まだ空気感染を理解できない人へ

「飛沫を防ぐのだからマスクは効果あるだろ！」
「マスクしてたら息苦しいだろ！だから効果があるんだ！」
そんなXの人達の為に記しました。

まだまだ幼稚園児のような事を言う人がいます。
しかしこの人達が悪いとはあまり思っていません。
国や医師の一部がマスコミを使って商売の為に正しい事を意図的に隠しているのですから、それを鵜呑みして自分で考えない人が一定数いるのは仕方ありません。

それでもね、もう一歩だけ進んで真面目に考えてみてください。
新コロ騒ぎの初期、僕たちは道端で倒れる人の姿をテレビで見せられ印象操作されました。そして「飛沫感染」をテレビによって教育されました。
ところが国は前言を撤回して「あのウイルスは空気感染します」に変更したのです。

この変更は非常に重大な変更であり、飛沫感染なら意味があったマスクへの認識を根底から覆すものでした。マスクは飛沫を防ぎますから感染者がウイルスをばらまく事をほぼ防止できます。かなり有効であると考えるのはもっともな事だったのです。

これが本当は空気感染でしたとなると話はまるで異なったものになる。ここですぐに気付いた人とそうでない人に分かれました。一般のマスクは呼気や空気中に含まれるウイルスをろ過してくれるようなものではありません。飛沫の拡散は防止できても呼気のほとんどはマスクの縁の隙間から抜けてしまいます。大半の呼気は小さなマスクの目は通らず、より圧倒的に大きな隙間から出入りしてしまいます。呼気は空気中に拡散してしまい、口や鼻から気管支や肺の奥までウイルスは到達してしまいます。

因みに飛沫感染の場合、飛沫が直接気管支や肺の奥まで届く事はあまり無く、顔や接触場所に付着したものから稀に口や鼻に侵入するもので、その確率は非常に低いものとなるでしょう。そしてそれはマスクでほぼ防ぐ事が可能でしょう。

分かりやすいイラストでもあれば一目瞭然なのですが、誰か描いてくれませんでしょうか。例えば電車や部屋に感染者がいるとします。その人はマスクをしていますが呼気がマスク縁の隙間から始終出入りしていますから、部屋の中はその呼気が空気中に拡散されて部屋中にウイルスが浮遊している状態です。ウイルスを目に見えるように可視化できれば、部屋中にウイルスが充満しているような状態です。

このような状態で皆でマスクをしていたらどうでしょうか？効果があると思いますか？普通の知能があればウイルスを含んだ空気はマスクの縁の隙間から自由に出入りしてしまうと分かるでしょう。だからマスクをしても呼吸をしている以上、ウイルスは口や鼻から侵入するでしょう。少し苦しい思いをしてマスクしても大半の呼気はマスクの縁の隙間から四六時中体内に出入りしています。

それでもまだあなたはマスクの効果を信じますか？

少しでもやらないよりはましと言って、意味があると思いますか？

部屋に充満しているウイルスのうちの僅かなウイルスを苦しい思いをしてマスクに付着させて予防効果があると思いますか？大きなマスクの縁の隙間があるのに、わざわざ目の細かなマスクを大半の空気が通ってくれると信じますか？

これが理解できないなら、僕はもう何も言う事はありません。