眞子さんと小室さん

暇である。ひきこもってるから当然である。暇なのに立ち上がる気力もないほどである。一体この先、どうするんだろう、そう思うほどに頭の中に白い靄がかかったようになってきて、考えることもできない。こんな状況に甘えている人間のすること、出来ること?といったらベッドでスマホである。最悪に情けない、最悪に無様。私をいじめた人間は今頃、恋に仕事に子育てにと充実してるんだろうな、と悲しくなる。悲しいが、降っても降ってもやまない雪のようにその気持ちを書いても書いてもどうにも何も解決しない。だから、何か具体的なことを書いて見ようとおもう、それがどんなにくだらなくても。

で、眞子小室問題である。横たわったままスマホいじりくらいしかできない人間は1日ネットニュースとか見ている。必要があるわけじゃない、他にないから。それで全然興味もないのに最近関連ニュースが多すぎて、毎日毎日じーっと眺めてたらどんどん情報が自分の中に溜まって来てしまった。あんまり溜まってくるので一度ここで吐き出そうと思う。もう忘れたい、人の結婚話なんて。。。

びっくりしたこと。眞子小室問題がおおよそ四年もの歳月をかけ最近一応の?決着を見た。そのことの是非じゃなく、ニュースに自分の心が反応したことに結構驚いた。なんだろう、日本人のメンタリティなんだろうか?個人的にこれまでの人生皇室になんの興味も持ってなかったと自分では思ってた。なのにこの一連の流れになんだかすごく嫌なものを感じた。一言で言うと「えええっーー」っていう感じ。なんでそんな風に感じたかって考えると自分の中に無意識に皇室ってものの何かイメージがあったんだなぁということだと思う。優しくて嘘がつけないと世の中はとても生きづらい。正直どんな優しそうな人でも自分の内側にいない人に対してはどこまでも利己的だし、卑怯者の方が成功する。でもそんな世界でも例えば天皇陛下とか皇室って正々堂々とか誠実、平等の代名詞みたいに思ってたんだと思う。まだそういうものが残っているよ、消えないよ、ここにあるんだよっていう。それをさ、この眞子さんはひっくり返したよね。一連の流れの中でいろいろ感じる違和感、でも実際の本人たちの発言や会見がないから、本当は何がどうなのかわからないって人が世の中ほとんどだったと思う。ネットのコメントとかは過激だけど、実際ああいうところは書き込みをする人しない人でいったらしない人、感想はあっても黙ってるのほうが多いだろうから過激な感想が多数派ってわけでもなかったと思う。なのに、会見でのあの一言「小室さんの行動はすべて私の支持した方向でうごいてもらいましたっ!」って。。。もう「えええっーー」しかない。なんか自分たちの見ている、あると思ってたものが本当はなくて、ただのペラッペラな舞台でしかもトドメにまだ舞台の途中なのに幕をめくってハイ、セットの裏側見ますか!!っていわれたくらいの驚きだった。

こんなの、無力な一個人のしかも社会底辺の引きこもりの感想だけど、日本人の中で今生まれてる反発のようなムーブメントはこんな気持ちになった人が多いからなんじゃないかと思う。こんな堂々と、あからさまにね、って気持ち。政治家ならまだしも、皇室で。そのなんというか、不平等?ある人には権力が、しかも自分の努力でもなく与えられてて、でも権力なんか関係ない世界ですからって顔してたけどそれは演技で実は私欲に権力は使いますよ、生活って労働の対価じゃないんですよ、私たちには権力がありますから、反対してるふりして親も味方ですから、そういうことですよね。これは、正直、悲しい。嘘をつき続けて欲しかった。それともそこまで両親や当事者の二人が利口でなかったことで本音が聞けてよかった、と思うべきなんだろうか。日本もここまで来たかーって感じですね。もう両親も含めここまであからさまにしちゃったら本人たちは自由だなと思う。とりつくろうこともないし。でも庶民は悲しい。悲しいは無力と同じ。

最後に思うのは、そういうわけで権力を振りかざすことにためらいのない側はそれでこれからもいいのだろうけど、天皇陛下夫婦と愛子さまが追い込まれていくよね。これまで以上に、私利私欲なく身を正して行動しなきゃと思わされそう。でもそんなの心のある人間には100%の無心なんて無理だからね。悟りをひらいたお坊さんでもあるまいし。けど片方に振り切った弟一家がいいればシーソーが壊れないようにするにはもう片方の端を同じくらいの力で抑えなくてはならないわけで。本当はそんな対立構造的な印象になること自体避けなきゃいけないと思うんだけどね。良心のある人が追い込まれない世界であってほしい。でないと、私なんか本当に生きていけなくなっちゃうよ。悲しくて(笑)

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