闇バイト(使い捨て強盗致死実行犯)について思うこと
闇バイト(使い捨て強盗致死実行犯)による犯罪が横行している。誠に恐ろしいことである。先日報道された内容によると、一部の実行犯はワリの良いバイトだと思って応募→個人情報を握られて逃げられないと思い込み、指示役の命令に従って犯罪に手を染めた、とのことだ。
以前から、私自身が一銭もなくどころか多額の借金を抱えており、頼れる親族や友人や知人も誰一人おらず、行政にも救われず仕事もない状況に陥った時に強盗致死はありえないにしてもパンツを売ったりしないのか、と問われたらそんな保証はどこにもないと考えることがある(この想像はここが結論ではなく、だからこそ今背筋を伸ばしてやれることをやらなければならない、という話です)。
ただ、少なくとも一部の闇バイト(使い捨て強盗致死実行犯)の犯行動機を聞いていると上記のような「どうしても金が必要な場面で崖っぷちに立たされた」というよりももっと手前側で、安易に闇バイトに手を出している人間がいるようである。あらゆる意味で幼い実行役側の無知に、考えさせられる。
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汗水垂らして心をすり減らして一生懸命働くことの重要性を、世間が軽んじすぎたことに一因があると私は思う。
便利とラクは全く別物であることが、画面しか見ていない一部の若い世代にはわからないのかもしれない。昔は分かっていたはずなのに、消耗しすぎて分からなくなった人間も多いことだろう。だから下の世代に指導できない。ならば本当に微力だけれど、私は今後声を大にしていいます。この記事自体が多くの目に届かなくても、あなたの目には触れるので、触れた方は伝えられる方に伝えていってください。
基本的に、人を傷つけてはいけない。ラクして金は手に入らない。信用は金で買えない。人生は地続きで、後悔を癒すには膨大な時間がかかる。
それから、人生が好転しない怒りや焦燥は環境のせいであって、金があってもちっとも解決しない。
人生は総じて、インフルエンサーのVlogのように輝いているわけでもなければ、楽しいものではない。遠目で見れば全然つまんない。ただコツコツとやりつづけた先に小さい光があって、そういうものを大事にできるかどうかで人間の器が決まるんです。
ものすごく切羽詰ってる人がいたらコメントください。そういう人はこのnoteにたどり着くことはないのかもしれないけれど、念のため。
自戒のためにこの記事を残しておきます。どうか、健やかに生きられる人間が一人でも増えますよう。私も現状に甘えず、気を引き締めて人生に向き合います。
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