第8週*芯の強さを取り戻す
第8週では、創造のリスクを引き受けることを学びます。
喪失の体験
創造的な、あるいは主体的な人生では、あらゆる種類の困難に出会いますが、私たちはそれを乗り越えて生き抜いていかなければなりません。
ジュリアは「喪失」と呼ぶその困難がどんなものかというと、
希望の喪失
自分には才能がないかもしれないと思わせられる体験
思ったとおりに想像できないという体験面目の喪失
作ったものを酷評される体験お金の喪失
創造に費やしたお金が報われないという体験時間の喪失
創造に費やした時間が報われないという体験
などなどですよ。
創造や主体性は私たちに新鮮で懐かしい感覚や、安心感や安らぎ、楽しみをもたらしてくれますが、同時に同じくらい大変な困難ももたらします。
でも困難・喪失の体験から逃げてはいけないのです。
創造によってもたらされる喪失を堂々と引き受けること。それが今週学ぶ「芯の強さ」です。
害を与える者たち
創造的に生きようとする人に害を与えるのは、いつでも創造性を諦めた人たちです。第1週で学んだ影のアーティスト、本当に自分のしたいことを自分から諦め、経済的な生き方を選んだ人たちほどアーティストに厳しい。
彼らは、他人の創造性を貶し、自分が創造的に生きなかった正当性を、厳しい世界だから当然だ、と擁護します。
彼らの批評はこんなふう。
「将来性がまったくない」「才能に疑問を感じる」「私の期待は間違っていた」
私たちは的確な批評に傷つくことはありませんが、もっともらしいのに要点を突いていない総括的な批評の攻撃性には傷つきます。
論理的な反論を許さない、アーティストを痛めつけるための批評に傷つかない人なんていません。
しかし、彼らを乗り越えることは、ぶっちゃけ創造的な人生を生きるための通過儀礼です。
アーティストとして受けた傷を堂々と引き受け、十分に悲しみ、そして次の扉に向かいましょう。
次は何をしたらいいか 常に問いかける
害になる批評や、喪失、困難、障害にぶつかった時、私たちは傷つき、戸惑いますが、そこで立ち止まることはもうやめましょう。
次の扉、別の扉を探すのです。
仕事が仕事を産む。
→次の扉は私たちがすでに持っているものの中にある。
毎日、創造性を伸ばすために取れる行動が必ず一つはあるはずです。
そのささやかな行動をしましょう。
絶えず自分に何ができるかを問いかけ、小さな行動を実行に移しましょう。
その積み重ねがあなたの芯の強さを作っていきますよ😊
まとめ
今週は、芯の強さを取り戻すために、
①創造によってもたらされる傷を堂々と引き受けよう
②傷や困難、喪失を乗り越えることはぶっちゃけ通過儀礼
③常に次に何をするべきか自問し、創造性のためのささやかな行動を続けよう
を学びましょう。
今週のモーニングページでは、いますでにぶつかっている困難と、次の扉のありかを問いかけてみてください。
みなさんが軽やかに通過儀礼を乗り越えていきますように!
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