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変化の渦の真ん中に乗り込んでいく。逃げない春。【2022春分 3.21 0:33】

春分は西洋占星術では重要な日。
太陽が黄経の0度(春分)、90度(夏至)、180度(秋分)、270度(冬至)を通過するその瞬間を映し取ったホロスコープで季節ごとの世相や出来事、傾向を占います。
本日は春分。6月21日の夏至までの3ヶ月をみてみましょう。

新しい世界が始まった!

昨年に続いて今年の春分も風のグランドトラインが形成され、風のエネルギー、知性やコミュニケーション、言語、フラットな価値観、スピード感に満ち満ちています。
構成する惑星・ポイントは、天頂・火星と金星・黒い月で、嵐が吹き荒れるようなイメージではないんですが、確実に既存の世界が価値観が崩壊している様を表しています。
でもそれはとても良いこと。
私たちの変容を現実にしていくための既成概念の崩壊ですからね。

言ってみれば、この春、私たちはみんなで新しい世界に移民するのです。

グランドトラインのエネルギーは高度な癒しと同時に傷をも表すカイロンに向かって放出されますが、カイロンが座すおひつじ座12度は闘争がもたらす可能性の座。
今までコミュニケーションが取れなかった人とつながる機会が増え、挑戦したい気持ちが自然と湧いてくるような配置ですね。
新しいつながりが既存の価値観の崩壊に晒される不安を癒し、新しい世界を生きるための土台になっていきます。

これまで私たちは、ずっと変化に備えて準備をしてきました。
歩みを止めず、覚悟を決め、新しい世界への移行を成し遂げましょう😊

変化から逃げない!

というわけでこの春は、移民したばかりの国であたふた忙しい日々を送るイメージとなります。
正直、厳しい。。

3月の終わりから4月の半ばには、みずがめ座で火星が土星に重なり、水瓶座と葛藤のポジションにあるおうし座には天王星とドラゴンヘッド。
これはかなり厳しい圧が予想される星回りになります。
また、そのプレッシャーが薄れると思われる4月半には火星の魚座入りが待っていますが、疫病の流行を表す火星と海王星のコンジャンクションに向けて社会的には不安と圧が強まりそう。
4月の終わりには全惑星巡行が終わって物事が進みづらくなり、その後、火星がおひつじ座に移動すると、今度は火のエネルギーが燃え広がり、猛烈に働かされる、動かされるイメージ。

外側からの圧と、内側からの圧、両方に翻弄されることになりそう。
この春は変化を恐れて自分に閉じこもったり、失った過去の幸せを取り戻そうとしがみついたりするのは危険です。
変化の時に変化できないと、自分に本当に必要な可能性や機会を見逃してしまうんです。
逆にいうと、自分を望ましい方向に変化させる大きなチャンス、恐れずに飛び込んでいってほしい!

リスクは避けるもののではなく、管理するもの。変化の春に覚悟を決めて前向きに飛び込み、乗り切ってください。
前だけ見て進みましょう。

準備をしてきたみなさんならできるよ!

以下はこの春の注意点を。

コロナ第七波?

火星が魚座にいる期間、4/16〜5/26の6週間は、コロナの第7波の流行に注意を。
海王星と火星のコンジャンクションは疫病の流行を表すといわれている上に、5/11までは拡大を表す木星も魚座を進行します。
海王星も木星も魚座とは相性が良くて力を増しているところに、魚座とはあまり相性の良くない火星が入ってくるので、ここは本当に心配なところです。

フェイクニュース

今回のホロスコープでは、価値観を表す2ハウス、コミュニケーション・情報・メディアを表す3ハウスに星が集まっていて、そこが大きく変化することを示唆しています。
価値観の部屋はよくわかります。世の中がみずがめ座的な価値観、公平性や理知的な判断、数字に基づく決断、自由や尊厳の尊重といったものに更新されていく。
問題は情報やコミュニケーションの3ハウス。
水星のいる18度は自己劇化の座。
豊かな感性、集合無意識の実現という海王星・木星、今回天底という位置から考えると、あんまりいい意味で出てこない気がします。
むしろ夢想とか、妄想とかね。
春の間は「夢に飲み込まれる」感じですし、だからこそわたしたちも変化していけるわけですが、行き過ぎた夢想には注意を払ってください。

まとめ

というわけで、辛くてもしんどくても前に進む春です。
こんな時だからこそ自分を癒すことも必要です。がんばったあとは自分を褒めて労いましょう。
歯を食いしばっていく時です。後戻りはできない。
でも新しい世界にも当たり前の幸せはちゃんとありますから😊

夏も厳しい時間が続きます。
息切れしないように。
でもこの時期に必要なことをちゃんとやって進んでいきましょう✨

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