薬膳日記24 食材の効能

私がなぜやってるかというと大学病院の案内係担当をしてた頃
事務員さんがやってきて
「みんな自分の身体を酷使ばかりしといて病院に来て治せっておかしいよね」
と言われたのです。

酷使しなきゃいけない場合もあるし食べたい物食べて何が悪いって人もいる。
その言葉は私には刺さる言葉でした。同時にうつ病も診断され、薬を調べるうちに20歳代で漢方を教わってたんだから薬膳もマクロビもナチュラルフードも勉強出来たらと思うようになりました。
野菜、果物から始めてナチュラルフードの通信教育から
オーガニックベースという所でマクロビオティックを勉強し、疑問を持ち
薬膳講座を受けました。

病院でバイトしてた当時は新型インフルエンザの時で
いた病院にも何人かいらしてました。
今 コロナだから自分の免疫力の事を考えてもいいんじゃないかなと思います。

 


法治
解表散寒(げひょうさんかん)

邪気を発散して寒邪を取り除く事。

適応する症状

風寒の邪気に肺の機能が冒されて起こる感冒

(風寒感冒)

合う食材

ショウガ ネギ シソ コリアンダー 豆鼓

 

法治

疎散風熱(そさんふうねつ)

風熱の邪気を取り除く

適応する症状

風熱の邪気に肺の機能が冒されて起こる感冒

(風熱感冒)

合う食材

茶葉 豆鼓 ハッカ 菊花

 

法治

清熱瀉火(せいねつしゃか)

夏を冷ます

適応する症状

風熱の感冒の発熱や炎症

合う食材

ニガウリ スイカ ナシ

 

どれも熱によるカゼだとか寒気がする冬のカゼの症状に良い。
当時は春だったので 春の食材を書いていました。



体調が悪い時はその体調に合わせて食材を選んで調理して
病気であればお薬を飲みながら 効いて健康になるように
食べ物で補っていきましょう。

風邪ひいて寒気がして鼻水が出ているのにアイスを食べる
なんてしませんよね?
ネギや生姜、温かい物を食べるのではと思います。
そんな感じで選びますが
特に元気だという方は
季節に合わせて 食材を選びましょう。
今書いている 時期は冬です。

黒いものを中心に選んでいきましょう。
黒豆 黒米 黒ゴマ 黒きくらげ ゴボウ
なす こんにゃく しいたけ しめじ
いかすみ あさり のり しじみ
ひじき わかめ 昆布 もずく など。

だんだんおせちに見えてきましたか?
おせちってお正月に食べるのは
元旦に身体を整えるために できているんじゃないかなと
思ったりします。

黒は腎を元気にします。 簡単に言えば腎はエネルギーの事。
お腹と腎と肝(血の巡りストレスなど)を巡って
元気に過ごしましょう。

 

 


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