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【ラッシュデュエル】CS簡易レポと戦績を踏まえて【セレブローズ】

初めましての方は初めまして。サルガキと申します。
先日、かれん様主催の第10回関西ラッシュデュエルCSに参加してきました。
使用デッキは【セレブローズ】。成績はベスト8でした。

ハイグレードコレクション、超越のトランザムで大幅に強化され、美麗なイラストやアニメでの活躍もあり【セレブローズ】の使用者も増え、CSというガチ環境で上位入賞を果たした目線での考え方は需要があるかもしれないと思い、筆を取った次第です。
偉そうなことを言っていますが、私自身ラッシュデュエルで何の実績もない凡プレイヤーでしかないので、こういう意見もあるんだなって読んでいただけると幸いです。全文無料ですので、是非最後まで見ていってください。

なお、【セレブローズ】の基本的な考え方は私が尊敬するプレイヤーの そる様がnoteに纏めてくださっているので私なんかの戯言を読むくらいならこちらを購読することを強くオススメいたします。



1.第10回関西ラッシュデュエルCS 簡易レポ 2024/2/17

当日のマッチングと、対面毎にどのような立ち回りを意識していたかを軽く触れていきます。※記憶違いがあるかもしれません……

使用リスト

予選1回戦 VS【悪魔】

×○○ 先攻スタート。
初戦から現環境最大手と勝手に予想していた悪魔との対戦。1本目は落としてしまったものの、サイドチェンジで攻撃反応罠をすべて召喚反応罠に入れ替えることで対応し2本目3本目は勝利。悪魔対面は破壊耐性を付与する《カリス魔杖デス・ワンド》とそれを拾える《セレブローズ・ファビュラス・マジシャン》、相手の大型召喚時に効果を使わせずに破壊できる《破光の渦》が勝利のカギだと思っています。

書いてることおかしい
実はスーパーパワーカード
ホイル版出して

予選2回戦 VS【悪魔】

×× 先攻スタート。
2戦通して1度も《セレブローズ・ウィッチ》が見えませんでした。南無。

サボってお茶会しとんとちゃうぞ

予選3回戦 VS【ドワーフ添えボルコン】

×○× 後攻スタート。
1敗したのでここから先は負けられない!ってタイミングで現れた光属性ガチアンチデッキ。不幸か?
3本目、盤面はこちらが完全に制圧していたものの《カリス魔杖デス・ワンド》に辿り着けなかったせいで《ルミナス・レディ》を絡めたDAや《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》or《セレブローズ・インフルエンサーズ》の2回攻撃ができず、《魔法の筒》を引くまで裏3面で粘られて負け。

強すぎ

フュージョンモンスターを並べて盤面を制圧した時点でこの展開になることは読めたはずなので、《カリス魔杖デス・ワンド》を装備した《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》or《セレブローズ・インフルエンサーズ》を用意することをもっと意識するべきでした。反省。

予選4回戦 VS【ワンダー】

〇×〇 後攻スタート。
かつての環境の覇者との対戦。
《魔導竜騎士-セブンスギアス》の火力は今尚色褪せることはありませんが、こちらも《セレブ・リベレイション》という最強罠を構えたり、《セレブローズ・インフルエンサーズ》で相手の墓地から素材を抜いてフュージョン召喚の邪魔をできるので有利対面の印象です。
《魔導竜騎士-セブンスギアス》が直撃した2本目は落としてしまいましたが、1本目と3本目は《セレブローズ・インフルエンサーズ》を擦り続けて勝利。

開いたら勝ち
左に写っているのは私の母親です

この時点で戦績は2-2でしたが、オポが強くて決勝トナメへ上がれました。

決勝1回戦 VS【プライム】

〇〇 先攻スタート。
2戦ともお相手の引きがやや渋かったのでフュージョン連発して速めに〆。長引かせると鬼打点の《トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ》が《ミラージュ・ドラゴン》と共に出てきて何も良いことがないので、速めに畳むことを意識した方がいい対面です。

余談ではありますが、【セレブローズ】におけるプライム対面は《プライム・ドワーフ》に自陣のモンスターが吸われるのが苦しい対面……という訳ではありません。
真に恐ろしいのは圧倒的な墓地肥やしのスピードであり、早い段階で打点の高い《トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ》を立てられると破壊での処理もままならず非常に苦しい展開になりがちです。
しかし、【セレブローズ】は
《セレブ・リベレイション》で《トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ》を返す。
《セレブローズ・インフルエンサーズ》の高火力で《トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ》をぶち抜く。
《トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ》を無視して《ルミナス・レディ》を絡めてDAでキル。
といった3つの突破法を持っています。
特に《セレブローズ・インフルエンサーズ》は《トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ》の打点を下げることもできるので非常に強力なアプローチとなります。《セレブローズ・ウォーロック》を絡めて1ターンで何度も《セレブローズ・インフルエンサーズ》の効果を使うこともできるので可能な限りフュージョン召喚していきたいです。

決勝2回戦 VS【ドワーフ添えサイバー】

×〇× 後攻スタート。
【サイバー】は《サイバー・ツイン・ドラゴン》や《鋼機神ミラーイノベイター》によるライフ奪取が太い勝ち筋になるので、それに合わせて《セレブ・リベレイション》を開いていくような立ち回りをすれば勝ちやすい対面かと思います。
が、1本目で上級が手札に大集結して何もできずに《パワー・ボンド》によってムキムキになった《サイバー・ツイン・ドラゴン》をぶち当てられて即死しました。マッチ開始2分で1戦も落とせない状況になってしまい、OCGの【Vドラ】と対戦している気分でした。
2本目はフュージョンモンスターで盤面を制圧しそのまま押し切り勝ち、3本目も同じくフュージョンモンスターで制圧し、これが通れば勝ちだ!という攻撃を仕掛けますが……

やぁ、また会ったね

見事に《魔法の筒》を踏んづけて死亡。私の冒険の書はここで終わりを迎えることとなりました。

2.《魔法の筒》対策をどうするか

クソみたいな前置きが終わりましたが、ここからが本題です。
上記のレポを読んで頂ければわかるかと思いますが、私は《魔法の筒》でマッチを2回落としました。事程左様に【セレブローズ】はバック破壊を苦手とするアーキタイプであり、破壊を伴わない攻撃反応罠の直撃を許しがちという明確な弱点が存在します。(そのためミラーも結構イヤです。使用者増えないで)
2ゲームも落としているのは流石に無視することができないので、早急に対策を講じる必要があります。以下に私が考える対策を記します。

対策1.ゲームレンジを短くする

《魔法の筒》はレジェンドカードなので引かれる可能性が高いカードではありません。そのために《魔法の筒》を引かれる前にさっさとゲームを畳んでしまえば良いという考えです。
【セレブローズ】においては《ルミナス・レディ》と《セレブレード・デスワイルド》の2枚がこの役割を担うことができるかと思います。

通れば勝ち
もう一声ほしい

《ルミナス・レディ》は盤面を無視してキルに向かうことができるので必然的にキル速度が上がりますし、《セレブレード・デスワイルド》も《魔法の筒》を引くまで裏守備で耐える行為にリスクを付けることができます。
特に《セレブローズ・インフルエンサーズ》は《ルミナス・レディ》と《セレブレード・デスワイルド》どちらのアプローチを取るにせよ一気にライフを奪うことができるのでこちらの対策を取る場合は意識していきたいところです。

対策2.伏せ除去を積む

《魔法の筒》は攻撃反応罠なので、バトルフェイズに入る前に除去してしまえば発動されることはありません。そもそもラッシュデュエルは魔法カードであろうとターン開始のドロー枚数を増やすためにガンガン伏せていくゲームなので、伏せ除去で相手のリソースを削っていくのはとても有効な戦術と言えます。

アドの塊

《セレブローズ・ゴシップ・ウィッチ》はテーマ内に存在する伏せ除去カードになります。序盤にフュージョン召喚しておくことで使い回しがきき、効果を使用した《セレブローズ・ゴシップ・ウィッチ》をリリースして《セレブローズ・ウォーロック》をアドバンス召喚し《セレブローズ・ゴシップ・ウィッチ》を蘇生することでもう1度効果を使用することが可能となりますので、見た目以上に伏せ除去としての信頼度は高いです。

《セレブローズ・ゴシップ・ウィッチ》以外にも《レジェンド・マジシャン》《レジェンド・ストライク》の出張セットも光属性・魔法使い族を扱うデッキなので親和性が高いです。

また君か壊れるなぁ

特にレジェンドモンスターを《スナイプストーカー》や《ミラージュ・ドラゴン》にすることで、《レジェンド・ストライク》でそれらを蘇生して速やかにキルに向かえるのはかなり魅力的に思えます。

取るべき対策は?

上記2つの対策ですが、安定を取るのであればゲームレンジを詰める選択をした方が良さそうです。《セレブローズ・ゴシップ・ウィッチ》は非常に強力なアド乱造機ではありますが、フュージョン召喚に必要な《ダークネス・パパラッチ》はメインデッキの出力を落としてしまう恐れがありますし、《レジェンド・ストライク》はレベル4を全然採用しない【セレブローズ】においては事故要因となる可能性がそれなりに高いです。結界像返して
とは言えどちらのプランも異なるメリットがあるので、結局は自分のプレイ観にあった選択をするのが一番です。
どのような【セレブローズ】を組むにせよ、《魔法の筒》は絶対に意識しないといけないカードですので、何かしらの解答は用意しておいた方が良さそうです。とは言いつつ《魔法の筒》の対策ばかりに追われてデッキの出力を落としてしまったり過度に攻撃を躊躇ったりしていると勝てる対面に勝てなくなり本末転倒ですので、ある程度の割り切りも大切かと思います。食らうときは食らうので迷ったら伏せているカードは全て魔法カードである前提で攻撃してみましょう。(もちろんケアできる範囲のケアはした上での話です)

3.《セブンスロード・エンチャンター》《プライム・ドワーフ》の大量発生

標記にもあります通り、今回のCSではなんと全マッチにおいて《セブンスロード・エンチャンター》《プライム・ドワーフ》のどちらかが飛んできました。
特にフュージョンモンスターに《セブンスロード・エンチャンター》を当てられると非常に辛く、実質的に1:3~5交換に持ち込まれてしまいます。
ただ、《プライム・ドワーフ》はともかく《セブンスロード・エンチャンター》はサイドデッキからの投入が多く、その際に多少の無理がメインギミックに生じることになります。
実際、《セブンスロード・エンチャンター》にフュージョンモンスターを返されたのが原因で負けた試合は一度もなかったので、そこまで気にする必要はないと感じました。
どうしても気になる方は《酢酸のたまった落とし穴》をサイドデッキに入れておくと幸せになれるかもしれません。

4.最後に

いかがだったでしょうか?
いつの間にか強力なカードが増え、使用者も増えた【セレブローズ】ですが、この記事が少しでも使用者の皆さんの助けになれば幸いです。

以上を持ってこの記事を締めくくらせていただきます。ここまで読んでいただいた方は本当にありがとうございました。

意見や感想などはこの記事のコメント欄か、私のX(旧Twitter)の方までお願いします。

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