ネグレクトされた辛さを認めた後

ネグレクトを受けたことは、人生でもっとも辛いことでした。

姉や母にどれだけ罵られようと、

両親の帰りをただただ待って、永遠に感じられたあの時間に、愛を感じることもなく、会話する人も居なく、
ひたすら自分はいらない人間なのだと突きつけられる時間ほど辛いものはありませんでした。


悔しいというか、気持ちのぶつけようが無いのが、両親が自営出なければ、こういった状況にはなってなかっただろうな、と思うことです。

母親は必ずご飯を作ってくれていたし、私の学校の話も聞いてくれていたし、父も私の好きな音楽を楽しめるように沢山付き合って、愛を注いでくれたと思います。

私がこうして、彼氏や友達のことを愛おしく思い、心から愛せるのは、両親や祖父母や親戚にたっぷり愛情を注いでもらったからに他なりません。

それでも、悲しいかな、一つの間違いで家庭は崩壊し、
私はこうして長時間放置されることで、自分はいらない人間なのだと自己肯定感は下がるところまで下がり、10歳ごろから24辺りまでは、毎日自分の存在意義について自問しては、やっぱり自分は要らない存在なのでは…?という答えに行き着き、自●を考えては、死ぬことの怖さに打ちのめされて、結局は頑張る生きて行かなきゃ行けないんだ、というまた一つの虐待サバイバーの苦しみを味わうことになりました。


姉からは酷い虐待をされましたが、姉の心情は理解出来ます。

姉もきっと愛に飢えて、自分自身を全て否定されたように感じたから、自分より下を作ることで何とか精神的に生き凌いだと思います。

とてもとても、酷い、辛いサイクルです。

私はこのサイクルを絶対に断ち切ろうと決心しましたが、
ようやく終わりが見えて来たように思いました。

この辛く苦しいサイクルを断ち切るのは徒歩で、韓国から中国を通ってイギリスまで辿り着くような、全く終わりの見えない長い長い長い道のりでした。

途中で、何度も死にたくなりましたし、これは決して簡単なことはありませんでした。

虐待サバイバーの方々が、インタビューや体験談で、克服されていってる姿を見ては、なんで?という疑問符が頭から離れず、どうしたら自分もそうなれるのだろう?と考えました。

確かに辛い体験や感情はすぐには無くならないし、無いものにすることもしたくない。

けれど、親がして来たことや自分が生きる意味はないと思わされたことは、自分が悪いのでは無くそう思わせた親が100%悪い

親にどんな過去があろうと

私たちは被害者だと思っていいし、失ったものを嘆く時間があって当たり前です。

親に与えられたあの悪魔の時間は、実はかりそめで、存在してはいけない人や誰にも必要とされない人などこの世には居ません。

この世にかけて良い人などいないし、皆んな必要です。

生きてるだけで、みんな嬉しい
そして、無理することをやめて、ありのままのあなたでいて欲しいと心から願っています

これが、長い道のりをかけて得た答えです。

私は必要な存在だし、ありのままの私で良いんです。

自分にどんな自分を責めて否定する言葉が出て来たとしても、それはかりそめです。

まだ、傷を癒すのに時間は要ると思いますが、着実に幸せを感じれるようになって来ています🥰