ダイヤモンドの4C「カット」編

皆さん、こんばんは!
SARAスクール「趣味の資格」担当スタッフです。

ダイヤモンドの品質基準である4Cのうち、これまでに
「カラット」、「クラリティ」、「カラー」についてお話してきました。

今回は残りの1つである「カット」について解説いたします。

カットというのは
ダイヤモンドのプロポーション(形と仕上げ)のことで、
最も一般的なラウンドブリリアントカットに適用される評価です。

ダイヤモンドの形状には、ほかにもハート型やドロップ型など、
さまざまなものがあって、ファンシーシェイプと呼ばれていますが、
ファンシーシェイプに対してはカットの評価は行われます。

ラウンドブリリアントカットは58面体をしていますが、
アイディアルカットといって理想的なカットの形があります。

この形に近いほどカットの評価が高くなり、評価基準は
一番上がExcellent、次がVery good、Good、Fair、Poorの5段階になります。

カットはダイヤモンドの4Cの中で最も重要な要素で、
カットの具合によって見た目の美しさ、つまりは輝きが違ってきます。

ダイヤモンドは、外からの光がダイヤモンドの中に入って反射して、
また外に抜けて私たちの目に輝きとして見えます。

カットが悪いとダイヤモンドの中に入った光が途中で抜けてしまい、
そうすると私たちの目に輝きとして見えなくなってしまうのです。

ですから、ダイヤモンドのカットはできればExcellent、
最低でもVery goodを選ばれることをおすすめします。

特に結婚指輪には価値を重視されると思いますが、
結婚指輪であればExcellentを選ぶようにしましょう。

ちなみにですが、3Excellent(3EX)というものもあります。
これはカットの評価だけでなく、
研磨の状態や対称性もExcellentの評価を受けたダイヤモンドです。

3EXは非常に輝きが美しいダイヤモンドですので、
品質にこだわりたい方は3EXのダイヤモンドがおすすめです。

予算があまりないという方も多いと思います。
しかし、せっかくのダイヤモンドですし、
カットは最も重要な要素となりますので、
予算が少なくてもカットにだけはこだわるようにしましょう。

以上、ダイヤモンドの4Cについてでした!
皆さんが今後ダイヤモンドを選ぶ時の参考になれば幸いです。

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