アンチエイジングや病気の予防に役立つ抗酸化物質
皆さん、こんにちは!
SARAスクール「食の資格」担当スタッフです。
私たちの体は加齢によって衰えていき、
体が疲れやすくなったり、肌の調子が悪くなったり、
はたまた病気にかかりやすくなっていきますが、
どうしても加齢は避けることができませんよね。
しかし、食事から加齢による体の衰えを減速させることができます。
そのために役立つのが、食成分の1つである「抗酸化物質」です。
私たちの体は酸素を用いてエネルギーを作り出していますが、
酸素を利用することに伴って活性酸素が体の中で生じます。
この活性酸素がやっかいなもので、
活性酸素が細胞を正常な細胞を傷つけたりして、
老化や皮膚トラブル(しみ、シワ)、生活習慣病の一因となるのです。
活性酸素は加齢に伴って増えていきますが、
食材に含まれる抗酸化物質に活性酸素を減らす働きがあります。
ですから、抗酸化物質を多く含む食材を積極的に摂取することで、
アンチエイジングや生活習慣病の予防につなげることができるのです。
抗酸化物質を多く含む食材は、主に緑黄色野菜や果物です。
特に現代人は野菜の摂取量が少ない傾向がありますが、
野菜には抗酸化物質だけでなく、ビタミンやミネラルをはじめ、
健康維持に必要不可欠な栄養素がたくさん含まれていますので、
何かしらの野菜を毎食取り入れたいところ。
サラダが苦手の方、料理を苦手という方は、
市販の野菜ジュースやスープなどでも良いと思います。
加齢は避けることができないものですが、
抗酸化物質を多く含む食材を日常の食事に取り入れることで、
予防につなげることができますので、
野菜や果物を積極的に摂取していくようにしましょう。
ちなみに、さまざまなスパイスやハーブにも抗酸化作用があります。
スパイスとしては、
ターメリック、クミン、シナモン、生姜、クローブなど、
ハーブとしては、
ローズマリー、ルイボス、セージ、オレガノなどが代表的です。
これらの中で、シナモン、ローズマリー、ルイボスあたりは、
紅茶など飲み物にもよく使われていますので、
比較的利用しやすいスパイス・ハーブと言えます。
健康的に年を重ねていけるよう、
抗酸化物質を多く含む食材をうまく取り入れてみてくださいね。