子供の進路について(高専、大学、就職など)
結論から書く
大学行くなら早慶クラス
高校受験の段階早慶に届かない可能性が高いなら、高専。
それ以下で偏差値55以上ならブルーカラーを目指した進路で、そこそこ頭良いならブルーカラー系大学
それ以下なら、ブルーカラー就職
一般的に大学は何のために行くかというと、就職において既得権益を得るためである。この世は頑張って働けば稼げるわけではない、あくまで椅子取りゲームである。美味しいホワイトカラーの椅子を獲得するために、みな必死で勉強して良い大学を出るのである。
世の中では勤め先によってヒエラルキーがあることからもこの世が椅子取りゲームであることは明らかである。
そして2023年現在において、おいしいホワイトカラーの椅子を獲得できる可能性が高いのは、およそマーチといわれるランク以上であり、中学受験戦争は皆だいたいマーチ以上の学歴を目指して戦っているのである。
そうすれば良い労働環境でよい福利厚生とよい年収でを得られるからだ。
いわゆる普通の人生というやつが送れるようになる。
しかしながら、AIが登場しホワイトカラーの格差は今後開いていくと思われる。つまりホワイトカラーでもめっちゃ有能でめっちゃ稼ぐ人と、全然稼げない人に二極化する。普通よりちょっと頭が良い人間というのは必要数が少なくなる。僕はマーチ卒は今後少しずつ安泰じゃなくなっていくと思っている。だから大学行くなら最低限早慶なのだ。
それに行けないなら、能力に応じたブルーカラーを目指すほうが割が良いと僕は考えている。
さて、ここまでは僕の主観であり、子供の進路は子供が決めるべきだという意見もあるだろう。
実際僕はここまでの自分の考えは話すし、noteを見せるかもしれない。
しかしながら強制はしない、が学費も出さないつもりだ。
現在僕は生前贈与をしていて、最終的には一般的な大学の学費の数倍の贈与をするつもりである。そして大学に行くならそこから自分で出すか奨学金を借りさせるつもりである。
なぜ身銭を切らせるのか?
それは親の金で大学に行くとなると、例えば1000万円の学費がかかって500万円程度のリターンしか得られないような大学でも子供にとっては行くメリットが生まれてしまうからである。
身銭を切らせれば、学費その他コストに対して割に合うかどうかをシビアに判断するようになる。
このことはとても大事で、中学受験から大学受験に至るまで、親が金を出してくれるからやるという子供が結構多く、それ故に過当競争になっていて、コストのわりに価値のない塾生、私立中高生、大学生が増えているように思うのだ。
もちろんコストもリターンも金銭だけではないのだが、身銭を切らせることで無形のコストやリターンも含めて自分が通える大学に行くべきなのかどうか?ということをシビアに考えられるのではないだろうか。
高専という進路があるので、遅くとも中学生の途中くらいにはこの話はしたいと思っている。