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才能がない。と自覚した日から、才能は発揮され開花していく。才能の本質。


才能がない。と
ガーーーンと頭を殴られたような
絶望感を感じた時が

実は
才能を見いだす始まり。


自分の才能のなさに
気づいて


目が覚めた時

才能があって
活躍している人の
本当の姿が見えてくる。


それは
輝きの中で見えなかった


圧倒的な努力


試行錯誤して
磨いてきた
こまかな傷だらけの表面


地道に積み重ねてきた
驚くほど費やした時間


執拗なまでの
あきらめない強い意志
信念

それを貫く中で
鍛えあげた精神力

優雅に泳ぐ白鳥の
水面下で動かし続けている
足の存在に
気づくのだ。


自分には才能がない。と
気づく瞬間とは

才能さえあれば…という
幻想が消える瞬間。



才能があるないばかりに気を取られて
見えなくしていたもの


幻想を抱くとこで
見えなかったもの

見たくなかったものが
見えてくる。


才能の本質が見えてくる
明らかになってくる瞬間。




そして

才能があって
活躍しているように見えている人と
自分との差は


やったかやらなかったか
突き抜けるまでやったか

やれるまで
トライし続けたか?


ただそれだけの差だということにも気づく。



ただそれだけの差でありながら

圧倒的な差
圧倒的な違いに気づくのだ。




才能とは
何かができる能力じゃなく


それをやり続ける力。


それを高めていく力。


それを磨いていく力。


意志の力。




生まれつき
ちょっと足が速いだけでは
オリンピックに出られないように

かりに能力が潜在的に
あったとしても
それは才能として発揮することは難しい。



天才…

天賦の才能を持った人であったとしても
天からいただいた能力を
現実世界に取り出す技術を学び
習得していなければ
それをキャッチして表現することはできない。


モーツァルトが
ピアノを弾けなければ
楽譜を書けなければ
素晴らしい音楽は残せないし残らない。


アインシュタインが
物理、数式を知らなければ
相対性理論は生まれない。


人は生まれながらにして
楽譜が書けたり、ピアノが弾けたり
物理、数式を導きだすことはできない。


やはりそこには何かしら
やってきたこと。がある。



才能の大半は


積み重ねた先にしかない。


自分を信じやり続けるしかない。



淡々と
黙々と
粛々と


ただやればいいだけではなく

試行錯誤を繰り返し
トライアンドエラーを繰り返し
精進していくだけ。


必要なのは

好奇心や
探求心や


向上心や
成長欲



人によっては
名声や富
ご褒美かもしれないけれど。笑
それはここでは置いといて。



いずれにしても
何かしら
積み重ねていく先にしかない。



そんな中で


それでもなお
いかにも軽々と
やってみせたようにも見えるような
爽快さと
軽やかさと
突き抜けた笑顔は

たんなる才能のあるなしでは
到達できない世界なんだということ。



そこに気づいて

はっとして


自分はいかに
自分を活かすために
自分を発揮するために

ありとあらゆることを
やりきってない


不十分だってことに気づいて


自分はなんて

才能にこだわって

才能がないと嘆くだけで
才能がある人に嫉妬するだけで


人と比べて優越感を得るために
才能という特別なチカラを
魔法のように使いたかったこと


才能に重きを置きながら
ちょっとやってできたくらいの結果に
甘んじていたこと

自分の可能性をあまくみていたこと

才能があると思っていた人と
大差のない自分

自分をナメていたこと


同じ人間だということを
知るんだ。


そんな自分が
恥ずかしくなって


そこから


自分の才能を活かすために
ありとあらゆることを
惜しみなく
やるようになる。

淡々と
黙々と
粛々と

ただやり続けるだけではなくて

試行錯誤を繰り返し
トライアンドエラーを繰り返し
精進する。



努力は報われるなんて幻想も
捨て去って

試行錯誤を繰り返し
トライアンドエラーを繰り返し
精進することに集中する。



そして
それが

やがて
できるようになり
カタチになり
開花すると



それを
人は
「才能だ」と、みなし
才能として評価するだけ。


才能の本質を知っていれば

そんな人の評価に
才能に振り回されることもない。




自分が自分を生きるだけ。


自分にあるものを活かして
それを磨いて発揮するだけ。 
それがあなたの才能。

淡々と
黙々と
粛々と

自分を活かし生きるだけ。



それこそが
あなたにしか発揮できない
あなただからこそ開花する
唯一の
真の才能。

…なのだから。




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