子を産まない女性はなぜつらいのか?
結論は一番最後に書いたが、順に書いていきたい。
そもそも子供を産まない男女には大きな違いがある。
非モテチー牛と呼ばれる弱い男は結婚出産ができない。
男は年収と婚姻率に明確な相関関係があることからも明らかである。
つらさは早くは学生時代にモテないことからすでに始まっていて、長い時間をかけてお前は非モテだから子を残せる可能性は低いと思い知らされてきている。
だからある瞬間にいきなり大きなショックとなることは少ない。
また完全に希望が無くなったと感じたときに断末魔となる絶望はあるだろうが、男がその絶望を表現したところで相手にされないので、目につかない、それに故に表現することもない。不可視化されているのだ。
一方で女には非モテやチー牛は存在しない。
若い女であればどんなにブスであれ、自分と同ランクか少し上の男と結婚して出産できる。
そういった経験を一度経ているにも関わらず、なぜか出産できていない。
男版無残様こと非モテやチー牛と比べれば、彼女たちはそれなりに稼いでいたり、パーソナリティも面白い部分もあり活発だったりもする。彼女たち自身も非モテやチー牛よりも人間として上だという自認を持っているはずだ。
ところがある瞬間にハッと気づく。
出産できなかったことに。
世の中からあぶれてしまったことに。
選択肢があったことがとっくに手遅れになっていることに。
男の非モテやチー牛は最初からそうであり、その絶望を日々感じ、ある時完全な絶望となって、そして無になる。
選びすぎて産めなかった女は男が20年分感じていた絶望が一気に来るのではないだろうか。
また(女であれば全員そうなのだが)モテていた地点があり、そこからの落差という意味で絶望の度合いも大きい。
それだけに断末魔の叫びとなる声も大きいのだろうなと思う。