相談してねって前もって言ってくれりゃいいのに

お仕事における様々な実体験やエピソードを共有します!


「相談してくれたらよかったのに」って言葉はよく聞くけど、相談しない方が悪いぜって言われてる気がして、なんかね…。私はこれ言われたら構えてしまう。そのあとに何て返事してほしくてこれ言うんだろう?っていつも考えてしまう。


だったら、相談してくれって前もって意思表示してくれりゃいいのに。そういう環境を整えてくれていたらよかったのに。


「詐欺にひっかかる方がよくない」という言葉の冷たさと似てる気がする。


相談しなかった事を責めるのは、本当によろしくない。相談するかしないかは、ある意味"決断"。だからその決断や意思を否定しているともとれる。先ほどの言葉にはそういう誤解を与えかねない。悪気があるか無いか区別がつきにくい。言うのが悪ではないけれど、それ言われてもお互いにハッピーになるわけでは無い。すこぶる仕事効率化するわけでもない。視点を変えると、こういう時は相談していいんだという学びは得られるけど、言われた側のいわゆる "失敗" だけが残り、言った側(相談されなかった側)の責にはならない。


私はずっと前からこの図式を、おかしいと思っている。


相談されなかったじぶんの身の振り方についてもセットで考えた方がいいと思う。相談しない事の裏側には理由があるのよ。逐一相談すればそれはそれで迷惑(言い方アレだけど、うざい)でしょう。緊急で時間に余裕がなく決断を迫られたとか、相談先や連絡系統が明示されてなかったとか。誰が考えても難しい・避けられない状況というのはある。(あとは稀かもしれないけど、頼りないだとか冷たいとか人間性の問題もあるかもしれないし、相談されたくないからそういうムーブと対策をする人も、残念ながら社会にはごろごろいる)


私なら、そもそも相談が必要になる事態をなるべく先読みして手を打つけどね。きちんと周知するとか、遠慮なく聞いてと添えるとか。私からすると「そういう事をしてくれればよかったのに」って…。


相談してくれればよかったのにって言うのは簡単だけど、なんで相談されなかったか考える事もセットだと私は考えてます。


で、考えるエネルギーを夕飯のメニュー考える事に充てたいから、前もって「相談すべきか迷ったら遠慮なく聞いてくださいね!」って言っちゃいます。相談しなかった事を責めるような事は言いません。お互いに丸いと思う。

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