チェック柄が好き！
こんにちは。sarusuberyと申します。柄づくりが好きで、オリジナル生地販売サイト「リアルファブリック」やアメリカ「spoonflower」にオリジナル柄を登録・販売しています。本業は販促物のデザインなどを担当している会社員です。
突然ですが、私はチェック柄が大好き！アイルランドの伝統的なキルトメーカー 「オニールオブダブリン」や、ドラマ「のだめカンタービレ」に衣装を提供していた「ヨークランド」など、ちょっとトラッドなファッションが好きです。
ある日、そんな大好きなオニールオブダブリンのロイヤルスチュワート（赤チェック）のスカートを眺めていると、斜め線の集まりであることに気がつきました。何だか滑走路のようにも見えるし、特に白い線は傾いた飛行機に見えるような…。そこでチェック柄と飛行機を組み合わせることを思いつきました。
とはいえ、ロイヤルスチュワートはイギリス王室の伝統的な柄です。スコットランドのタータン登記所が管理しており、伝統的な和柄のように使って良いのか分かりません。ちなみに登記してないチェック柄はタータンを名乗ってはいけないそうです。日本では一般名詞のように使われている節があるのがちょっと気になりますが…
話を戻しロイヤルスチュワートについて色々調べたところ、アメリカのspoonflowerで全く同じ配置配色の柄を販売しているデザイナーがおり、日本のイラストACにもフリー素材として登録されていました。手持ちのsunny cloudsの赤チェックも配色はほぼ同じ。ユニクロは配置配色を少し変えているのは流石だなと思いました。
というわけで、私はユニクロ式にチェックの構成をアレンジすることにし、斜めに傾けた飛行機がバランスよく見えるよう線を配置していきました。完成してみると、温かみのあるチェックとクールな飛行機のミスマッチ感が、か、かわいい..！
飛行機チェックはこんな工程で作成しました。機械など無機質なものをテーマにすることが多いので（それには理由があるのですがまた別の機会に）、それを自分が「かわいい」と思うところまで持っていくのが難しい。
「かわいい」は感覚的なものですし、毎回暗中模索ですが、ご購入いただけたり、何らかの反応があると、自分の感性を評価していただけたようで嬉しいです。
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