同期と真逆の悩み
ひと夏で終わる現場の責任者として「最後の研修」という形で今仕事をしている。
新卒の同期は各々、各現場の責任者・副責任者に配置された。
私は今後やりたい職種・仕事、性格などを考慮され、1番大きい現場の副責任者で責任者の補佐という形で配属になった。
1番大きい現場なだけあって、既に元々いる副責任者、アルバイトの人達はかなり仕事ができる。役割分担がしっかりされてて、組織として完成しているところにぽっと出の新卒の私が入った。私がいなくてもなんでも進められる。
状況によって、補佐に徹するかと思えば、責任者的立場にいないといけない時もあり、いまいちその現場での自分の立ち位置がつかみきれてない。
右も左も分かんなくて困ると言うよりは、何をすれば貢献できて、どうやったら自分からできる仕事を見つけていけるか、自分の役割・存在意義は何か、という点で、大きな悩みと向き合っている。全部自分の責任でリーダーとなってやった方が、自覚と責任感と向上心を持って取り組めるのにと最近は思う。
同期はまさに、いきなり頼れる人の少ない現場で責任者をして、右も左も分からない、で困っている。私と真逆だ。
同期は、あれもこれもやらなくてはとしっかり考えて責任者として自発的に行動できる立場にある。私は陣営が揃いすぎてて、全部やってくれているから本当に何もしていない。情けない。新卒とはいえ、社員である私がその現場で何もそれっぽいことができていない。
全然社員の自覚と副責任者という責任感がもてない。
会社側は、忙しい責任者の手の回らないところを私がやればいいと思っているんだろう。現場のアルバイト達は、社員で副責任者なんだからその仕事をしろと思っているだろう。ある意味、特殊な板挟みかもしれない。
この研修が終わるまでに、1人前の副責任者、あるいは社員になれているのか、とってもとっても不安でしかたない。