さとしせんせー(ジツガク代表)とは?
はじめまして。
「さとしせんせー」こと有薗賢志(ありぞのさとし)です。
大阪府堺市を拠点に、家庭教師型の科学実験教室「ジツガク」を運営しています。
この記事ではぼく自身の経験と、ジツガクを運営するに至った経緯を書きたいと思います。
略歴
大阪府堺市生まれ堺市育ち
三国丘高校→大阪大学/大学院(工学)
大学院時代は化学と生物学の融合領域(ケミカルバイオロジーといいます)で研究活動を行っていました。
MRI造影剤の開発や合成蛍光分子を使った糖尿病関連タンパク質の動態解析など、科学実験の毎日でした。
国内だけでなくイギリス、フランス、ドイツ、韓国など国際学会でも発表経験があります。
大学院を卒業後は研究の道を離れ、社員5名の小さな人材会社に入社しました。
旧帝大・関関同立の学生に就職先となるベンチャー企業を紹介するような、とてもニッチな領域でサービスを展開する会社でしたが、約3年間で法人営業、学生面談、自社サイト制作、システム構築など、さまざまな業務を経験しました。
常に社長とマンツーマンで仕事をしていたので、会社経営というものを肌で感じられるすばらしい経験でした。
ジツガク運営の背景と想い
自分が小学生や中学生だったころを思いかえすと、毎日開いていた教科書の内容はほとんど覚えていません。
でも、年に1,2回しかなかった科学実験の授業はなぜか「おもしろかったなぁ」という感情とともにぼんやり覚えていたりします。
たぶん、ただ文字や絵を視覚的に「見る」だけでなく、自分で手を動かして、音やにおい、触覚や味覚も含めた五感をフル活用して「体験」していたからだと思います。
大学院の研究室で毎日科学実験をしていたころから「こういう体験をもっと気軽にできる場所があったらいいのに」と思っていました。
それがきっかけで、就職してすぐに民間運営の学童で小学生向けの科学実験教室をはじめました。いろいろな実験をやってみて、こどもたちが科学を身近に感じ、たのしんでくれるのがうれしくて、もっとこの経験を広めたいと思い、家庭教師型で科学実験教室を開こうと思いました。
塾や学校の先生ではない元研究者の自分がやる意味として「ちゃんと原理を解説すること」を心がけています。塾や学校の先生には受験や決められたカリキュラムの制限があるので、教科書の内容以上のことはなかなか教えられません。ほとんどの場合、教科書レベルでは正しく原理を解説しきれておらず、あいまいなままになっています。
ぼくの教室では、高校 / 大学レベルの知識を用いて解説することもあるので、小中学生にはかなり理解が難しいと思います。それでもできるだけ細かく正確に背景にある科学を伝えたいと思っています。
今、この瞬間に完璧に理解してほしいというよりも「身のまわりのすべての現象には理由がある」ということを知ってもらいたいという思いで本気の解説を心がけています。
10年後ぐらいに、こどもたちが科学を深く学んだときに「さとしせんせーが言ってたやつだ!」と思いだしてもらえたらしあわせだなと思っています。
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LINE ID: arizono0216
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