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1分で読める短編小説【自販機の名前】5話/全6話

ナレーション付き動画

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【自動販売機】
それが私だ。

太陽が物理的に私の温度を上げるのも、夜になれば少し落ち着く。

光輝く私には、大量の虫が集まってくる。
こうなると人は寄って来ないが、虫たちには新たな恋の場となるらしい。

一仕事100円と少しと、ありがとーと、時々理不尽な目に会い、誰かの危機を救ったりして、ボランティアで恋の手伝いをする。
それが私だ。


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5話目(全6話)

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