2022/11/4~11/10までの、上映作品と上映時間のお知らせ
2022/11/4~11/10に静岡シネ・ギャラリーにて上映される作品と、その上映時間をお知らせいたします。
この機会に是非ご覧下さい。
11/3までの上映時間はこちら↓
2022/11/3(木)から、下記2作品が上映開始!
ヒューマン・ボイス
11/3のみのお時間 ①10:15~10:50 ②14:05~14:40
【特別料金設定】 一律800円
パラレル・マザーズ
11/3のみのお時間 ①11:00~13:05 ②14:50~16:55
※11/4以降の上映開始時間は、下記をご参照ください。
2022/11/4(金)~11/10(木)までの上映作品と上映時間のお知らせ
ヒューマン・ボイス
11/4からのお時間 ①13:00~13:35 ②18:25~19:00
【特別料金設定】 一律800円
パラレル・マザーズ
11/4からのお時間
①10:45~12:50 ②13:45~15:50 ③19:10~21:15
夜明けまでバス停で
①10:00~11:35 ②14:35~16:10
ドライビング・バニー
①17:35~19:20
LAMB/ラム
①14:05~15:55 ②19:30~21:20
グッド・ナース
①11:45~13:55
七人樂隊
①16:20~18:15
あの娘は知らない
①16:05~17:25
NOBODY KNOWS チャーリー・バワーズ 発明中毒篇
①12:35~14:25
ロミー・シュナイダー映画祭
①10:10~
11/4(金)マックスとリリー
11/5(土)離愁
11/6(日)太陽が知っている
11/7(月)サン・スーシの女
11/8(火)夕なぎ
11/9(水)華麗なる女銀行家
11/10(木)地獄
2022/11/3からはじまる作品について
『パラレル・マザーズ』
フォトグラファーのジャニスと17歳のアナは、出産を控えて入院した病院で出会う。共に予想外の妊娠で、シングルマザーになることを決意していた二人は、同じ日に女の子を出産し、再会を誓い合って退院する。だが、ジャニスはセシリアと名付けた娘と対面した元恋人から、「自分の子供とは思えない」と告げられる。そして、ジャニスが踏み切ったDNAテストによって、セシリアが実の子ではないことが判明する。アナの娘と取り違えられたのではないかと疑ったジャニスだったが、激しい葛藤の末、この秘密を封印し、アナとの連絡を絶つことを選ぶ。それから1年後、アナと偶然に再会したジャニスは、アナの娘が亡くなったことを知らされる──。
『ヒューマン・ボイス』
1人の女が元恋人のスーツケースの横で、ただ時が過ぎるのを待っている。スーツケースを取りに来るはずが、結局姿を現さない。傍らには、主人に捨てられたことをまだ理解していない落ち着きのない犬がいる。女は待ち続けた3日間のうち、1度しか外出をしていない。その外出先で、斧と缶入りガソリンを買ってくる。女は無力感に苛まれ、絶望を味わい、理性を失う。様々な感情を体験したところで、やっと元恋人からの電話がかかってくるが……
2022/11/4~11/10に上映される作品について
『ドライビング・バニー』
ある事情から、妹夫婦の家に居候中のバニー。娘とは監視付きの面会交流しかできない。それでも、明るい笑顔と気の利いたトークで車の窓拭きをして必死に働いている。夢は娘の誕生日までに新居へ引っ越し、家族水入らずの生活を再開させること。そんなある日、妹の新しい夫ビーバンが継娘のトーニャに言い寄る光景を目撃。カッとなったバニーはビーバンに立ち向かうも、家を叩き出されてしまう。 「家なし、金なし、仕事なし」運の尽きたバニーは救い出したトーニャと共に、ルールもモラルも完全無視の“子ども奪還作戦”に突っ走るー。
『七人樂隊』
カンフーマスターのサモ・ハンが修業時代の自伝的エピソードを紡ぎ上げた「稽古」。『女人、四十。』のアン・ホイが教師と教え子たちの絆を人情味豊かに描いた「校長先生」。ウォン・カーウァイ作品『欲望の翼』などの編集マンとしても知られるパトリック・タムによる刹那的な青春ロマンス「別れの夜」。『マトリックス』の革新的なアクション表現に貢献したユエン・ウーピンは、「回帰」で老人と孫娘の交流を温かく紡ぎ上げた。
さらに、ジョニー・トーが投資での成功を夢見る市民を風刺した「ぼろ儲け」。1990年代にジョン・ウーに続いてハリウッド進出を果たしたリンゴ・ラムの遺作「道に迷う」は、香港の街並みの変遷をひとりの中年男の心象風景に重ね合わせた感動編。“香港のスピルバーグ” ことツイ・ハークの最終話「深い会話」は、精神科医と患者の対話が予測不能にねじれていく不条理コメディである。
『夜明けまでバス停で』
2020年11月の深夜。大道路沿いにあるバス停の細いベンチに、うつむくように腰をかけた北林三知子(45)が仮眠をとっている。このところ一気に冷え込むようになった。手持ちのコートではこの先の寒さには耐えられないかもしれない。向こうからコンビニ袋を下げた男がやってくる。男は生垣から石を拾ってコンビニ袋の中に入れる。キャリーケースに頭をもたげた三知子はそれには気付いていない。男は三知子のすぐ前で立ち止まり、コンビニ袋を頭上に振り上げた―。三知子は以前まで、焼き鳥屋で住み込みアルバイトとして働いていたが、突然のコロナ禍により仕事と家を同時に失ってしまう。新しい仕事もなく、ファミレスや漫画喫茶も閉まっている。途方に暮れる三知子の目の前には、街灯が照らし暗闇の中そこだけ少し明るくポツリと佇むバス停があった…。
『NOBODY KNOWS チャーリー・バワーズ』
今から100年近く前のサイレント時代末期に生み落とされた、モダンでパンク、シュルレアリスティックでクレイジーなチャーリー・バワーズの作品たち。緻密なストップモーション・アニメーションと実写の融合(“バワーズ・プロセス”)による奇想天外な映像世界に加え、バワーズがのぞかせる喜劇王バスター・キートンのような憂愁と、キートンをもしのぐ狂気は観る者を驚かせ、笑わせ、時にはホラー映画のような恐怖さえも感じさせる。
そんなバワーズだが、アンドレ・ブルトンやクエイ兄弟など芸術家たちに賞賛されていながら、その実態はいまだに謎のまま。これほどの異能が、一体どうして歴史に埋もれてしまったのか……!?
そんな、自分の存在すら煙に巻いてしまった斜め上の天才バワーズの世界を、この秋、劇場で紐解く!!
『あの娘は知らない』
若くして、海辺の町にある旅館・中島荘を営む中島奈々(福地桃子)。中島荘が休業中の9月上旬、ひとりの青年・藤井俊太郎(岡山天音)が「どうしても泊めてほしい」と訪ねてくる。彼は一年前に愛する人を失い、その恋人が亡くなる直前に、この旅館に宿泊していたと語る。奈々は亡くなってしまった俊太郎の恋人のことがすぐに思い当たり、彼女について、「笑顔が印象的でした」と振り返る。俊太郎は恋人の足跡を辿り、彼女の死を理解するために、昼も夜も町に海にと彷徨い、歩き回る。
そんな俊太郎の姿を目にしていた奈々は、この土地の案内役を買って出て、いつしか彼と行動をともにするようになりーーー。
『グッド・ナース』
命を脅かす心臓病を抱える心優しいシングルマザーのエイミーは、看護師として、ICUのきわめて多忙かつ過酷な夜勤で肉体的にも精神的にも限界を迎えていた。しかしある日、そんな彼女の部署に、思いやりがあり、親身になってくれる同僚のチャーリーが配属されたことで、エイミーの生活に一筋の光が。病院での長い夜を共に過ごすうちに、2人は固い絆で結ばれた親友同士になり、エイミーは久しぶりに自分と幼い娘たちの未来に心から希望を持てるようになる。ところが、患者の不審死が相次いだことをきっかけに、チャーリーを第一容疑者とした捜査が開始。エイミーは、自らの命と子供たちの安全を危険にさらしながら、真実を突き止めることを迫られる。
『没後40年 ロミー・シュナイダー映画祭』
オーストリア、ウィーンの名門俳優一家の家に生まれたロミー・シュナイダー。6歳の時に両親が離婚し、不遇の幼少時代を過ごすも頭脳明晰で独立心旺盛だった彼女は14歳で俳優になることを決意。多くの傑作・話題作に出演し世界最高峰の女優として名を馳せたが、一方ではアラン・ドロンとの恋、破産、元夫と息子の死などスキャンダルやゴシップが付き纏う壮絶な人生を送り、『サン・スーシの女』(82)を遺作に43歳の若さでこの世を去った。しかし死後、マリリン・モンローやカトリーヌ・ドヌーヴを抑えて「今世紀最高の女優」(仏CSA調べ)に選ばれるなど、彼女の無比な佇まいと鮮烈な印象は色あせることなく艶やかに輝く。今回上映される、ロミーが美しい娼婦リリーを演じる犯罪劇『マックスとリリー』は日本劇場初公開。ロミーの艶やかな佇まいと、名優ミシェル・ピコリとの演技合戦が最大の魅力のひとつだ。また、かつての恋人アラン・ドロンと共演を果たした『太陽が知っている』、ふたりの男に愛される女性を演じた『夕なぎ』、戦時下を舞台にした切なく狂おしい名作『離愁』のほか、ジャン=ルイ・トランティニャンやジャン=クロード・ブリアリらフランスを代表する俳優たちが集う『華麗なる女銀行家』、ロミーの最期の出演作となった『サン・スーシの女』となかなか観る機会のない貴重な作品を含んだ6作品のラインナップ。
取扱グッズのお知らせ
『あの娘は知らない』は、パンフレット以外にも取扱グッズがあります。
こちらのnoteにまとめましたので、是非ご確認ください!
続映作品
特に続映予定の作品はありません。
急遽決まった場合は、SNSや公式HP、noteなどに掲載いたします。
2022/11/10にて終映する予定の作品
『夜明けまでバス停で』
『ドライビング・バニー』
『七人樂隊』
『LAMB ラム』
『あの娘は知らない』
『グッド・ナース』
『NOBODY KNOWS チャーリー・バワーズ』
『ロミー・シュナイダー映画祭』
は、2022/11/10にて終映予定となります。
今後続映が決定しました場合には、SNS、公式HP、noteなどでお知らせいたします。
是非お見逃しなく!
2022/11/11からはじまる作品について
『欲望の翼』
「1960年4月16日3時1分前、君は僕といた。この1分を忘れない。君とは“1分の友達”だ。」ヨディ(レスリー・チャン)はサッカー場の売り子スー(マギー・チャン)にそう話しかける。ふたりは恋仲となるも、ある日ヨディはスーのもとを去る。彼は実の母親を知らず、そのことが心に影を落としていた。ナイトクラブのダンサー、ミミ(カリーナ・ラウ)と一夜を過ごすヨディ。部屋を出たミミはヨディの親友サブ(ジャッキー・チュン)と出くわし、サブはひと目で彼女に恋をする。スーはヨディのことが忘れられず夜ごと彼の部屋へと足を向け、夜間巡回中の警官タイド(アンディ・ラウ)はそんな彼女に想いを寄せる。60年代の香港を舞台に、ヨディを中心に交錯する若者たちのそれぞれの運命と恋──やがて彼らの醒めない夢は、目にもとまらぬスピードで加速する。
『クリエイション・ストーリーズ ~世界の音楽シーンを塗り替えた男~』
スコットランド出身のアラン・マッギーはロックスターを夢見ていたが、ロックを毛嫌いする保守的な父親と衝突を繰り返していた。やがて故郷を飛び出しロンドンで暮らし始めた彼は、あるきっかけから仲間と共にクリエイション・レコーズを設立する。レーベル運営は綱渡り状態だったが、アラン(ユエン・ブレムナー)は宣伝の才能を発揮して次々と人気バンドを輩出する。
『裸のムラ』
石川県で7期にわたり県政を担ってきた谷本正憲知事は、新型コロナウイルスの感染拡大時に移動を勧めたり大人数で会食したりといった言動に厳しい批判を受ける。2022年石川県知事選挙で8選出馬を目指すかに見えたが、馳浩・元文部科学相が立ちはだかり、谷本県政は終わりを迎えた。この様子を追ったカメラは同時に、県内に暮らすイスラム教徒の一家や、車で移動しながら生活や仕事をする「バンライファー」の家族にも向けられ、理想や自由をめぐる葛藤と矛盾を映し出す。
『アメリカから来た少女』
2003年冬、母と妹とロサンゼルスで暮らしていた13歳のファンイーは、母が乳がんになったため、3人で台湾に戻ってくる。台北の中学に通い始めたファンイーは、決められた髪型や制服、苦手な中国語の授業、先生の体罰などアメリカとは違う学校生活になかなか馴染めない。幼馴染のティン以外のクラスメイトからは “アメリカン・ガール ”と呼ばれ疎外感を味わい、アメリカの友人に「ここは最悪」とメールを送る。家では母が術後の不調を訴え、9歳年下のファンアンが病気の話でファンイーを苛立たせる。家族と久々に一つ屋根で過ごすことになった父は、妻を心配し娘たちを気遣いながらも、生活のために出張で家を空けざるを得ず……。
『木樵』
本作の監督である宮崎政記は、岐阜県下呂市で生まれ、木樵(きこり)である父親を持ちながら林業不況のため映画の道に進む。やがて月日は流れ、久しぶりに岐阜県の山に戻った監督は、木樵の兄弟である面家一男氏と瀧根清司氏に出会う。山に機械を入れて木材を切り出すことはせず、架線を引いて木材を運ぶ彼らのもとに、宮崎監督は木樵見習いとして入る。
『木樵』11/13(日)舞台挨拶決定!
詳しくはこちら
『千夜、一夜』
ある離島の港町に暮らす、登美子(田中裕子)。30年前に行方をくらませたままの夫がいる彼女は、彼がいなくなった理由や生死もわからない中で、その帰りを待ち続けていた。漁師の春男(ダンカン)から思いを寄せられているものの、その気もなかった。あるとき、登美子は2年前に失踪した夫・洋司(安藤政信)を捜す奈美(尾野真千子)と知り合い、街中で洋司の姿を目にする。
『PIG/ピッグ』
オレゴンの山奥で、孤独な男ロブ(ニコラス・ケイジ)はトリュフ狩りをする忠実なブタと住んでいた。
ロブはトリュフバイヤーのアミール(アレックス・ウルフ)と希少で高価なトリュフを売買し、わずかな物資で生活していたが、ある日大切なブタが何者かによって強奪されてしまう。
ロブはブタを奪還するためにポートランドの街まで下り、アミールと手がかりを捜す。
ロブはブタの行方を辿る中、故郷でもあるポートランドで自身の壮絶な過去と向き合うことになる。
この機会に是非ご鑑賞ください。
皆様のお越しを心からお待ちしております。