第4週*本来の自分を取り戻す
第3週では「誤って信じさせられていたまやかしの自分の限界を取り払う」ことがテーマでした。
第4週も引き続き、「現在の自分」によって隠されている「本来の自分」を発見していきますよー!
大丈夫なふりをやめる
私たち何かあると呪文のように「大丈夫」という言葉を使ってしまいますが、それは本当に本当の意味での「大丈夫」なのでしょうか?
励みになる言葉として「大丈夫」をあげている人もいましたが、大丈夫ってとても曖昧な言葉ですよね。
気にしない
問題ない
我慢できる
無視できる
無理とは言わない
自分を納得させられる
飲み込める
立ち上がれる
などなど。どの意味で「大丈夫」という言葉を使っていますか?
本当の感情、「本当は嫌だけど」「本音を言うとしんどいけど」を覆い隠して頑張ろうとするとき、大丈夫という言葉を使っていませんか?
もちろん本当に大丈夫なときもあると思いますが、「大丈夫」という言葉を使う時、私たちは何かしらの思い込みに縋っているということを認めましょう。
私たちが縋っている思い込みは、
「がんばればいつか報われる」
「辛くても社会人としてちゃんと振る舞うことで他の人に軽蔑されない」
「ここで立ち上がれば置いていかれない」
「平静を装えれば愛情や面目を失わない」
などなどです。
大丈夫という言葉を否定するわけではありません。でもこの言葉をもっと丁寧に取り扱ってみましょう。
そして本当に大丈夫じゃない時に、安易にこの言葉を使わないようにしましょう。自分がしがみついている思い込みに気づき、手放しましょう。
新しい自分に出会うことを恐れない
私たちは誰でも、周囲とのむやみな軋轢を避け、安全に、そして無難に生きていくために、人工的に作り上げてきた自己の一部を抱えています。
人工の自己といっても、私たちが人生の中でがんばって作り上げてきたものなんですが、アーティストウェイでは、この人工の自己から本来の自分の感情・感覚に立ち戻っていきます。
みなさん、いかがでしょう。そろそろ新しい自分の出現を感じ始めていますか?
アーティストウェイを進める中で、気づきたくない感情に向き合うことを強いられて腹が立つかもしれません。
介護や子育て、家族への責任や、ライフプランや仕事の立場上、今は自分を変化させられないと思う人ほど無意識に殻が固くなってしまうんですけど、しかも多くの場合、自分ではそれに気づけないんですけど、本当の自分に戻ってもちゃんとやっていけると自分を信じてあげてほしいなと思います。
自分に無理ブレーキをかけなくても、本当の自分を解放しても、あなたはいきなり全部投げ出したりしません。
安心して変化を受け入れてみてください。
活字を読むのをやめるエクササイズ
それと今週はですね、「活字を読むのをやめる」というちょっと大変なエクササイズがあります。
これは受動的に情報を受け取ることをやめてみるという一種の実験です。
みなさんこれを完璧に実行するのは難しいと思いますので、自分ができる範囲で取り組んでみてください。
それで、活字を読まないかわりに、絵を描く、片付けをする、編み物をするのように、主体的な行動や遊びをしてほしいんです。
SNSを見るのをやめてみる→代わりに瞑想をする
仕事以外では活字を読まない→空いた時間で絵を描く
のような感じでOKです。
脳への刺激の与え方を変えてみるのがこのエクササイズの目的ですので、ぜひ今週は活字を追う代わりに、他の遊びをしてみてください。
まとめ
第4週に意識することは、
大丈夫なふりをやめてみる。大丈夫という言葉を使いたくなったら、自分がその言葉をどういう意味で使おうとしているのか考えてみる
変化を恐れず、受け入れる。これまで以上に自分の感情を観察し、心の中をのぞきこむ。それをモーニングページに書く。
脳に与える刺激を変えてみる実験。活字を読むのをやめて他の遊びをしてみる。
です。
第4週はさらに心を開いていきましょう✨
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