社員がまず健康じゃなければ、お客様に『健康にいいですよ』とは言えない。」と宮下社長。
内場先生の講演をきっかけに
以前から朝礼でラジオ体操は行っていました。内場先生のサキベジのお話を聞いて素晴らしいなと思い、まず体重計と血圧計を社内に用意したそうです。また自宅での健康管理を促すために、全社員に自宅用体重計と血圧計の購入費を補助、また万歩計を配布したそうです。①ノートに毎日記入する②1日7000歩あるく③仲間とコミュニケーションをとり、サキベジ(野菜から食べる)する、と決めても意識には温度差があり、社員はなかなかやってくれなかったとのこと。そこで毎月一回、ノートを提出させるようしたところ徐々に定着したそうです。今では社員の意識が変わり、目標をもって続けるためにウォーキングやマラソン大会に参加。健康診断の数値も改善してきたそうです。目標を持つことによって、もっと体を鍛えようとか体重を落とそうとか、個人で取り組みが積極的に。また、外部講師による食事や生活習慣の改善指導や、ヨガ講座などを定期的に開催し、心身両面の健康づくりを進めています。
食品を扱う企業としての自信に繋がる
(株)宮下商店は、2018年から3年連続で『健康経営優良法人認定』を受けています。「食品を扱っている社員だから、健康に関心を持って行動しています」と、社員一人一人が自信を持って話ができる、これが仕事のやりがいに繋がっています。
健康に良いものを提供するためには、社員の健康は不可欠。「健康管理は個人まかせではなく、健康という安心を企業が提供しなければ良い仕事はできない」と宮下社長は考えています。
【株式会社宮下商店 千曲市大字磯部577番地1 026‐275‐2131】