心身に不調がある時の胃に負担をかけない食べ方
皆さん、こんにちは!
SARAスクール「食の資格」担当スタッフです。
最近はコロナの影響もあって、
体調不良が続いていたり、ストレスが溜まったりと、
心身の不調を感じている人は多いのではないでしょうか。
今は自粛の流れがありますから、外出を回数は明らかに減りましたし、
「食事」が唯一の楽しみという人もいらっしゃることでしょう。
でも、体調不良やストレスがあると胃が荒れてしまい、
胃もたれなどの不快な症状が出てくると、
食事を十分に楽しめなくなってしまうものです。
ですから、特に心身の不調がある時には
「胃に負担のかからない食べ方」を心がけるようにしましょう。
胃に負担をかけないようにするためには、第一に
脂っこいものや刺激のあるもの、アルコールを控えることが大切です。
胃が荒れている時にこのようなものを摂るとさらに胃が荒れてしまうので、
心身の不調がある時にはまず胃を休ませてあげましょう。
ただし、意外に思うかもしれませんが、極端に空腹が続くと、
胃液によってかえって胃が痛んでしまうこともあるのです。
ですから、全く食欲が出ないという場合には
食事を抜いたり軽いものにするのがよいですが、
基本的には3食を規則正しく食べるようにしましょう。
食事の時間にも注意が必要です。
本来、睡眠中に胃が休まりますが、
夜遅くに食べて胃の中に食べ物が残っていると、
だらだらと消化することになり、胃に負担がかかってしまいます。
そうなると翌日に胃もたれが起こってしまったり、
体も休まりにくくなって疲れがたまってしまいます。
胃の中での消化には3~5時間くらいかかりますので、
夕食は最低でも寝る2時間前、できれば3時間前に済ませて、
ある程度消化された状態で寝るようにしましょう。
これらのことを行うだけでも胃の負担がかなり減ります。
元気な時であれば多少無理な食べ方をしても問題にはなりませんが、
心身に不調がある時は胃が敏感になっていますから、
できるだけ胃に負担をかけないようにし、
胃を休ませる時間を増やしてあげましょう!